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台北県の旅-5の1 三峡老街

2010年06月10日 17時23分30秒 | 台湾観光旅行

 台湾のあちらこちらにある「老街(オールドストリート)」は、一見するとどこも同じように見える通りの中に、それぞれの地域の歴史と文化が眠り今に息づく、とても不思議な空間です。

 台北県で最も代表的な老街と言えば、三峡老街でしょう。
 桃園県との県境にほど近い台北県西部の三峡にある、およそ200メートルほどの三峡老街は、日本統治時代の1911年に作られた、100年の歴史を持つオールドストリートです。
 交易の中心として栄えた華やかな面影は、今も色あせる事なく、多くの人をひきつけています。


 当時の最先端だったしゃれたバロック様式街並み
今でも当時を偲ばせる活気が溢れている

 三峡祖師廟は、250年近い歴史を持つ立派な廟です。1947年には、三度目の再建が行われています。
 石を基調にした造りが特徴で、壁や柱など基礎部分は全て石、天井版などをはじめとする上部には木材が用いられ、三国志など古代中国の小説を表した彫刻が見事です。


旧正月など季節の行事にはこんなユニークな「神様」が

 三峡にはその他、歴史的建造物を博物館として再生させた三峡鎮歴史博物館、1932年に日本の建築家・杉村庄一が設計したという古い橋、三峡拱橋など、歴史散策の見所がたくさんあります。
 色あせない古きよき魅力が詰まった三峡老街と、その周辺の散策スポット、旅のついでにぜひ訪れたい一角です。

【三峡老街までのアクセス】
台北新交通システム・MRTの板南線「新埔」駅からバスで「三峡」駅下車



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