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リバプールvsニューカッスル 【プレミアリーグ07/08】

2008年03月09日 | リバプール (07/08)
■ BARCLYS PREMIER LEAGUE 2007/2008
   リバプール(3-0)ニューカッスル
    ・前半42分 ペナント(リバプール)
    ・前半45分 トーレス(リバプール)【ロスタイム】
    ・後半 6分 ジェラード(リバプール)


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■ 大切な試合に勝利

◆ 好調リバプールvs不調ニューカッスル
ミッドウィークのウェストハム戦では4-0と大勝。
現在のシステムにしてから負けなしのりバプールですが、久し振りにバリバリのローテションを適用。これまでは、前線の3人は「バベル、トーレス、カイト」でしたが、この試合は、「ペナント、トーレス、ペナント」という組み合わせ。
さらに、守備的中盤も「ルーカス、シャビ・アロンソ」ということで、マスケラーノが外れました。しかし、この辺のメンバーの入れ替えは、来週のミッドウィークに行われるインテル戦を視野に入れたメンバー構成だと思われます。

リバプールは[4-3-3](4-2-3-1)という形。もう、これはチームとして一つの形(スタイル)が確立した感はありますね。現状では、以前の[4-4-2]に戻すことは特殊な事情がない限り有りえないと思われます。

一方の対戦相手ニューカッスルですが、1月中旬に監督が代わりケビン・キーガンになったものの、以降勝ち星なし。前回のニューカス戦の記事で書きましたが、メンバーだけ見れば結構良い感じはするんですよね。多少、年齢的にはフレッシュじゃない選手もいますが(苦笑)

それでも、このメンバーを抱えながらもなかなか勝ち星が得られないニューカッスル。
全ての責任が監督にあるとは言いませんけど、何かしらチームに勝てない根本的な原因があるように思うのです。この辺は、ニューカッスルというチームの戦術云々よりはメンタル面に原因があるように思えます。

正直、現在のニューカッスルの状況(勝ち星がない)を考えると楽勝かな?なんて思っていましたが、ところがどっこい!なかなかゴールが挙げられませんでした。

試合展開は、前半30分くらいまでは、はっきり言って五分五分だったと思います。
多少、リバプールの方がボールポゼッション率は高かったかもしれませんし、シュート数でも上回っていたかもしれません。しかし、サッカーにおいて、こういうデータってのは、あてにならないことが多いのです。

とにかく、先制点。それこそが一つのゲームのアドバンテージを握るには大事だと思うのです。別にビッグクラブに限らず、降格争いをしているようなチームだって同様です。試合をコントロールする。自分たちのリズム、自分たちの試合展開にする。その為には、先制することが一番大事です。

■ 現在のシステムが効果を表した2点目、3点目

◆ リバプール3ゴール
そんな先制点を奪ったのは、リバプールでした。
トーレスから裏へのパス。ニューカッスルDFエンリケが追い付きクリアしようとするものの。
ペナントに当ててクリアしようと思ったニューカスルのDFエンリケですが、ペナントの足にあたったボールが跳ね返りそのままゴールへ。GKハーパーも多少出ていたので、まさにラッキーな先制点でした。

すると、前回ウェストハム戦でハットトリックを決めたトーレスが2点目のゴールを決めます。
2点目、3点目は、現在のシステムが上手く機能している証拠だと思います。
 1.トーレスが楔のボールを頭でジェラードへ落とし、ジェラードがドリブルで持っていく。
 2.再びトーレスへリターンパス。
 3.ジェラードからのパスをトーレスがGKを上手くいなしてゴール。
ロスタイムのゴールでしたが、後半を迎えるうえで得点だけではなくピッチ上の選手達にとっても精神的に楽になったゴールでした。

後半6分 リバプールは速攻からトーレス→ジェラードとスルーパスが通り3-0。
見ながら「オフサイドだ~」なんて叫んでいましたが、この試合ホーム・アンフィールド。多少猶予が与えられたようで。まぁ、プレー自体はギリギリのプレーでしたが・・・これで、試合を決めたと思いましたね。ジェラード、トーレスなどインテル戦を顧慮したら選手交代を20分くらいにパッパと済ませるべきだと考えていました。

余談ですが、この試合、ファビロ・カペッロ、イングランド代表監督が観戦に来ていました。ふと思ったのですが、トーレスやらイングランド代表でない選手もいるわけで、カペッロとしたらそういう他国の代表レベルの選手に関しても多少はチェックしているでしょうね・・・こわ。

3-0となった時点で多少、ニューカッスルの選手からは試合に対する覇気が消えたように感じてきました。

◆ 試合と関係ない話。
今シーズン、リバプールのプレミアリーグ及びチャンピオンズリーグでの試合をほぼ全て観てきましたが、この試合でもそうなんですけど、「3-0」となった時点で、「勝ったな・・・」って思ったのですが、過去は「3-0」でも多少なりの不安というか心配はあったのです。しかし、ここ最近は、3-0、2-0でも(時間帯にもよるが)勝ったと感じるようになったのです。

この辺の心情に関しては、私がリバプールを今シーズンずっと見てきたように、Jリーグでも代表でも同じで、なんとなく勝利を感じさせる要素ってあると思うのです。得点差という事実以外にもチーム状況(戦いぶり)ってのもあると思うのです。

