■ 試合結果 クラブワールドカップ 準決勝 |
バルセロナ(4-0)クラブ・アメリカ ・前半11分 グジョンセン (バルセロナ) ・前半30分 マルケス (バルセロナ) ・後半20分 ロナウジーニョ (バルセロナ) ・後半40分 デコ (バルセロナ) |
■ 圧勝したバルセロナ |
◆試合を楽に進めたバルセロナの得点
バルサはチャンピオンズリーグ、ブレーメン戦と同じ布陣でした。クラブ・アメリカはブランコを外してクエバスを前半から投入。(ブランコは後半から登場)フォーメーションはほぼ両チーム共同じような形でした(クラブ・アメリカの詳細は不明)
クラブ世界一の称号を得る為に今回は頑張るって言っていたバルセロナですが、時差などによるコンディション不良が気がかりだったと思います。しかし、前半の2ゴールで楽になったと思います。後半はライカールト監督の渇!?もあり、さらに追加点を奪って終わってみれば、4-0と圧勝でした。
先日の全北vsクラブ・アメリカの試合を見た時は、少しはやってくれるかな?と思いましたが、現実的にはほぼノーチャンスのクラブ・アメリカでしたね。
■ 真っ向勝負の結末 |
◆試合のゆくえが読めた先制点のシーン
欧州ではバルセロナと対戦する時の鉄則、バルセロナ封じみたいなセオリーのようなものがあったりします。(参考:スポナビコラム - バルセロナを倒すための5つの戦略 by小澤一郎)
例えば、ロナウジーニョにマンツーマン気味の守備をしたり、ボランチ(モッタ、エジミウソン)にプレスなど・・・ところが、クラブ・アメリカは明確なバルサ封じをしているようには思えませんでした。つまり、自分達のサッカーをする。いつもどおりのサッカーをする。って様子でした。しかし、結果はご覧の通り・・・(苦笑)
前半開始早々のC・ロペスが裏を取ったシーンがありましたが、あそこで得点を挙げていたらどうなっていたかって若干思いますが、結局、バルサの攻撃力を封じずしてバルサに勝利は難しいような気がします。要するにバルサ以上の得点を挙げることが難しいと思うのです。それくらいバルサの攻撃力は凄いってことですね。特に最近はロナウジーニョ及び他の選手のコンディションが上がって来ているようですのでね・・・
◆連動性が表れたバルサらしい1点目(図解参照)
多分、ジュリからのスローインをイニエスタがドリブルで交わします。
デコが引いて来てイニエスタからパスを受けます。
デコが引いたスペースをロナウジーニョ、イニエスタが狙います。
デコ→ロナウジーニョ→イニエスタへとダイレクトパスが通ります。
グジョンセンがイニエスタの動きに反応してポジションを移動(ロナウジーニョがいたスペース)
■ バルサの選手に見る、基本の重要性 |
◆バルセロナを支える基本的な技術
バルセロナのプレーの特徴は、幾つかあると思います。
フォーメーションは[4-3-3]とピッチ上にバランス良く選手が配置されています。そして、(ダイレクト)パスを主としたプレーが特徴だと思います。しかし、良く良く見るとそれほど難しいことをしているのではなく、基本的な技術(パス、トラップ、ドリブルなど)が正確なだけだと思います。それが異常なほど正確ですけど(苦笑)
後方からのビルドアップは、一般的なチームとさほど変わりません。しかし、ゴール数十mのエリアで世界最高レベルの選手のイマジネーションと技術によって相手を切り崩します。この部分がどうしてもクローズアップされますが、結局中盤でのダイレクトプレーを支えているのも結局は正確なパスとトラップ。そして、何よりもチームとしての連携というサッカーにおいて大事なチームワークの中に成り立っていると思います。
◆オンザボールとオフザボール
前述の通り、オンザボールの動き・プレーの正確さによりダイナミックかつ魅力的なサッカーを見せるバルセロナですが・・・意外とその前後のプレーの中ではボールを持っていない時の動き(オフザボール)が非常に多いということも忘れては駄目だと思います。一人一人がきちんと走ってますね。勿論、攻撃だけではなく守備においてもです。
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