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5月3日、台湾の大手日刊紙『自由時報』と『聯合報』に、東日本大震災での台湾からの支援に対する感謝広告が掲載されました(上の写真)。
長い交流の歴史を持ち、老若男女を問わず日本に親近感を持つ人が多い台湾では、台日関係は「特別な関係」ととらえる人も少なくありません。
日本が見舞われた未曾有の災害に対して、多くの救援物資や義捐金が寄せられ、また日本を励まそう、日本経済を支援しようといった様々な企画が、今でもあちこちで進行しています。
日本政府は地震発生から一ヶ月目となった4月11日、支援の手を差し伸べてくれた世界各国・地域に対する菅総理の感謝メッセージを発表し、アメリカ・フランス・韓国・中国大陸などの世界主要7紙に、感謝広告を掲載しました。
ですが、他国に例を見ない巨額の義捐金を寄せた中華民国台湾の新聞には、掲載がありませんでした。
経費などの問題もあり全ての国・地域への掲載は物理的に困難ですし、台湾に対しては交流協会を通し、非常に心のこもった形で感謝が伝えられ続けているので、実際のところ、台湾の人はそれほど意に介していないようです。それに、支援の気持ちは義捐金の額だけではかれるものでもありません。
ですが、やはり日本人としては気が引けるのも確か。ということで、日本のある女性デザイナーがツイッターなどを通じ、台湾紙への広告掲載のため有志による寄付を募ったところ、約240万円の掲載料に対して、6000人からなんと1900万円以上が集まったのだそうです。
有志代表は、掲載料を除いた分は被災地への寄付に役立てると話しています。
3日に掲載された有志による感謝広告は、「ありがとう、台灣」と題され、中華民国と日本それぞれの国花である梅と桜が描かれています。
「您的愛心,非常感謝。我們是永遠的朋友(あなたの愛の気持ちに心から感謝します。私たちは永遠の友人です)」
「東日本311大地震時,您的支援使我們覺得相當溫暖。我們將永遠記得這份情誼(東日本大震災に際し、あなたから寄せられた支援はとても温かさを感じるものでした。私たちは、この友情を永遠に忘れません)」
短く添えられたこのメッセージは、日本の人々が、どのような中国語で気持ちを伝えればよいだろうかと一生懸命に考えた様子が感じられる、とても温かいものです。
被災支援を寄せた諸外国に対し、このような形で民間からの返礼があったという話は、他には耳にしません。
台湾の人々がそう思っているように、日本の人々にとっても、日台は特別な関係なのでしょう。
きっと、多くの台湾の人々が、日本からの温かい声を感じ取ってくれたことと思います。
ありがとうございました。(華)
アレッ、計算が合わない?そうです一人で百万円の寄付をした方も在ったそうです。
小生も僅かですが返礼と謝意を
日臺間で少し動きが出始めるでしょうか、民間経済ではもう既に盛ん
どうもありがとう、台湾のみんな。
いつか行きますよ
ではまた
台湾のみなさんの暖かい支援を必ずや活かします!
We never give up!!
がんばろう!日本