| ■ 結果を出したは、いいけど・・・ |
やはり、試合をやるからには、“結果”を出してほしいと思うのです。
単純にサポーターとしては、試合が行われたからには「結果＝勝利」を見たいものです。
でも、実際、今回の中国戦は、親善試合であって、“結果よりも内容”が重要だと思うのです。監督の反町もそう思っているはずです。
しかし、個人的には、“内容的に悪い部分もあった”、“内容的に良い部分もあった”と思っています。比率でいうと、「悪い：良い ＝ ６：４」です。１週間程度という準備期間、新体制だったという部分を加味すれば、十分に評価出来ますけど、それ以上に気に入らなかった所がいくつかあったのです。では、あえて“気に入らなかった所”について・・・（試合には、勝ったのでね^^）
| ■ １トップは、日本人には、まだ無理なのか？ |
日本は、前半、ホームの中国に押し込まれる場面が多かったと思いませんか？！この理由の一つに“ビルドアップ時の前線での起点”があると思うのです。日本は、３－６－１で１トップが苔口でした。この苔口にボールが納まって、ビルドアップをするタメが作れなかったからだと思うのです。もちろん、中国の３バックの“裏のスペースを狙う動き”も併用していたのですが、中盤から出るボールの精度が低かったと思います。
例えば、皆さんの中にも好きな人が多いと思う、チェコ代表は、コラーの１トップ（4-1-4-1）です。チェコの場合もコラーに、いわゆる“くさびのパス”が入ることにより“ビルドアップ時の前線での起点”が出来ます。このチェコの１トップのコラーの重要性の比較としては、今回のＷ杯ドイツ大会、第１戦のアメリカと第３戦のイタリアの見比べれば一目瞭然だと思います。（録画した人は、ごらんあれ）
第３戦のイタリアとの試合では、バロシュでした。しかし、彼は、純粋な１トップ系の選手ではないと思うのです。細かいデータは、忘れたのですが、EURO2004の時のチェコは、コラーの１トップ、バロシュの１シャドーという形だったと思うのですが、この時のバロシュは、とても輝いていました。
話は、戻りますが苔口の１トップの件ですが、反町監督もこの辺は、課題だと思っているようです。
| ＜以下は、会見後の囲み取材＞ 苔口の１トップは、相手に応じてやったが、うまくいった部分とうまくいかなかった部分がありました。苔口は本当は１トップのキャラじゃないから。できた部分とできなかった部分をこれから検証します。 スポナビより - 全文は、こちら◆ |
この年代だと、平山（ヘラクレス）がいるので、そういう意味でも１トップというＦＷは、発想として持っているのかもしれません。１トップ＋２シャドーのようなイメージでこの試合のシステムを見ていましたが、実際には、機能していたとは、言えませんでした。でも、チームとして２得点をしたこと。そして何よりも流れからの１得点目は、非常に良かったと思います。１点目のようなプレーが増えてくれば、いいでしょうね。
| ■ ２点目は、失望 |
増田誓志（鹿島）の２得点目は、良く決めたと思う。しかし、ほとんどプレッシャーがなかった。ＤＦのスライディングを１度切り替えして交わした後に、ゴール前に味方が詰めていないか？を確認して、詰めていないと分かると、中国のＤＦのプレッシャーもなかったことから、ＧＫのニアサイドへ決めた。ＧＫがゴール前（中央）を狙っていた増田の意図は分かっていたから、ゴール前をケアして若干ゴールのニアを開けた所に決められた。
個人的には、『切り替えして→シュート』をして欲しかった。
これは、前日本代表でも言われていた事です。『切り替えして→パス』、『切り替えして→シュート』この２つの意識の違いは、“結果”でかき消される可能性があるのですが、もし、ゴールにならなくても、こういうシュートへの意識って必要だと思うのです。今後、Ｕ－２１に関しては、このような“意識”の部分を注目していきたいと思っている。
≪追伸≫
守備の面、プレスに関してもちょっと気になった点があったのですが、それは、また次回検証してみたいと思っています。
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引越しの片付けも一段落して部屋もきれいになりました。写真もアップする予定なので、又私のブログにも遊びに来てくださいね
増田の件に関して同感です。
名前が一緒なのでちょっと贔屓目に見てはいたのですが（笑）
ただ、日本人もあの位置からニアに蹴り込める発想と技術がだんだんとですがついてきましたね。
＞こんばんは！
雰囲気変わったというか、テンプレートを変えただけです(笑)結構、月に１回くらい変えてます。自分の中の気持ちの問題ですけどね(^^ゞ
正直に言えば、gooは、テンプレートがいまいちなんでね。カスタマイズ出来るみたいだけど、ちょっと面倒くさい…
chikashiさん
＞こんばんは！
増田の件、同じ見解の人がいるとは、嬉しいです。
やっぱり、得点という結果によって見えなかったりするのですが、気持ちの部分で、あそこは「切り替えして→シュート」して欲しかったです。若い世代なので特にそう思いました。でも、総じていいプレーが多かったと、私の中では評価は高いです。