■ UEFA チャンピオンズリーグ06-07 準決勝 1st leg |
チェルシー(1-0)リバプール ・前半29分 J・コール(チェルシー) |
■ チェルシー1st leg勝利!! |
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/04/8bfa8f15844f562bb111ee75934c8d4c.png)
ご存知の通り今シーズンのCLのベスト4には、イングランドのチームが4つ残りました。そして、マンチェスター・ユナイテッドがACミランを3-2と破りました。
もう一つのカード、「チェルシーvsリバプール(inスタンフォード・ブリッジ)」について・・・今回は軽めに。
試合は、前半にJ・コールの得点を守り切ったチェルシーが1st leg勝利を収めました。
リバプールは、準々決勝ではPSV(オランダ)に2試合共勝利をして、1st legでのアドバンテージがあったので楽な試合でした。一方のチェルシーは、バレンシア(スペイン)相手に2nd legで逆転の勝利でした。CLの結果などを見ると対照的なチームの対戦と言えます。また、国内リーグ(プレミアリーグ)での今シーズンの対戦成績は、1勝1敗の五分でした。お互い手の内を知り尽くしたチーム同士の試合だったように思えます。また、CLのベスト4ってのを忘れてプレミアシップでの一試合のように錯覚する時もありました。
◆ チェルシーのお手本のようなカウンターからのゴール
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カウンターは、相手チームが前掛かりになり、守備の陣形が整っていない内にゴールまで結び付けなければなりません。その為には、小難しいテクニックよりも基本的なテクニックの正確性が問われると思います。また、もたもたとやっていてはカウンターとは言えませんので、そのスピードも問われます。
・DFのカルバーニョからの正確なグランダーパス
・ドログバの切り替えし
・J・コールのリバプールDFの前に出るプレー
このシンプルな3つのプレーの連動性によりゴールが生まれました。
乱暴な言い方かもしれませんが、強いチームとは華麗にサポーターを魅了するサッカーをするとは限りません。現実的な勝利とショーを両立するのは非常に難しいと思うのです。特に、現代のサッカーにおいては・・・
■ リバプールの左サイドを起点にした攻撃 |
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・シャビ・アロンソが守備から攻撃へシフトする際のコンダクター
・ゼンデンがサイドで起点(ドリブルを仕掛けたりクロスを入れたり)
・ジェラードが右サイドから央へ絞る(2トップの後方に進入するケース多)
また、リバプールの守備のメカニズムに関しては、準々決勝のPSVとの試合で書いた内容と同様です。ただ、ベスト16でのバルセロナ、ベスト8でのPSVとのアウェイゲームのように“守備的”ではなかったのは、前述した手の内を知り尽くし同じリーグに属するチーム同士の対戦だったのからでしょうか・・・?!
2nd legでは、今回のチェルシーの勝利は“多少のアドバンテージ”にすぎないかもしれません。この2チームに大きな力の差があるとは思えませんですし、逆に最小失点差で抑える事が出来たとリバプールの監督、選手、そしてファンは考えているかもしれません。次は、リバプールのホーム(アンフィールド)で行われますが、壮絶な試合になるかもしれません。
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次節はクラウチ対ドログバのポスト対決でしょうか。
ベニテスはこういう試合(放り込み合戦)を望んでいなかったでしょうが、ホームであるのが強み。
やはり勝負師と使えるタレントをそろえたチェルシーは本命です。
シェーヴァは(レブロフやピルロからのような)息のあったパスがもらえれば独力で試合を決められる選手なのですが、このチームではまだそういう関係がないのでしょうか。
こんばんは。
あのカウンターはドリグバの身体能力があってこそだと思うんですけど、「DFからFWへそして2列目の選手が」という一つの形としては、非常に良いものだと思います。
こんばんは。
ご指摘の通り、私もベニーが放り込み合戦は望んでいなかったと思います。実際にクラウチを最初から使いませんでしたし。
シェバは、私もどうもまだフィットしていないというかコンビネーションとかどうなんだろ?ってプレーが2、3ありました。自分の欲しいタイミングでパスが貰えなかったりとか、ドリグバと被ったりとかね・・・