４年前の５月「イタリアの風に吹かれて」を立ち上げました。
ビジネスの世界においては自分を売り込むということは
１つの素晴らしい才能だと思うのですが、
おっとりとした私は その点疎く（笑）
ガツガツ行こう！ などと 思っただけでも
心が苦しくなってしまう性質（たち）なので
時代が進む中で 「その手段方法はもう古いよ！」、
「時代に逆行しているのでは？」と
たとえ囁かれるようなことになったとしても
他に倣ってのそれではなく、
私自身の思う 大事にしているもの 譲れないもの
心に定めた基準を忘れる事なく他に翻弄される事なく
自身が思い描くご縁を大切に
結んでゆきたいと思っています。
ブログを始めて間もない頃はアクセス数に
落ち込んだ時期もありましたが、
毎日 更新を続ける中で、
ファンになって下さる方も増え、この４年、有難いことに
毎日お立ち寄り下さる方々もいらっしゃり感慨深いです。
中には コメントを寄せるのは恥ずかしいから、と
お手紙やメールで作品や記事についてのご感想を
寄せて下さったり、温かな応援メッセージを下さったり
何度となく 有難いな・・・と思いました。
今年の４月、途絶えさせた 動きのないブログにも、
お立ち寄り下さっている証が、
「イタリアの風に吹かれて」、「風の伝う道ブログ」
という、検索エンジンから確認でき、
言い知れぬ感動に包まれました。
敢えて、意識してそうしている訳でもなければ、
欲のない人を演じて、ということでもなく、ですが、
（この物質世界に身を置いているということは
人それぞれ欲する欲、その度合いは異なりますが
勿論の事、皆 欲はあり、ご多分に漏れず、
私も勿論 欲は持っています。）
私は昔から「ただ数が多ければいい」という考えではなく
判官びいきというか、どちらかというと少数派であり、
広義の意味において弱者の方に肩入れしてしまう
きらいがありました。
目に見える【数】を、殊（こと）の外 大事に思われ、
「今日は〇〇万件アクセスありました～♪」と
毎回 ブログで開示される方もいらっしゃいますが、
私は数より質を重視しています。
沢山のアクセス数があるということは、
それだけ影響力のある方であり 記事であり、
アクセス数の多さを日々確かめるなかで、
大きな励みになっていることもあるでしょう。
語弊があるかもしれませんが、その方の書く記事や
世界観が本当に好きで立ち寄っているのか？と言えば、
そればかりではなく、自分が必要としている情報を
そこに見つけ、それが欲しいから立ち寄っている、
ということも往々にしてあるように思わされます。
〇〇占いなどのコーナーもそうですが
多数の人が関心を持ち、知りたい情報を
タイムリーに発信しているものに人は立ち寄ります。
人のそういう心理を よくよく理解した上で
表される数に 一喜一憂せず
淡々と書き続ける方というのは
そこにゆるぎない信念や自分を持っているからこそ、
私が、私が・・・・と 自分を売り込まなくても
自然と色々な所から推薦され声がかかり応援され
素晴らしいご縁が結ばれ 本当の意味で
世の中に「求められる人」 「認められる人」へと
後押ししてもらえるのかもしれません。
多くの人からただ「凄いですね」と言われることに
充足感を感じ、影響力を与える事に喜びや生きがいを
見出している書き手と、自分に必要でお得な情報を
いつも与えてくれる人だから記事に立ち寄っている、
という方の関係は ある意味バランス良く
引き合っていると思います。
私は 「凄いですね～」と 毎回手放しに
褒め称えられることは望んでおらず、
ブログやフェィスブックに立ち寄って下さった方に
何らかの影響を与えたいと思い書いているのでもなく、
都度揺れ動き、移ろいやすい人の心を掴むことに
躍起になり、その評価を気にしながら
書いているのとも違う為、ブログと言えども
変な上下関係や依存の関係を作らないよう
言葉を紡ぐ時は 毎回、注意深く、
放ったその言葉に対して責任を持ち、
丁寧に真剣に書くように心がけています。
１度放たれた言葉は
「あら、よく考えずに書いちゃった～アハハハ」では、
すまされないことも あると思うのです。
（私はタロットリーダーではありませんが、色々なオラクルカードを
持っている事もあり時々それらをひきます。一時期、
リーディング結果を時～々 ブログに載せていたのですが、
オラクルカードに関する記事に 多くの方が
立ち寄っていることをある時検索エンジンで知りました。
私のブログの基軸は 書とデザイン画の為、、
広く浅く 何でも提供する、何でも屋さんではない為、
ある時、過去に遡り、オラクルカードのリーディング記事を
削除しました。占い目的で「イタリアの風に吹かれて」に
お立ち寄り下さっていた方にとっては、あれ？と思い
今後、ブログには立ち寄らないであろうと思いましたが、
占いのプロとして看板を掲げていない私が、
占い目的で皆さまにお立ち寄り頂くのは
私自身 違和感を覚えた為、折角書いた記事でしたが、
それらの記事を削除したことは全く後悔していません。
数が多ければいい（安心する）と、媚びを売り
何でも屋さんになることは 私は望んでいません。
書やデザイン画をメインに、日常のささやかな体験をや
都度感じさせられた事を自身の言葉に載せて
開示し 紡ぐ中で、思いがけず、
「有難うございます。私も共感しました。」と言う
有難いお言葉を頂戴する時、皆さんも日々、
多くのことに 思い悩む 同じ人間なんだなぁ・・・・と
温かな気持ちになり 私の方こそ
有難うございます、の想いに溢れます。
４月、お休みしていた間もブログを楽しみに
お立ち寄り下さった皆様、どうも有難うございます
