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MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

明日はいよいよ運命のコロンビア戦

2014-06-24 | W杯ブラジル大会
 ギリシャ戦後は、あれこれもやもやした感情が渦巻いていたけれど、その後の会見内容や練習内容の報道に接する中で、今現在の気分を言うなら意外とすっきりした気分で明日の決戦を迎えられそうだ。

コンディショニング

 一番引っ掛かっていたのは選手のコンディションの問題。南米は日本やアジアにとってまさに地球の裏側。この点で疲労などがもっとも激しいことは確かだと思う。アジア勢が1勝もできていない理由がそのすべてではないにしても少なからぬ影響はある。もちろんそれを言い訳にしてたら参加する資格もない。最終合宿で相当ハードなトレーニングをしたという報道が、この1、2戦のスピードがないプレー、集中力が欠けたかのようなパスミスの多さ、身体のキレのなさなどと相まって、「コンディショニングに失敗したのではないか?」という懸念につながった。
 実際どうなのかはわからないが、この何日かの間に午後の練習を中止にしたり、街中のレストランでリフレッシュしたり、そういう時間を取ったのはとてもなっといくが行く。
 プロでなくても、スポーツをやってる人にはわかると思うけど「1日練習できないと取り戻すのに3日かかる」ということは普通にあると思う。だから疲れていても時に無理しすぎることはよくある。
 コンディショニングのために疲労を抜きながら身体を動かすようなことは、プロ中のプロのトレーナーが帯同しているだろうから、きちんと管理できてるに違いない。それでもザックのこの判断は良かったと思う。勇気がいる決断だったに違いない。

日本サッカーの方向性

 2つ目は日本サッカーの方向性がぶれてないか、という点。最終盤のパワープレーのことがかなり話題に上って批判的な評論家・解説者も多かった。わたしも幾分それに乗せられたところがあった。つまり「パワープレーは構わないが練習もしてなければ実践でも使ってないのに、苦し紛れでやったから効果的なパワープレーができなかった」という論調。
 誤解が増幅した理由は2つあると思う。1つは直後の会見でのザックの答えが質問(どうやら元代表DF秋田が質問したらしい)と噛みあってなくて、これを「はぐらかした」と報道されたことだ。わたしは質問の意図がきちんと伝わってないのではないかと思った。
 選手選考の時点でザックが「パワープレーはあきらめた」と発言し、豊田もハーフナーも選ばなかったことが背景にある。パワープレーはやらないと言ったじゃないか、という批判。豊田待望論がけっこうあったから。
 もう一つは交代枠を1つ残したまま使わなかったせいだ。

 その後の会見でザック監督自身が今度はきちんと明確に発言したのはとても良かったと思う。ぶれていない、ということだ。これまでやってきたサッカー、選手たちを信じているし、普段通りにプレーできれば世界に日本の力を示せるという確信だった。
 さらに、元代表キャプテン・宮本恒晴のこのパワープレーに対する評価が実に的を得た説得力のあるもので、「そうだよな」と腑に落ちた。
 本来なら選手たちもこの件についてもっとはっきりした意志表明をすべきだった。これも言葉(文化)の壁によるものかもしれない。そこは今後の(W杯後の)問題かもしれない。

 ちなみに、宮本のコラムの趣旨は「どうしても1点が欲しい場面で相手が引いて守っている状況。残り数分ならパワープレーにでるのは常套手段である。代表レベルの選手たちなら、パワープレーでどう動いたらよいかわからないなどということはありえない。そんなことはみんな分かってる」
 言われてみれば至極当たり前の話だ。

 交代枠を残した点については、「選手交代よりも吉田を前線に上げることで対応したほうが効果的と判断した」という説明に尽きているので、もう少し早い段階でフレッシュな選手への交代もありえたのじゃないかとも思うのだが、そここそが監督の采配ということなのだろう。

