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MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

名古屋国際女子マラソン2010 ~加納由里が宣言通り優勝

2010-03-14 | レース観戦・応援
 TVではありますがレースの模様をずっと見てました。
 それにしても加納さんの走りはすばらしいですね。身体の動きは上下にも左右にもほとんどぶれない。腰の位置は一定。常にほんの少し前がかりの姿勢。腕の振りにも無駄な動きはない上、その動き自体がほとんど変わらずに永久機関のごとく動きつづけていた。ピッチも最後まで崩れませんでした。
 競技場最後のコーナーで帽子とサングラスを外して腕を突き上げた時の泣き顔にはグッときました。優勝宣言して、本当に優勝するというのはすごいことです。

 もう1人、このレースで名古屋を去る大南博美選手の走りも力強さを感じました。今日の彼女は本当に最後まであきらめなかった。有森裕子の解説どおり、確かにいつも先頭集団から離れるとあっというまにおいていかれる印象があります。でも今日はクライツイテル--というか苦しいけど気持ちよさそうに、楽しそうに走ってました。3位でゴールテープを切る瞬間も笑顔でした。納得のレースだったんでしょうね。まさに万感の思いという感じでした。

 感動したなあ。体調不良でこの何日か走れていないわたしですが、なんだかむずむずしてきました。咳がひどくて胸筋が痛い。普通に考えると走ったりする状態ではないんですが、歩くくらいならなんとかなるかもしれない。
 幸い今日は暖かいし、おかげで近所の桜もいっせいに花開いたようです。
 ちょっと歩いてみるかな。
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都道府県対抗男子駅伝(2010)は見ごたえがありましたね。

2010-01-25 | レース観戦・応援
TVで都道府県対抗駅伝を見ました。
最大の見どころは何と言っても3区。箱根駅伝ですっかりスターになった「新・山の神」福島の柏原竜二(東洋大)と長野の村澤明伸(東海大)が激突。柏原の走りは誰にも真似できない。最初の1kmを2分36秒という信じがたいペースで猛追。アッといい間に先頭に追い付き、以降は村澤と並走。最後は力尽き、吐きそうになりながら、それでも数秒差の3位でタスキをつないだ。

●柏原と村澤
 柏原の後先考えずに突っ込んでいく攻めの走りにはいつも熱くさせられる。
 今日のようにクレバーな走りに徹した村澤のような選手にかわされてしまうことあるだろうが、世界のNo.1 というわけでもなければキャリア終盤のベテランというわけでもないのに守りに入っているようではいつまでたっても強くなれないに違いない。
 男子マラソンの今の窮状はそのあたりにあると思う。その点女子には「攻める」選手がいる。福士と渋井だ。やっぱこの二人が力を発揮した時にはびっくりするようなことが起きる。それが面白い。
 そういう意味で柏原には大いに期待してしまう。
 一方村澤の走りは本当にきれいだし、体のバランスがすばらしい。しかも頭がいい。解説の宗さんも言ってたが、柏原と並んで日本の長距離界を背負って立つ(立ってもらわないと困る)選手に違いない。だからこそ、もっと攻めるレースを見たい。
 この区間1位でタスキをつないだが、2位以下とのタイム差があまりなく、結局長野は最終7区のエース・佐藤悠基が15位で受けたタスキを桁違いのスピードで追い上げ5位入賞を確保したものの優勝争いには絡めなかった。
 ところで、3区の区間賞はこの二人をさておいて、2位村澤に1秒差、3位柏原に2秒差をつけて岐阜の大西智也(旭化成)が獲得した。なんと17人抜き。
 にもかかわらず、名前もアナウンスされなければインタビューもなく、「ちょっとどうなのさ」と憤慨しながら見てた。

もう一つの見どころは、もちろん最長13kmのエース区間・最終7区での福島の佐藤敦之(中国電力)と兵庫の竹澤健介(ヱスビー食品)の優勝争いに絡む駆け引きだった。
 佐藤は必死の形相で首位・埼玉の堀口を追いかけた。ほぼ同時にタスキを受けた竹澤はその佐藤に遅れずにつくという作戦に終盤まで徹し、画面でも見ていても余裕があった。
 残り1.5kmで先頭に追い付いた二人は、間もなく埼玉を予想通り置き去りにし、スピード勝負では分の悪い佐藤は、ここでイッキに竹澤をも置き去りにしようと、ロングスパートをかけるが、竹澤との距離は離れない。
 最後の直線、残り300mで、予定通りスパートをかけた竹沢に佐藤はついていけず、見る見る差が広がった。最後はガッツポーズでこぶしを突き上げる歓喜の表情を見せながらゴール。兵庫が3年ぶりの優勝を飾ったのだった。
 選手のみなさんお疲れさまでした。

●「広島国際平和マラソン」なんてどうですか?
 ちなみにこの大会は広島市で行われている。オリンピック開催を表明した広島だが現実的には国内の選考でも相当分が悪いようだ。
 でも、どうだろう。このコースを若干修正して国際マラソン大会を開催するというのは。原爆ドームをはじめ広島市街を巡るコースは、ヒロシマから世界に平和をアピールする絶好の開会に出来るんじゃないだろうか? 世界の注目が集まるようベルリン並みの賞金を出せば、趣旨への賛同と相まって、有力ランナーが集められるんじゃないだろうか。
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全日本実業団女子駅伝(2009)

