台湾の情報ならお任せ RTIブログ

台湾の情報満載!RTIのホームページでは見られない情報をご紹介。

12/17、アジア太平洋映画祭が高雄で開幕!

2009年12月16日 13時26分56秒 | 台湾日記

 アジア太平洋映画祭とは、アジア映画制作連盟が毎年主催している映画祭。途中、一時休止された時期などもありましたが、1954年の第1回から既に今年で53回目を迎える、伝統ある映画祭です。
 同映画祭には、中華民国台湾はもちろん、日本や韓国などの東アジアや、タイ、ベトナムなどの東南アジア、更には太平洋地域からオーストラリアやニュージーランドなど、22カ国が加盟しています。
 毎年各国が持ち回りで映画祭を開催しており、第53回目の今年は台湾の高雄が会場となります!台湾ではこれまでにも開催されていますが、南部の高雄で行われるのは初めての事。
 12/17から3日間の日程で行われる第53回映画祭には、16カ国から58本の映画が参加しており、上映会も行われます。

 19日夜には、受賞発表式が行われます。司会を担当するのは、台湾のエンターテイメント界きっての大御所・胡瓜(上の写真右)とニュースキャスター出身の侯佩岑(同、左)。
 ちなみに、真ん中の男性は、国民党立法委員の周守訓氏。彼は、今回の映画祭の理事長でもあるのです。

 各国の映画スターが台湾に大集合する第53回アジア太平洋映画祭とあって、早くも、ゲストたちのドレスや髪型が噂に上っていますが、肝心の映画のほうもかなり期待できそうです。
 注目は何といっても、台湾からの出品、『不能没有你(あなたなしではいられない)』でしょう。

 苦境を生きるある父娘を描いた社会派作品で、舞台は映画祭が行われるのと同じ高雄です。
 同作品は、今年の金馬奨・ゴールデンホースアワード(台湾が主催する中華圏最大の映画祭)で、最優秀作品賞を含む4部門を獲得しています。

 日本からは、日本映画製作者連盟から4つの作品が出品されます。


『火天の城(かてんのしろ)』(東映)
織田信長が安土山に築いた安土城の完成までを描く。
織田信長役は椎名桔平


棟梁・岡部又右衛門の妻役の大竹しのぶ


「真夏のオリオン」(東宝)
太平洋戦争末期の帝国海軍が舞台。主演は玉木宏

 その他、多彩な活動で知られる吉本興業の板尾創路さんが監督した『板尾創路の脱獄王』(角川)、熟年離婚する夫婦を描いた『60歳のラブレター』(松竹)と、いずれも日本ならではの作品が出品されています。

 主催国・台湾にはぜひ頑張ってもらいたいところですが、日本勢も負けてはいられませんね。また、台湾では普段目にする機会の少ない東南アジアや太平洋地域の映画も目が離せません。
 台湾国際放送日本語課では、特別番組を組み、19日の授賞式の模様などをご紹介する予定です。楽しみにしていてください!(華)

第53回アジア太平洋映画祭公式HP(中国語・英語のみ)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