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トンネルを抜けるとそこは・・・

2010年08月25日 20時35分57秒 | 台湾観光旅行

 ここはいったいどこだと思いますか?
 驚くなかれ、ここは台湾。紺碧の海の向こうに見えているのは、北東部・宜蘭県に属する離島、亀山島です。

 台北県と宜蘭県の海岸線をつたう、交通部観光局の北東角および宜蘭海岸国家風景区ではこの8月、旧い鉄道トンネルを、サイクリングロードとして再生させました。
 日本統治時代の1924年に開通したこの「舊草嶺トンネル」は、1986年には閉鎖され、20年以上も使われないままとなっていました。
 それが今回、台湾初の試みとして、全長2150メートル以上におよぶトンネル全体が、サイクリングロードとして生まれ変わったのです。

 まるでタイムスリップしてしまいそうな雰囲気満点のトンネルは、ゆっくりと自転車をこいで15分くらい、徒歩も可能です。
 そして、トンネルを抜けると、そこには感動の風景が待ち受けています。


トンネルの南側出入り口につくられた展望台
晴れた日には目の前に紺碧の海が広がる


北側の出入り口はこんな感じ
これはオープンイベントでの写真、
普段はこれほど混雑していないのでご安心を

 このサイクリングロードは、8月に開放されて以降、北東海岸の新たなスポットとして大注目を浴びています。
 蒸し暑い真夏でも、トンネルの中はひんやり、しっとり。トンネル内は、安全を第一に改修されていますが、ノスタルジアを誘う線路の跡が残り、またすぐ近くを通る新トンネルからは時おり、列車の音がこだまします。


8月19日には、日本の朝日放送の企画で集まったツアー客が訪問
80年以上も前、当時の台湾と日本の手で造られたトンネルの前でポーズ

 台湾でサイクリングがブームになっている事はよく知られていると思います。台湾各地の観光地には続々と、サイクリングロードが整備されています。
 でも、旅行者の方は、せっかく旅行にきたのに、タダでさえあつ~い台湾で自転車に乗って疲れたくない!と思うかもしれません。
 そんな方にはぜひ、この舊草嶺トンネルのサイクリングをオススメしたいと思います。
 歴史を感じさせる長いトンネルを抜けると、まるで別世界にたどり着いたような感動が待っています。
 一味違う台湾の景色を楽しみたい!という方、機会があったらぜひ、北東角および宜蘭海岸国家風景区の舊草嶺トンネルを訪れてみてください!(華)


舊草嶺トンネル近くの福隆ビーチ


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1 コメント

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Unknown (リンハヤシ)
2010-08-31 16:10:39
トンネル抜けて行ってみたい・・・
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