2009-12-19 | レース観戦・応援
 先週の日曜日(2009/12/13)、岐阜で行われた全日本実業団女子駅伝を観に行きました。
 三井住友海上が区間1位ゼロにもかかわらずバランスの良い選手構成で2年ぶりの優勝を果たしました。
 当日は、寒かったけど天気が良くて、気持ちの良い観戦日和となりました。
 1週間遅れの観戦記となってしまったので、もうすでに誰も話題にしてないとは思いますが、今年観た場所がとてもよかったのでちょっとご紹介しようかなと思いました。

今年は3年連続3度目の観戦

 今年で3回目の観戦となります。
 1回目は4区と5区の中継所となっている 大垣市総合体育館へ行きました。理由は最長距離区間5区を走る福士 加代子を見たかったからです。レース直前の緊張した様子やアップしてる姿を見ることができて、これはこれで面白かったんですが、とにかく人が多くて観戦しやすい場所を確保するのが大変でした。

 2回目だった昨年は3区と4区の中継所、国道258号沿いの大垣市林町で観戦。3区は10kmで、前半のエース区間。お目当ては去年も福士でした。このときは走り終わった後クールダウン中の福士に遭遇し家内が声をかけたら気さくな感じで挨拶を返してくれました。ここも人が多かったですね。そのあと5区の赤羽 有紀子を観たいと和合インターに向かいましたが、間に合いませんでした。そこには今まさに帰ろうとするホクレンの大応援団の姿しか残っていませんでした。

和合インター付近が絶好のポイント

 そして今年。狙いは前後半それぞれのエース区間であり、各チームの強豪選手がひしめく3区と5区共通のポイントである、国道21号線の新揖斐川橋あたり。ただちょっと遠い。
 そこで、和合インターの高架のカーブで3区の選手を応援したのち、高架を下へ降りて、5区の選手を同じ和合インターから21号線へ入る手前で応援するという作戦を立てたんですが、これが見事に的中。
 お目当ての選手ほぼすべて--1区の尾崎好美選手を観れませんでしたが--を応援することができました。
 このポイントは大きなカーブと高い位置であることからコースを長く一目で見渡せ、さらに5区の選手も間近で観れる絶好のポイントだと思いました。
 この日はダイハツの大応援団が陣取ってました。

 では選手たちの走る姿をどうぞ。

◇ワコール・福士加代子(3区)。いあやとんでもなく速かったですね。31:02で区間新の快走。このメンバーを次々抜いていく姿は今年の大会の圧巻でした。左腕には輝け!!ワコール」と書いてあります。


◇天満屋・中村友梨香(3区)。千葉の国際駅伝アンカーの姿が目に浮かびます。間違いなく将来の女子マラソンをしょってたつランナーなんじゃないでしょうか。瀬古さんも太鼓判を押してました。31:39は区間2位。


◇三井住友海上・渋井陽子(3区)。32:13は区間4位ながら、失意の世界選手権欠場から復活しましたね。粘り強い走りでチームの優勝に貢献。


◇資生堂・藤永佳子(3区)。33:20で区間14位(全27チーム)は不本意な結果でしょう。今年8月に行われたベルリンの世界選手権・マラソン代表。世界舞台への復活は印象深かったですね。


◇豊田自動織機・新谷仁美(3区)32:56で区間9位。昨年優勝というプレッシャーのなか出遅れたチームの巻き返しにちょっと力が入りすぎたか、途中から失速。残念でしたね。でも手脚の長さを生かしたあの大きなストライドは魅力です。小出監督の教え子。


◇ホクレン・赤羽有紀子(5区)。福士と並んで毎年我が家の観戦のお目当ての1人。「史上最強のママさんランナー」と言う言い方は事実でしょうが、個人的にはあまり好きな言い方ではありません。しかしまあ見た目と違ってとにかく速いですね。走りは誰より柔らかさを感じます。37:00は大平、脇田を抑えてダントツの区間1位でした。



 
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応援もまた楽し! 2009大垣ハーフマラソン

2009-10-25 | レース観戦・応援
◇大垣ハーフマラソンの応援に出かけました。

 船待ち交差点を少し北にいったあたり。
 8km手前の交差点付近で声援を送りました。
 曇りだし、気温も落ち着いていて、風もなく、選手たちには走りやすいコンディションだったのではないでしょうか。

●先頭集団


◇最後のランナーまで声をかけることができました。

 9:40スタートということで、10時前に着くように出かけました。
 先頭集団がやってきたのは10:12頃でした。
 1km・4分程度のペース。わたしはそんな速いペースで走ったことはありませんが、思ったほど速い感じはしませんでした。
 ちなみに女子トップが10:15頃、最後の選手でも10:32頃だったと思います。
 全体にまとまった、レベルの高い大会だと言っていいんじゃないでしょうか。

●最後尾のランナー



 次々とやってくるランナーに、「ファイト!」「がんばれ!」とけっこう気合入れて声をかけ続けました。
 こんなにしっかり応援をしたのは初めてですが、苦しい中でも、「はい!」とか「ありがとう」とか返事を返してくれたり、声はなくても笑顔やアクションでちゃんとリアクションを返してくれる方が多くておどろきました。
 こちらもうれしくなって、また声をかけたり。
 応援がわずかでも力になっているとわかる気がして、気持ち良い楽しい時間でした。

◇応援だけだってとても楽しいことを初めて知りました。

 残念だったのはやはり沿道の市民の応援が少ないし、声援を送るスタッフもほとんど見かけなかったことです(いろいろ忙しいんでしょうけど)。
 そういう楽しみもあるので、走っていない方もみなさんぜひ応援に行ってあげてほしいと思います。
 この地点でひどく苦しそうな選手も数人いましたが、見かけは苦しそうでも結構頑張れたりもします。
 全員が完走できていることを願ってやみません。
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