■ BARCLYS PREMIER LEAGUE 2007/2008 |
リバプール(1-0)エバートン ・前半 7分 トーレス(リバプール) |
■ リバプール、207回目のマージーサイド・ダービーに勝利 |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0e/ae2991dbd9e3af91ccb4b8d3d0a6e559.png)
今回で207回目の「マージー・サイド」ダービーということで、リーグ戦年2試合行っていたとしても100年近い歴史と伝統がある一戦なんだなぁと漠然と感じるだけです。世界中には数多のダービーマッチが存在しますが、いずれも歴史と伝統により培ってきたものなんじゃないかと思う次第です。そして、その背景には、階級、民族、政治など我々の知りえない各クラブのサポーターの心理が内在しているのです。
1891年、アンフィールドのオーナーであったジョン・ホールディングは、当時アンフィールドを本拠地として使用していたエヴァートンに対して使用料の値上げを要求したが、これを拒否したエヴァートンは現在のグディソン・パークへと移転した。ホールディングはアンフィールドに新たなサッカークラブを設立することを決め、1892年3月15日にリヴァプールFCが創立された。 引用元:wiki - リバプールFC |
最近、Jリーグでもダービーマッチという呼び方をしたりしますけど、地理的な関係性に対してだけダービーマッチという名称を付けているだけのような気がします。この辺のJリーグにおけるダービーマッチってのは、今後歴史と共に形成されていくような気がします。
セリエAには「イタリア・ダービー」と呼ばれる「インテルvsユベントス」という試合があります。これは、セリエA発足時から一度もセリエBに降格したことがない両クラブによる対戦ですが、先日、ふと思ったのは、「イタリア・ダービーってもうなくなったじゃん」ってことです。ご存知の通りユベントスは06/07シーズン、カルチョ・スキャンダルによりセリエBに降格してしまったから(チーン)
◆ やっぱりトーレス様、様・・・
前半7分 コーナーキックのこぼれ球を競り合ったシャビ・アロンソ。そして、そのボールは、偶然にもカイトの元へ転がっていった。カイトがすぐさまトーレスへパス。難しいバウンドをワントラップで自分の形へと持っていき、スライディングタックルにきたエバートンの選手よりも一瞬早く右足でシュート。GKハワードも前に出て来ていたので難しいシュートだったが、先制のゴールを決める。
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今のFWフェルナンド・トーレスは、「いとも簡単に決めた」という、非常にありがちで安易な表現を実践している。それだけ凄いと思う。しかし、どうしてこんなに簡単にスペインからやってきた男がゴールを量産し、リーグ得点ランキング2位(29試合21ゴール)と結果を残しているのかは、謎だ・・・
ただ、トーレスの場合、「こういう形でシュート体勢になれば・・・」という自分の形をしっかり持っていることは大きいと思う。しかし、それでもいきなりこの数字は難しいと思う。やはりスペインとイングランドではサッカーの質(根底部分)では異なる。この辺については、シーズン・オフの時期にでも調査してみようかと考えている。
◆ 優勝争いじゃないけど、大きな勝利
先週のマンチェスターU戦での3-0という大敗があり、チーム状態について心配していましたが、内容は良くないけど勝ち点3を奪い、来シーズンのCL出場圏内(4位)をキープ出来たリバプールです。これで5位エバートンとの勝ち点差が5と広がりました。エバートンは今後、チェルシー、アーセナルとの上位チームとの試合も残しています。リバプールは、中位くらいから下のチームなので、連敗などしない限りこれで多少安心かな?とも思うのです。ただ、油断禁物ですけどね。
実際、先週の敗戦をどれだけ引きずっているのかな?という多少心配はありましたけど、良い意味でダービー・マッチという負けられない試合で、選手達の意識が目の前の敵(エバートン)に集中していたことにより、チーム全体の戦いとして余計なことを考えないで済んだような気がします。ただ、試合自体はさほど面白いってほどでもなかったが・・・それと、ミッドウィークに代表での親善試合に参加した選手もいましたので、そういう意味でもリフレッシュ出来たんじゃないかなと思いましたね。
■ アーセナル戦を前に・・・ |
◆ 今シーズンの大一番迫る!