あきらめる必要はない

 チャンスは残されているのだし、可能性はゼロではない。それが事実。だから、試合は続き、選手ができることは目の前の相手に勝つために全力を尽くすことだけだし、1点でも多く取るために動き、走ること、それだけだ。ギリシャ対コートジヴォワール戦には指一本触れることはできないのだから
 ギリシャもコートジヴォワールも同じだし、それぞれ自分のチームが負けるなどとハナから思っていない。
 すべてが終わったときどうなるかは時の運である。われわれサポーターにできることもまた、勝負をあきらめずに最後まで応援することだけだろう

 がんばれ、にっぽん。
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注目すべきゴールゲッター

2014-06-23 | W杯ブラジル大会
 時の過ぎるのはいつだってあっという間で、こないだ始まったばかりのような気がするブラジルW杯だが、今日でちょうど32試合、すでに全64試合の半分が終わってしまった。
 悲喜こもごも--とりわけわが日本代表はこの2戦厳しい結果を突きつけられている。
 ギリシャ戦後、選手たちが口々に語ったのは「いいサッカーをしていても、点を取らないと勝てない」ということだ。
 
 日本にもブンデスリーガで15点も取った岡崎、Jリーグ昨季得点王の大久保、ドルトムントでは旋風を巻き起こした香川。柿谷や大迫とてヨーロッパ・リーグの強豪が欲しがるようなゴールゲッターだ。次のコロンビア戦ではぜひ真価を発揮してほしいと思う。

 とはいえ、世界には桁違いと言いたいほどの決定力をもつゴールゲッターがいることもまた事実だ。それこそどうしたらそんな選手が出来上がるのか、これはもう人知を超えた創造物でもいうしかない。

最強の2人

 このW杯が始まる前からそう思っていたし、W杯でさらにそれを確信させたプレーヤーが2人いる。
 1人はオランダのロビン・ファン・ペルシー。もう1人はウルグアイのルイス・スアレスだ。

ファンペルシ同点ゴール!スペインVSオランダ 2014ワールドカップ 6月13日


 もちろんこのゴールは美しい。完璧だった。歴史に残るゴールだと思う。ただ、ファン・ペルシーの凄いのはやはり決定力だ。だから昨季プレミアの得点王も当然だし、今季は長引く故障であまり試合に出てなかったが、出たときの決定力は変わらない。
 あえてどちらをよりすごいかと問うなら個人的にはスアレス。前回南ア大会でチームの勝利のためにゴール前で手を使って相手のシュートを止め1発レッド。自分は準決勝のひのき舞台に上がれなかった。そんなことは百も承知なわけだし、ハンドはほめられるものではないだろう。しかし、このプレーは衝撃的だった。大事なもののためならなんだってやる、というすさまじい覚悟がに心を奪われた。前回一番印象に残ったのがこのプレーだ。

ウルグアイのFWが神の手セーブでPK

※まあそういうルールはないんだろうけど、こんなケースは「認定ゴール」とでもすべきケースだと思う。相手チームにしたらたまったもんじゃない。PKを外してしまったわけだから。

 今季は圧倒的なパフォーマンスを見せつけ31ゴールでプレミア得点王。リヴァプールでもチーム愛を見せつけた。彼のチームへの忠誠心というのはどこでも同じように篤く献身的だ。
 このW杯も故障で出場が危惧される中、初戦に敗れたチームを救うべく2戦目のイングランド戦に登場。いきなり美しくも難しいシュートをいとも簡単に得点に結びつけた。2本とも素晴らしかったと思う。この決定力! 信じがたいほどだ。

スアレス2ゴール!ウルグアイVSイングランド戦ハイライト 2014ワールドカップ


 香川のおかげでプレミアの試合を見る機会が増えた。他のリーグも同じくらい見てたら他の選手を選ぶかもしれないけど(とくにリーガ・エスパニョーラは日本人がいないのでほとんど見てない、放送もない)、W杯でも感じていた通りの活躍で文句なしだ。

