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鹿島vsG大阪 【第7節】

2008年04月19日 | Jリーグ
■ Jリーグ 08シーズン 第7節
   鹿島(0-0)G大阪
   


この試合の詳細は、ブログランキングにてサポーターの方のエントリーをご覧下さい。

■ トトってさ~

◆ 当たらねぇ~!
最近、気になるようなネタもなく、先週あまりブログを書いていなかったら「書く行為」が面倒になって来ている。意味もなく自分の昔の記事とか読んだけど、文章力は酷いものですが、切り口とかは、今よりも全然良い(笑)
何より文章が短くて読みやすい。

ここから本題です。
そんな訳で、今日の午後に観た「鹿島vsG大阪」について、ちょこっと書いてみようかなと思った次第です。

今シーズン、ほぼ毎節1試合はJリーグを見るようにしています。
基本的に気になった試合、あるいは、まだ観ていないチームの試合を観ているので、J1全18チーム全てを見ていない状態です。

見ている理由は「トト当てたい」からです。

要は、サッカーってのは数字上のデータだけではチーム事情ってのは分からないからです。
例えば、前節の「浦和vs鹿島」も見ましたが、2-0でしたっけ?浦和が勝ちましたけど、内容的には鹿島の方が断然良かった。
しかし、2ゴールを決め勝利したのは浦和。

この時の2失点した鹿島には問題があったわけですが・・・

ちなみに、浦和について一つだけ気になったことがありまして、闘莉王が[3-4-1-2]の「1」の部分に入るというアバンギャルドなフォーメーションでしたが、正直、あれは駄目。まだ、横浜FMの松田を守備的MFで使うように、闘莉王を守備的MFで使う分にはいいけど、いくらなんでもやり過ぎエンゲルスさん。だったら、梅崎を頭からあの位置で使ってあげた方がまだ良い。

それと、高原。コンディションや連携云々など、まだゴールを決められないで不振に苦しんでいますが・・・色々と思うところはあるんですけど、もしかしたら、もう年齢的、フィジカル的にも、またモチベーション的にも選手として終わりの時期に入っちゃっているんじゃないかな?とちょっと思ったり。

■ ポゼッション・サッカーに支配された鹿島

で、やっと今日の「鹿島vsG大阪」について。
ちなみに、トトの予想は、鹿島勝利と予想していました。

理由は、一つ。「なんとなく・・・(笑)」

だってG大阪を見ていないから、両チームの力関係を天秤に掛けたり出来ない。
だったら、これまで3試合くらい見たことある鹿島の現状の方が分かり易い。敗れたものの浦和戦でもチーム状態としては悪くはなかった。この試合、内田、新井場の両SBが怪我で出場出来なかったようですけど、それを差し引いても試合のアドバンテージは、ホームの鹿島が握っていたと思った。前半ロスタイムのバレーのシュートが決まっていたら、後半試合は動いていたと思う。そうなったら鹿島が勝った可能性はあったと思うが、浦和、G大阪と連続して鹿島を見て分かった問題点が一つ。

◆ 鹿島について
鹿島の攻守の特徴をいくつか羅列すると・・・
 1.ピッチを横方向に対してワイドに使っていること。
 2.サイドチェンジも非常に上手くチームとして連動性は優れている。
 3.速攻を仕掛けてもフィニッシュまで行くのに「遅い」
 4.速攻時などアーリークロス気味にドンドンボールを放り込む時があってもいいと思う(数的優位を作りたがる)
 5.中盤を含めたプレスが機能している。チーム全体としてよく走っている。

で、鹿島の敗因(トト予想では鹿島、勝ちにしていたから)は、「ポゼッション・サッカーに縛られ過ぎていた」といことだと思うのです。もっと速攻と遅攻のバランスを考えないとボールポゼッションしてG陣内に押し込むものの、G大阪DF陣は、ペナルティエリア内で迎撃体勢が出来ているからクロスを上げてもそうそうゴールを割らせない。さらに、クロスの精度も多少あるが、現在の日本のサッカーでサイドプレーヤーに精度を問えないので割愛。

もう一つ、[4-4-2]で両サイド、ダニーロ(左)、本山(右)の両サイドへ展開した際にもう少しバリエーションを増やさないとG大阪、浦和レベルでは難しい印象。この辺のサイドを上手く使えているのは現在首位で同じ[4-4-2]を敷いている名古屋だと思う。(システムのメカニズムは異なるけど)

◆ G大阪について
で、一方のG大阪ですけど・・・
サイドでの攻防で劣勢だった。鹿島にサイドを使われるから[4-4-2]の「4-4」が自陣深くで守備ブロックを形成する形になり、守備から攻撃への切り替えが遅くなるし2トップへのフォローが上手く行っていない感じ・・・

あと中央からの攻撃が多過ぎるかな・・・
鹿島のようにもっとワイドに攻撃をしても良いじゃないかなと…。この辺は、鹿島のサイドとの駆け引きというかバランス的な部分も大きく影響しているのだが・・・詳細は割愛

とにかく、全体的に、チームとして攻撃時のベクトルが統一されていない感はある。
G大阪は、ベストメンバーじゃないのかな?よく分からないけど、明神、遠藤があのポジションで、今日みたいなプレーに終始するなら、なおさらサイドでの優位を作らないと難しい。
もう一つ、昨年までのようにマグノアウベスが引いて貰いに来てみたいな形もありつつそこに絡むプレーが前線であればいいけど、今日見た限りではその辺も乏しい。で、G大阪も両サイドの二川(左)、ルーカス(右)とのチームの連動性みたいな部分を詰めないと駄目じゃないかなと。

そもそもJリーグって長らく3バックで戦うチームが多かったので、この辺の弊害が昨今ちょっと見受けられる。


ちなみに、トトの結果ですが、今回も19時からの試合を待たずに終了。
今日の13時と14時開始(J2)の3試合は、「愛媛vs仙台」の引き分けもばっちり当てたんですけど、その後の「鹿島vsG大阪」、「F東京vs川崎」、「神戸vs札幌」、「新潟vs京都」この辺でやられてしまいました。

『なにやってんだ! ××』

・・・ってな具合で腹立たしいこと限りなし。ということで、おやすみなさい。
あっ、リバプール戦あったんだ・・・

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バランス (Mario)
2008-04-20 01:03:49
>速攻と遅攻のバランスを考えないと
現地で観てきました。 逆に鹿島はこのバランスがJで一番いいチームだと思っていますが、オリベイラがいみじくもインタで言ってましたが「攻めてこない」「速攻をさせない」んですよ。 浦和はともかくガンバは異様なほど高いラインと数的優位のバランスに気を遣ってました。 まあ「攻めさせられてる」という見方もあるんですがね。
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コメントのお返事 (コージ)
2008-04-20 01:34:40
Marioさん

こんばんは。
なるほど・・・あまりJよく分からんので(苦笑)
個人的には、この試合での鹿島はもっと速攻でバシッと点を狙っても良いように思ったんですよね。いや、トトの関係上勝って欲しかった(笑)
イメージかもしれませんけど、昔の鹿島はもっと速攻は脅威だったように思ったんでけどね。

なかなかラインの高低は現地でないと分からないですよね。意外とその辺って気になるポイントだったりするんですけど。
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