大阪地検特捜部の証拠品改ざん事件を巡り犯人隠避罪に問われた元部長・大坪弘道(58)、元副部長・佐賀元明(50)両被告の第3回公判は26日午後も大阪地裁で続き、事件発覚時、同地検トップだった小林敬(たかし)・前検事正(60)(現弁護士)が証人出廷した。
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小林前検事正は、改ざんを巡って両被告から受けた報告について、「何の問題も起きていないというトーンだった」と、両被告がもみ消したとする検察側主張に沿う証言をした。
小林前検事正は、昨年2月3日に両被告から証拠品のフロッピーディスク(FD)に関する報告があったとし、その内容を「前田恒彦元検事(44)(実刑確定)がFDのデータを調査したことを、塚部貴子検事(42)(現・福岡地検)が『改ざんしたのではないか』と疑って非難し、トラブルになったと説明を受けた」と証言。「塚部さんがちょっかいを出した軽い話だと感じた。部内で処理すれば足り、なぜ報告してくるのかとの印象を持った」と述べた。
(2011年9月26日20時27分
読売新聞)
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