その他の注目すべき天才たち

 この2人に続き、決定力を感じさせるプレーヤーは、次の9人。
 ルーニー、メッシ、C.ロナウド、ネイマール、ベンゼマ、バロテッリ、ロッベン、デンプシー、エトオ。

 この中で個人的に最も気になる選手は--好きなプレーヤーといってもいい--実はルーニーだった。これも香川のおかげだけど、ルーニーは本当にすごい選手だと思う。
 極端な話、GK以外ルーニーが10人いたら世界一強いチームになるのではないかと思うほどだ。それほど彼は守備にも手を抜かないし、どんなポジションでもトップレベルでこなすことができる(もちろんDFとして試合に出ることは実際にはないけど)。
 決定力だって世界屈指の1人だと思うけど、ルーニーはやるべき仕事が多すぎる。それなりの質のボールを持てば必ずゴールに正確にボールを運ぶ。自分で切り裂く強引さと繊細さも持ち合わせている。だが、特に今シーズンのようにファンペルシーのような選手がいないとあらゆることを彼がしなくてはならなくなる。
 イングランドでのルーニーも同じだ。プレミアリーグは世界最強のリーグだが、各チームの主力は海外の有力選手ぞろいで、ファンタジスタもストライカーもルーニー以外目立った選手がいない。ジェラードのようなクラシックな闘将も少なくなり、イングランド自体は或る意味負けるべくして負けてしまったように思う。それでもルーニーは10試合目でW杯初得点を記録した。

ルーニー ついにW杯初ゴール! ウルグアイ×イングランド 2014ワールドカップ


 メッシとロナウドは現時点での大スターであるばかりでなく、おそらくサッカーの歴史上に残る偉大な選手に違いない。能力、実績など総合力でこの二人は図抜けている。ロナウドのコンディションがあまりよくないのが残念だが、彼は泣き事言わずにチームのために戦い続けていて、そういう点でも偉大な選手なのだなと改めてわからせてくれた。
 メッシは2試合連続素晴らしいゴールを奪い、チームは予選を突破。予選、決勝とも組合せに恵まれており、ブラジルとの決勝も見られる可能性はかなりある。この大会はメッシの大会となるかもしれない

 次代の大スター候補は何と言ってもネイマールだろう。彼は人間的にも魅力がある。ガツガツしてない。金にもどうやら大した執着もない。子どもが大好きで、練習中に邪魔されても、追い出された子どもを連れ戻して一緒に遊んだり写真を撮ってやったりする。
 しかし、オープニングゲームのブラジル初ゴールは見事の一言に尽きる。そしてPKも。年齢的にもキャリアとしても発展途上だけど、この大会がネイマールの大会だと言われる可能性も多いにある。

 ファンペルシーと並ぶオランダの2枚看板世界最速ドリブラーであるロッベンもその実力をいかんなく発揮して3得点。切り返してDFを振り払いGKまで翻弄してのゴールは見事というほかない。「最強の3人」としなかったのは、ブンデスリーガをわたしが見てないせいかもしれない。

 フランスのエースストライカーではあるが、この大会でのベンゼマの活躍は驚きだった。目を見張るものがある。PKを含む3得点だが、ホンジュラス戦でのオウンゴールはベンゼマの得点に等しい。フランスのFWはW杯であまり活躍できてない印象があるが、今大会のベンゼマはこれを打ち破る可能性がある。

 バロテッリは、もちろん本田がミランに移籍してくれたおかげで試合を見る機会が格段に増えた。はずすこともないではないが、やはりプレーは足元もヘッドも正確だ。しかも強くスピードもある。まだ1点だけど、このヘディングも完ぺきだった。はずしようがない。イタリアが勝ち進めば(ウルグアイに勝たねばならない! 相当難しい仕事になる)得点が増えてくることは疑いない。
 
 アメリカのデンプシーはMLS所属であまりなじみがないが、W杯は3度目でW杯を見続けているファンなら名前に覚えがある。ガーナ戦、ポルトガル戦とここまで2試合に渡り決定的な仕事をしている。
 その他の8人は、いまさら語るのもおこがましいような世界の名選手、大スターばかり。
 エトオはまたしても何もできないまま終わってしまうのだろうか? クラブでの彼はスアレス、ファンペルシーに匹敵する決定力を発揮しているのに、残念だなあ。

