本田圭佑の生きる道

■ アジアカップ最終予選

日本（２－０）バーレーン 　　　　・前半３６分　岡崎慎司　(日本) 　　　　・後半４７分　本田圭佑　(日本)　ロスタイム

■ 最終メンバーほぼ確定

◆ 海外組と国内組
オシム前監督の残した唯一（？）の負の遺産がアジアカップの予選を免除出来る上位３チームを逃し方ことでした。ドイツＷ杯後だったと思うのですが、アジアカップの開催時期が変更されてしまった。ここで言及してましたね。

とりあえず、この試合の注目は、Jリーグへ復帰した中村俊輔と本田圭佑、松井、長谷部、森本という欧州組ということで、岡田監督の中ではベストの布陣と考えているであろうメンバーだったことです。そこで一応バーレーン相手だったものの結果を残した。

内容は、まぁこんなもんだろうって感じでした。そりゃ当然ですよ！
Ｗ杯で同じグループに入ったカメルーン、オランダ、デンマークはそれなりの強豪と試合をしてて日本はアジアカップの予選・・・（チーン）。

中村憲剛がアゴを骨折したということでしばらく離脱。同じく大久保も怪我で離脱。
この２人が離脱したことにより、本田と松井がチャンスを得たというか、好評価だったんじゃないでしょうか？！

◆ 左サイドは、ほぼ確定
個人的には、松井はかなり良かったですね。やはり本職のサイドのプレーヤーと元来ＦＷの大久保とでは比べ物にならない。後ろの長友とのコンビネーションはもっと詰めると良くなりそうです。なぜならば、両者共に特徴が真逆なのでいい意味で攻撃の幅・攻撃の色が違ってくる。運動量とスピードを生かした長友、ドリブルと稀有なテクニックを駆使した松井。
[4-2-3-1]であれ[4-4-2]であれ、この組み合わせが左サイドのベストだと思います。というか、もう決定でもいいと思います。

◆ 本田圭佑の現代表での生きる道
次に色々と注目の集まる本田圭佑。
正直、今回の[4-2-3-1]の３の中央が一番ベストだと思います。
岡田監督が中村俊輔をチームの中心として考えているなら今回のポジションしか生きる場所はなと思うんですよね。

本田は守備をしない、苦手って話ですけど、カウンター喰らったシーンできちんと戻っていたし、そもそも岡田JAPANには良質な守備のシステムがあるとは思っていないんで、本田の守備力よりは攻撃力の方がまだ期待出来る。

松井よりは下手ですけどドリブルで仕掛ける意識やフィニッシュへ行く意識ってのは中村憲剛とは違う。中村憲剛はやっぱり日本人らしい中盤の選手って匂いは消えない。つまり、ゴールへの意識が本田と比べると弱い。良いものを持っているけどそれを前面に出し切れてない感じ。これは中村俊輔、遠藤にも言える。逆に日本人らしい中盤の選手というイメージを大きく変えたのが中田英寿だった。やっぱり言動もそうだけど「ゴールでしか評価されない」という海外でプレーしているものが前面に出ている。
そういう意味で、セカンドトップに近い感じでの今回の本田圭佑が現在の代表で生きる道だと思った次第です。

ただ、岡崎とのコンビネーションであったり、中盤のほかの選手からのボールの引き出し方みたいな部分はもっとすり合わせないとチームとして本田をあの位置で生かせれるようには思えない。

◆ 監督解任が・・・
Ｗ杯までの残り試合
4/7 　セルビア（国立）
5/24　韓国　　（埼玉）
5/30　イングランド　（オーストリア）
6/4　 コートジボワール　（スイス）

わずか４試合しかありません。この中で４月は海外組の招集が難しいらしいので、現実的に考えれば、あまり大きなステップアップ、変化、進化ってのは期待できないと思います。

やはり、この短期間で劇的な変化をさせる為にには、（チームの雰囲気も変えるという意味も含め）監督交代がベストの選択肢だったんでしょうけど、どうやら監督交代ってのはないみたいですね。

以前、当ブログでアンケートを取った結果は上記の通りになりました。

支持率4.8%って（笑）まぁ、他のブログなどでも同様のアンケートをした人もいるでしょうし、結果は当ブログでのアンケートと大きく違わないんじゃないかと思っています。

そういえば、先日私の友人が言っていました「４年前の屈辱をみんな忘れたんじゃないか？」って・・・

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