しかし、具体的な理由ってのは、なかなか“これ”と言った決定的な理由はないんですけど、皮膚感覚というか、観戦感覚とでもいいましょうか?!その辺で感じるんですよね。それは、シュート数とかボールポゼッション率という数字だけでは現せられないものかもしれませんけど・・・あっ、でも、一つ取り上げれば、見ていて「チャンスだ!」って思った瞬間に選手達の動き(攻撃へのスピード)なんかはシンクロしていますね。

選手交代
後半21分 ジェラード → カイト
後半27分 トーレス → クラウチ
後半34分 ペナント → ヒーピア


そのまま試合は終了。これで暫定4位をキープ。2試合少ないとは言えチェルシーと勝ち点2差まで追い付いてきました。
この試合では、初めて試合中におしっこに行きました(笑)

最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
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■ リバプール 07/08シーズン
 01.アストン・ビラ戦 [A]
 02.チェルシー戦 [H]
 03.サンダーランド戦 [A]
 04.ダービー・カウンティ戦 [H]
 05.ポーツマス戦 [A]
 06.バーミンガム戦 [H]
 07.ウィガン・アスレティック戦 [A]
 08.トッテナム戦 [H] 
 09.エバートン戦 [A] 
 10.アーセナル戦 [H] 
 11.ブラックバーン戦 [A]
 12.フルハム戦 [H]
 13.ニューカッスル戦 [A]
 14.ボルトン戦 [H]
 15.レディング戦 [A]
 16.マンチェスター・ユナイテッド戦 [H]
 17.ポーツマス戦 [H]
 18.ダービー・カウンティ戦 [A]
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 23.ウェストハム戦 [A]
 24.サンダーランド戦 [H]
 25.チェルシー戦 [A]
 26.ミドルスブラ戦 [H]
 27.ボルトン戦 [A]
 28.ウェストハム戦 [A]
 29.ニューカッスル戦 [H]
 30.レディング戦 [H]
 31.マンチェスター・ユナイテッド戦 [A]
 32.エバートン戦 [H]
 33.アーセナル戦 [A]
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (SHIN)
2008-03-09 18:09:57
こんにちは^^

ここ最近、リーセも出場してるし、リヴァプールは点を結構とって勝ってるのでなんかうれしいですね^^
このままの調子でCLも勝ち進んでもらいたい!
返信する
Unknown (シャンク)
2008-03-09 19:20:16
勝てると感じ始めたのは、コージさんにとってレッズがただの観戦対象以上のものになってきたからなんじゃないですか?笑 さあ一緒にこの嵐のなかを歩き続けましょう!

スティービーとトーレスのコンビネーションは往年のオーウェンとのそれを彷彿させるものでした。それを目のあたりにしてオーウェンは何を考えたでしょうか?私は彼の復帰話もやぶさかでは無かったので複雑な心境です、今の三人の置かれた立場はあまりにも対照的過ぎます。
今年に入ってからのアンフィールドはかつての様なチャントの嵐が消え、暫くはアウェイの様な静けさが続いていました。が、先日の選手交代時の”フェルナンド”コールは新たなヒーローの誕生とかつてのヒーローへの”Farewell"を世界に予感させるシーンだと感じました。
いずれにしてもチームが崖っぷちである事に変わりは無く、経営陣がこれ以上選手のモチベーションを落とす様なゴシップを垂れ流さない事を期待したいです。
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コメントのお返事 (コージ)
2008-03-09 21:14:41
SHINさん

こんばんは、はじめまして。
そうですね、現在好調なので、この調子を持続して欲しい。多少、日程面での厳しさはあるでしょうけど、変に代表とかの招集がない状態でインテル戦になるんで、このリズムを維持していって欲しいものです。
返信する
コメントのお返事 (コージ)
2008-03-09 21:19:49
シャンクさん

こんばんは。
オーウェンの復帰の噂はちょっと気になりました。
やっぱりオーウェンはリバプールを出るべきではなかったと思うのです。

この辺は昔のサッカーのノスタルジックなものですけど、ミランのマルディーニやローマのトッティなどクラブの象徴となりえる選手ってのが最近少ないような気がするんですよね。

ビッグクラブは中小クラブから金にものを言わせて獲得する。勿論、選手も自分や家族の人生があるし、年俸が上がればそれだけ選手として評価されている証拠だと思うんですよね。

そういう意味でも、オーウェンとジェラードってのは、90年代中期以降~今もリバプールの象徴となっていたはずです。しかし、トーレスも引退するまでリバプールならば、一つの時代を築いた選手として名が残るでしょうね。
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Unknown (shingo)
2008-03-10 15:26:21
はじめまして。

このサイトを参考にウイイレでリバプールを完コピしてます。
初心者の僕には解説がわかりやすいので戦術やフォーメーション、選手起用など全てこのサイトを元にしてます。

いつもわかりやすい解説ありがとうございます。
これからも拝見させてもらいます。
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コメントのお返事 (コージ)
2008-03-11 21:54:45
shingoさん

こんばんは、はじめまして。
ウイイレは最近やっていませんけど、プレステで遊ぶゲームはウイイレくらいなものです(笑)
ウイイレ以外でも参考にしてください。
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