その他の複数得点プレーヤー

 1点ならともかく2点取ってるとなると、それはやはり偶然ではなく得点能力が高い選手だといえるだろう。
 ここまで各1~2試合で複数得点をゲットした選手は全部で14人しかいない。上述以外の選手では

・ミュラー(ドイツ バイエルン・ミュンヘン)3(1PK)
・バレンシア,エネル(エクアドル パチューカ[メキシコ])3
・ロドリゲス(コロンビア モナコ)2
・マンジュキッチ(クロアチア バイエルン・ミュンヘン)2
アイェウ,アンドレ(ガーナ)2
・ケーヒル(オーストラリア ニューヨーク・レッドブルズ)2
・ジェルビーニョ(コートジヴォワール ASローマ)2

 みんな名のある名選手ばかりだ。ミュラーは前回得点王の1人でもあるし、マンジュキッチは出場1試合で2得点。エクアドルのエネル・バレンシアはすでに3得点。コロンビアの若き司令塔ロドリゲスのスピードとキレもすごい。ケーヒルは日本も痛い目に遭っている。ベテランだが今大会の決定力もすばらしい。ジェルビーニョのドリブルからのシュートも正確だ。
 彼らからももちろん目が離せない。

 そして最後に、南アでの2得点も含めて我らが本田圭祐もこの列に加えておこう。今大会最初のゴールは、広く開いたゴール右ではなく狭い左の上隅を狙ったゴール。このタイミングで決めてしまう決定力、意志の強さはワールドクラスだ。
 ぜひコロンビア戦でもスーパーゴールを期待したい。
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ワールドカップは簡単じゃないな

2014-06-22 | W杯ブラジル大会
世界は甘くない

 今日のドイツ対ガーナ(2-2)やアルゼンチン対イラン(1-0)戦見ても(ハイライト映像ですが)、改めてワールドカップは簡単じゃないなあと思わないわけにいかない。

 アメリカに敗れたガーナがポルトガルを完膚なきまでに粉砕したドイツに引き分け、しかもクローゼの同点ゴールで辛くも。クローゼの喜びようを見れば、この引き分けがドイツにとってどれほど大切で、簡単じゃなかったかがわかる。

 アルゼンチンにしても、世界クラスの攻撃陣をそろえながら、ボスニアにも1点差の勝利。イラン戦は、どうもイランのほうが決定的なチャンスは多かったみたいだ。イランのキーパーは神がかり的なセーブを3つ4つと連発した。
 日本のギリシャ戦同様、イランは徹底的に引いて守りカウンター狙いに徹したようだが、アディショナルタイムにメッシが個人技でこじ開けた。

激しさと気迫をみせてほしい

 日本は--というか少なくとも私は、やはりワールドカップの戦いを甘く見過ぎていたなと思う。アルゼンチンやドイツのような優勝候補でさえこの苦しい戦い。選手たち--本当の世界トップクラスの選手たちだ--の気迫、喜びや悔しさの激しさは日本選手からはあまり伝わってこない。そこは日本人らしさなのかもしれないが。

 わたしはAKB48に興味はないのだけれど、大島優子が「はじけてほしい。感情を爆発させてほしい」というようなエールを送ったそうだ。その意味はよくわかる気がする。

 おそらくコロンビア戦に勝利することは簡単ではない。今はもうそれがわかっている。それでも勝ちを口にする選手たちには、結果はともかく、見ている我々が納得できるくらいの激しさ、気迫を見せてもらいたい。結果次第ではこの試合がその最後のチャンスとなるかもしれないのだから。
 われわれも全力で応援します。難しいけど勝てないと決まってるわけでもない。
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日本と世界の違い。香川のユニーク。