そして、ついにCL準々決勝アーセナルとの2戦(1stアウェイ、2ndホーム)そしてその間にアーセナル戦(アウェイ)という今シーズンの大一番とも言える3連戦が行われます。
はっきり言って、プレミア優勝の可能性は限りなくゼロに近い状態ですので、基本的にチャンピオンズリーグ一本で戦えばいいと思います。(その為には、気持ち的にも勝ち点的にも一区切りつけるためにエバートン戦の勝利は絶対必要だった)
とりあえず、3連戦の真ん中(リーグ戦)は、最悪負けてもいいかな?とすら思っています。エバートンとの勝ち点差が縮まるのは、ちょっと嫌ですけど、リバプールの優先順位はCLだと思うので、選手のコンディション面などを考慮したら、アーセナル戦で無理する必要もなく多少メンバー落としてもOKって思っています。(チェルシー、マンチェスターUの援護射撃は出来ないですけどね)
ただ、試合の行方に関しては、全く読めない。以前、『アーセナル解体新書』ということで、アーセナルの分析を行いました。また、先週の「チェルシーvsアーセナル」も観戦はしたのですが、フォーメーションは多少異なりますけど、主だった分析したポイントは外れていない感じはしましたし、とりあえず、前半失点しないことがリバプールにとっては大事(アウェイだし)でしょうね。2nd legまで視野に入れれば、引き分けたとしても2nd legアウェイゴールになる可能性を考慮して1点は欲しい。でも、最低でも0-0で1st legを終えたい。
ただ、アーセナルは強いです。それでも全く付け入る隙がないとは思いませんし、チェルシー戦のように先制しながら2失点という結果を考えれば・・・まぁ、分かんないですけど。あとは、余計な退場者を出さないことですね(苦笑)
そのアーセナルは週末ボルトンに一人少ない状況での0-2から3-2と逆転勝利。その他、リーグ優勝を狙うマンチェスターUもアストン・ビラに4-0、チェルシーもミドルスブラに1-0と勝利を収め優勝争いを繰り広げている3チームは揃って勝利しました。ただ、アーセナルがこういう試合で勝利したってのは、精神的には非常に大きい。勝ち点以上の得るものがあったと思います。何やってんだボルトン・・・
最後に、マンチェスターUとチェルシーのCLでの対戦相手もおさらいして終わりましょう。
ローマ vs マンチェスターU(アウェイ)
フェネルバフチェ vs チェルシー(アウェイ)
この辺の移動の面では、アーセナルの方が有利って言えば有利なんですよね・・・
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
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先日ゴン中山と沢登の対談がありました。多分'99年の年間王者決定戦についてだと思うんですけど。
中山曰く「あの時の事は今でもよく覚えてる、スゲー嬉しい。だって俺ら勝ったからね。
負けてがんばったなんてその時だけじゃん、十年経ったら誰もそんな事言ってくれないよ。勝ったら永久に記録に、それと嬉しい思い出として残る。」
そんな言葉を思い出させるダービーでした。本当に今のレッズは一戦一戦の結果が大事ですね。
こんばんは。
今週、リバプールの今シーズン最後の山場ですね。
とりあえず、前哨戦のダービーマッチに勝利したことはチームにとっては大きな成果だったと思います。
「1/10秒の男」と題打ってましたね。
瞬時にして「考える」事が出来るとか出来ないとか。
すべて1/10秒に感じるとか。まさに神の子です。
我がアーセナルにとってはまさに悪魔の子ですw。
最近アーセナルは守備面が不安なので怖いですね~。
エバートンのフォーメーションですが、オスマンとピエナールは逆じゃないですか?
間違ってたらごめんなさい。
更新楽しみにさいてます。頑張ってください!
こんばんは。明日はアウェイですが、一応、引き分け以上の結果をいただきます^^
おっしゃる通り、最近守備がアーセナルはよくないみたいですね…どうしたんだろ?
こんばんは、はじめまして。
多分、あっていると思いますが…どうでしょ!?
エバートンは4-3-3(4-1-4-1)っぽいので、サイドでの上下動があればポジションは入れ替わると思います。