
クレイジーケンバンドはこれで7曲目になります。けっこう多いですね。

2013年発表の最新アルバム(まだそうだと思うんですが)「FLYING SAUCER」のタイトルチューンということになりますね。
※このアルバムについての横山剣のインタビューを見つけました。
こちら。

相変わらずの多国籍ぶり、思いつくままやりたい放題のアルバムなんですが、それでもなんというか調和が取れているところが横山剣の真骨頂だと思います。インタビュー番組で話してるのを聞いたことがありますが、曲も詩もあふれ出るように湧いてくるんだそうで、それを吐きだしてるだけだとか(極端に言えば、ということでしょうけど)。やはり大した才能というべきでしょう。

この歌の歌詞で特にインパクトがあって耳について離れないところがあります。
「ベネズエラの血が数パーセント混じっているの」と
どう見てもうそつきだなあの女
ってとこなんですけど、歌詞に「ベネズエラ」なんて出てくるのは後にも先にもこの歌だけなんじゃないかと思います。
なんでベネズエラなのか? 彼の中に浮かんじゃったんでしょうね。何かの体験か待ちで目についたものからの連想なのか。チョコレートと関係があるのかもしれないですね。

ラテン系--といいながら香港系アジアンテイストも聴いてますが--のテンポのいいダンサブルな曲で、ノリノリ気分になれます。もちろん、ランにもうってつけの1曲だと思います。
2013「FLYING SAUCER」