19日、公務のなかった橋下知事は、再選出馬を表明した平松市長の会見終了後、簡易投稿サイト・ツイッターで、市長が公約に掲げた特別自治市について、「広域行政と(住民に身近な)基礎自治の仕事は分けなければならない。二つを大阪市長が担うという構想は、幻想」などと指摘した。
情報発信力が強い知事とどう戦うか。平松市長は「新しい選挙基盤を作らなければならない」と話す。従来の「完全無所属」のトーンを変え、民主、自民、公明各党の市議団に推薦や支持を要請。市議が開くパーティーにこまめに顔を出す。
住民が集まる市、区主催の会合への出席は4月から5か月半で約140回。「区長でも回らない行事に顔を出している」と、維新市議は警戒する。
「反維新」勢力を結集できるのか。平松市長は勝算を聞かれ、こう答えた。
「あるかないか、やってみなけりゃわからない」
(2011年9月20日17時43分
読売新聞)
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