2014-06-21 | W杯ブラジル大会
 ここまで26試合の総集編というか、まとめた番組を見たけれど、それで思ったこと。

 全部で32チーム出てるわけだが、続けて見てると、日本だけ世界とは違うサッカーをやってる感じを持つ。まず距離感。微妙に短い。スペインなどもそういうところがあるが(それは日本人がスペインサッカーが好きなのと関係があるのかもしれない)、スペインとはパススピードが違う。もちろん日本のほうが遅い。しかも概ね正確さに欠ける(もちろんどんどん決まっていいときもあるけど、平均するとということだ)。
 ここは、日本のいいところかもしれないが、動きがかならずしも直線性を感じさせない。良く言うと忍者の動きみたいに縦横無尽というか。
 そういうすべてが相まって、日本の動きだけが他の31チームとは違う感覚に陥る。悪い時は、それがスピードがなく間延びしたものに思えてしまう。無駄な動きや、不要なパスが多いように感じられてしまう。時間は通り過ぎ、退屈な気分になる。

 いいときはもう少し心地いいリズム感を味わえるし、日本らしさもありながら、やはり幾分世界基準に近い距離感や直線的なスピード感も味わえる。
 ゴール集も見たけれど、日本の唯一のゴールは本田圭祐のもので、全77ゴールの中に置いても全く違和感のない素晴らしいシュートだった。本田が世界レベルのシュートを持つキッカーだと証明している。

 一方、こうした世界トップ選手たちのゴールを次々見ても、似た選手を見いだせない選手が日本には1人いることに気付いた
 それはいいときの--つまりドルトムントでゴールを量産したときの--香川真司のスタイルである。バイタルエリアに侵入しながら細かい動きと短いワンツーを組合わせながら、まさに忍者のごとくディフェンダーを抜き去りシュートを放ちゴールを奪うような選手は、世界を見回してもいないのではないか。

 ネイマールのような、あるいはルーニーやスアレスのような強力なテクニシャンはいるけれど、相手との距離はもう少し長いし、それは彼らが香川よりは強力なフィジカルを持っているせいだと思うのだが、香川は細かな動きと明晰な構想力で突破して行く。
 それはやはり高度な技術であるとともに、香川を理解し、同じリズムで動く協力者なしでは成し遂げられない繊細なサッカーであるのではないか。ドルトムントではチームメイトにも同じように小柄でスピードやテクニックのあるよく走る選手が何人もいたと聞く。だから結果としても大きなインパクトを残せた。ゆえに、いまだに監督やチームメイトが「香川よ、帰ってこい!」と言うんだと思う。

 日本ではどうか。たとえば、今回のチームは香川をトップ下におく布陣を選択していない。それはなぜかといえば本田がいるからだ。この二人はポジションを自由に入れ替えるが、やはり中心は本田になる。それが悪いとは言わないが、日本らしさ--他の国にはない、という意味だ--ということでは、今後選択すべきは香川が表現しているサッカーだと思う
 メッシはもちろんスーパーな選手で、香川のような動きで相手を崩すかもしれない。ゴールを奪う能力、とりわけ個人技で抜け出してシュートしてしまうという点でははるかに高い能力を持ってるのは言うまでもないが、それでもなお香川はメッシとも違う能力を持っているように思う。これ以上うまく言えないけど。
 メッシ、香川、ルーニーが、クラブでのような活躍ができず(香川はマンUではその点でも今季は不遇だったが)、ナショナルチームでは力が発揮できていないという理由はそういう彼らのスタイルにもあるのかもしれない。香川は3人の中では最もフィジカルで劣るわけで、逆に言うと香川が一番周りの協力を必要とするし、香川を生かす戦術がハマるほど点に結びつく選手だともいえる
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カズの言葉の重さ

2014-06-21 | W杯ブラジル大会
 ギリシャ戦の0-0引き分け後に、この結果も受けて語ったカズこと三浦知良の言葉。JFAアンバサダーの活動を終えてブラジルから戻った羽田にて。

 まだ諦める必要はない。

 カズの言葉だと思うと本当に重みがある。勇気が出るなあ。他のどんな解説者よりも日本の選手たち、そして落胆するサポーターに安心と元気を与えてくれる。そのさりげなさ。疑いのなさ。

 (引き分けで得た)1ポイントが日本を救う場合もある。そういう歴史もある。

 そうも語ったそうだ。
 まだまだ、これからだ。
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