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サプライズなき、ブラジルW杯メンバー予想

2014年05月10日 | 日本代表(ザックJAPAN)
■ サプライズなき、ブラジルW杯メンバー予想

◆ 19人は確定
いよいよ明後日、ブラジルW杯に向けた日本代表メンバーが発表される。
個人的な予想は、19~21人は決まっていると思う。

コンフェデ、そして、その後選ばれたメンバーは図(別ウインド開きます)の通りである。ここから招集メンバーを予想してみようと思う。

まずは、下記の19人は、これまでの招集状況、チームの柱という意味でも確定したと見ていいと思う。

(GK)川島、西川、権田
(DF)今野、吉田、伊野波、森重、長友、内田、酒井高、酒井宏
(MF)遠藤、長谷部、本田、清武、岡崎、香川、山口
(FW)柿谷


◆ 一番の問題は、けが人
吉田、内田、長谷部など現在のザックJAPANのメンバーにけが人が多いのが一番の問題である。
6月15日(日)のコートジボワール戦まで、約1カ月ある。
それまでに回復の見込みがなければ、今回のメンバーには招集しないであろう。
逆に、回復しピッチに立つことが可能であれば、招集するはずである。

ただ、気がかりなのは、今シーズンパフォーマンスが低調との清武である。しかし、ザックJAPANにこれまでずっと招集されており、監督の戦術の理解度などを重要視するザックは外さないと思う。むしろ、残りの時間でパフォーマンスを上げろ!と叱咤する可能性が高い。

◆ 当落線上のメンバーとけが人
次に、本当の当落線上のメンバーを考えてみる

「駒野、細貝、乾、青山、高橋秀人、工藤、豊田、齋藤、大迫」

DF陣は、GK3人を除く20人中8人が確定と見ている。この8という数字は各ポジションにおける最大値に近い。
つまり、ここに駒野を招集するかどうかがポイントとなる。その理由は、内田の怪我である。
内田の怪我が不安なら、ダブル酒井のどちらかがスタメンになる。しかし、このダブル酒井は内田に比べると圧倒的に安定感に欠ける。それなら、経験も豊富でプレーの安定度を考えれば、駒野を入れる可能性はあると思う。

実は、今回のメンバーの予想で、一つの大きな問題となっているのが、前述の通り「けが人」である。
けがもなく試合に出ていないだけなら、過去に長谷部がそうだったように、代表チームでプレーさせ、第1戦までの3つの親善試合でパフォーマンスを上げさせるようにザックはするはずである。しかし、けがだけは、どんな優秀な監督であってもどうしようもない。駒野が入るかどうかは、内田のけがの具合とダブル酒井への信頼度というザックの考えを読み取るいったんとなる。

実は、駒野の招集するかどうかのポイントは、他のポジションでも同じである。長谷部は招集するだろうか、けがの再発の危険性もあるので、ボランチにもう一人欲しいと思えば、細貝であろう。細貝は、これまでほぼずっと招集され続けており、ザックの中ではリードした試合で、試合を閉める役割を求められている。ただ、実際にはそれほど試合を閉める役割をこなしているかと言うと、個人的には疑問なのだが。

あとはFWであるが、大迫も入るだろうと思う。ただ、もう一人FW枠が欲しいと考えているであろう。そうなると豊田になると思う。しかし、ある起用方法をすれば、豊田を招集しなくてもよくなる。
それは、今シーズン絶好調の岡崎を1トップのFWへ持って行くことである。
実はこのプランは、残り3つの親善試合でザックが本気で試すような予感がしている。

このプランを実行したとしたら、予想の軸が変わり岡崎の抜けた右サイドの補強が必要になる。前述のように今の清武に、正直、安心して任せられない。そうなると、工藤が招集される可能性が高い。

この案は、先日Twitterでつぶやいた後に気づいたのである。
当初は、ジョーカー的に斎藤を考えていたが、バランスを考慮するザックである。柿谷、大迫という若いFW陣よりは、岡崎を1トップの軸にするのではないかと思う。そして、ジョーカー的に柿谷か大迫を投入する可能性は高いと思う。
これらの要素を考慮して、確定メンバーを「細貝、大迫、工藤」として、21人が確定となる。

そして、最後の2人は、「駒野と斎藤」あるいは、「駒野と豊田」が入るのではないかと思う。

つまり、サプライズなしである。

唯一、サプライズがあるとしたら、広島の塩谷である。事実、4月7日から9日に行われた代表候補合宿には招集されている。そして、Jリーグでも好パフォーマンスを見せている。可能性という意味ではゼロでないと思う。その場合、駒野が外れることになる。ザックがSBのバックアッパーに経験豊富なベテランを選ぶか、好調の若手を選ぶかが、一つのポイントとみていいと思う。あとはFWの1枠も同様である。それが、結果的に、工藤、斎藤、豊田に影響してくる。

◆ サプライズは不要
巷では、大久保(川崎F)や前述の塩谷(広島)などの名前が挙がっているが、招集されるサプライズではなく、もしサプライズがあるとしたら招集されないサプライズがあると思う。その対象は、けが人、清武やW酒井のどちらか、あるいは若手のFW。そして、その代わりに、これまで招集されたメンバーが入ると思う。

そもそも、サプライズはマスコミが求めているだけであり、これまでの4年間の集大成ということであれば、サプライズは不要なはずである。コンディション(今回のけが人多数の状況)の問題などで、いつもと違うメンバーが入ることはあるかもしれないが、それも含めて過去に招集され続けた、いわゆるバックアッパーがその穴を埋めるべきである。ここに一度も招集されたことのないような選手を入れるのは、ナンセンスである。つまり、基本的には、W杯メンバーはサプライズなんて起こらないものである。「予想通り」「順当な」メンバーが選ばれてこそ代表チームなのである。

■ 3つの大事な準備

◆ 残り3試合の重要性
最後に本大会までのスケジュールを確認してみる。

5月27日(火) キプロス
6月3日(火) コスタリカ
6月7日(土) ザンビア

第1戦 6月15日(日) コートジボワール
第2戦 6月20日(金) ギリシャ
第3戦 6月25日(水) コロンビア

第1戦までは、3試合予定されている。
それまでに必要なことは、以下の通りである。

・欧州組の疲れを抜きリフレッシュさせ、コンディションを整える
・親善試合等を通じてチームの戦い方をおさらいし、本大会仕様へとシフトチェンジする
・選手、監督、スタッフを含めた「日本代表」の結束を強くする

概ね、この3点が大きな要素となる。約3週間でチームとして目標へ向けて戦うチーム(グループ)へと仕上げるのが、ザックとキャプテン長谷部に課せられた、最後のステージの序章となる。

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