フトンのつもりか！

昨日の話だが、夕方子供たちと遊んでいるうちにやたら眠くなって少し眠ることにした。

『とうちゃん、ちょっと寝てくるわ』

と、僕が自分の部屋に行きながら言うと息子が

『いっしょに寝る～』

と、僕についてきた。


しばらくしたら娘も部屋にやってきた。

『いっしょに寝る～』


両側に子供を寝させて目をつぶった。


やがて

『うっ！』

となった。


息子が僕の上におおいかぶさってきたのだ。

『なんなの？』

と聞くと

『とうちゃんの上で寝ることにした』

と、言う。


『どうしてそういうことにしたんだよ！』

と、言ってるそばから

『ううっ！！』

となった。

娘が息子の上におおいかぶさったのだ。

『とうちゃんの上で寝ることにした』

息子は大喜び。
僕は大弱り。

二人とももうノリノリで、完全にワルのりモード突入だ。

これはもう寝ているどころではない。
コレを止めるには怒るかあれしかない。

怒るようなことではないのであれをすることにした。


『なんか今日は寒いな』

と言いながら、部屋の窓をしめきって扇風機を切った。

悪ふざけしながら汗だくになる子供たち。

やがて、

『あぢ～な、この部屋』

と、言って二人とも出て行った。


僕はそそくさと網戸にして、扇風機をつけて心地よい眠るについたのだった。



そんな子供たち、夏休み限定だが今日からスイミングスクールに行き始めた。
いつかその成果を見せてもらうのが楽しみだ。