若者気質

前回 今の若者が総じて無欲というか 物欲ないということを書いた。
そういえば 息子②と話していて その象徴的な事例があった。
彼の尊敬する学友は フットボールが好きでアメリカに留学し
その為 四半期遅れて 息子と同時に卒業した。
(息子も留学の為 遅れて卒業した。)

双方 普通に就職が内定したのだが
臨時少人数卒業式の後 学友に問いかけたらしい。
彼は もちろん優秀で 日本の大企業に内定していた。

君は ほんとは 何になりたかったの？

僕は アメリカの フットボールコートの 芝刈り員になりたかったんだ。

この話を聞いて 息子②は 心底 彼に負けた、と思ったそうである。
彼ほど ピュアな 無欲な青年は居ないと。
しかしながら、まずは経済的自立に押されて 双方就職するのである。
彼の夢 フットボールコートのメンテ要員 つまるところ 好きな道 職人の夢は
いつか 叶うのであろうか？

きなこママは 思うのである。
はるか昔 自分が社会に出た頃 、
そんな物欲の無いピュアな気持ちで 好きな事に精進して居たら
今 私は 何処でどんな暮らしをしていたのだろう？と。

(大して 変わんね〜よ。きっと。)



いつもはあまり出番の無い 老犬ドロップちゃん。
目は白内障でもう見えず 耳もかなり遠い。
所構わず 💩やオシッコして 辟易している。
それでも この爺さんは 家族の歴史のど真ん中に居た。
故に 今でも立ち位置は トップ。