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高雄市政府は、東京汐留で21日まで行われていた汐博2011に参加。
18日から20日まで、高雄市の名産である火鶴花(アンスリウム)とバナナを無料で配り、東日本大震災復興支援への募金を呼びかけました。
集まった募金は全て、日本テレビ系列で20日から21日に放送された「24時間テレビ」に寄付されました。
売り上げを寄付する陳啓・高雄市副市長
汐博2011への参加は、観光誘致に力を入れている高雄市政府が日本向けアピールのために決定していたものですが、3月の東日本大震災を受け、名産品の無料配布という形に変更されました。
高雄は、2008年8月の台風災害で最も大きな被害を出した地域です。高雄市政府からは地震発生後すぐに日本赤十字に義捐金が送られていますが、その時に現地まで足を運び救助・復興に力を貸してくれた日本に恩返しがしたいという高雄の人々の思いはいまでも強く、今回の企画につながりました。
陳啓・高雄市副市長(中央)
日テレの宮崎宣子アナ(右2)
アンスリウムは、高級観賞植物として日本でも大変好まれています。それが無料でもらえ、ついでにおいしい台湾バナナまで味わえるとあって、配布コーナーには行列ができるほどの盛況でした。
また、猛暑の中、外国の地方自治体が東日本大震災への募金を呼びかけている姿はずいぶんと人目を引いたようで、日本でも報道されました。
美しいアンスリウムとおいしいバナナの魅力と共に、台湾からの愛をより多くの人に伝えられた事と思います。(華)
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