昨晩、NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」ワンちゃんスペシャルを拝見しました。
ワンちゃん業界を代表するカリスマトリマー・小島麻里さん、
犬社会の高齢化に伴い増加する悪性腫瘍やがんなどの重篤な病気と闘う
ワンちゃんとその家族を救う獣医師・小林哲也先生、
真摯な姿勢と能力とひたむきな取り組みに感動しました。
ここまでは、幸せなワンちゃんとその家族のお話となります。
ラストは、訓練士・中村信哉さん、
人間を噛む狂暴犬を更生させて、飼い主と共に生活出来るようにさせる訓練の様子が流れました。
人間を噛む犬は、飼い主の手に負えなくなったら、保健所に渡され安楽死させらる事となります。
安楽死させる事なく、人間と共存出来るように訓練を施します。
その様子には感動して泣けてきました。
訓練を施す側も辛いけど、厳しい訓練を受ける側のワンちゃん達も辛い、、、
なんでそこまで(人間を噛むまで)になってしまったのか、、、。
どのワンちゃんも生まれながらに人間を噛む犬として存在していなかったはずです。
勿論、産まれながらの気質もあるのでしょう。
なかには、間違った躾からくるものもあるはずです。
人間から間違った教育を受けた(虐待を受けたり、必要以上に甘やかされてしまったり)結果で
そうなってしまったのだろうと思います。
飼い主さんが正しい躾や良い環境を与えていても、
飼い主さんの元に来る前に、そのような目にあっていたかもしれません。
人間から虐待を受けて、噛む犬になってしまったら、
人間への不信感を拭い去らないといけませんし、
閉ざされた心を開く事からやらないといけません。
勿論、噛む事はいけないと徹底して教え込まないといけません。
訓練士の中村信哉さんは、そこから取り組まれます。
正しい愛情とは何か、正しい教育とは何か、を考えさせられました。
その正しい愛情と正しい教育は、ワンちゃんだけではなく、
人間の子供に対してももいえる事ですよね。
いろいろと考えさせられました。
訓練中のワンちゃんは、訓練が厳しいだけに、見ているこちら側が辛くなります。
ですが、そこまでしないと更生出来ないところにいる訳でして、、、
淋しいワンちゃんの顔が卒業する(飼い主さんの元に戻る)頃には明るくなりますから、
人間への信頼を愛を取り戻しての卒業なのだと思えます。
訓練士の中村信哉さん、
今現在、訓練を受けている一匹でも多くのワンちゃんが、
人間と楽しく共存出来るワンちゃんに戻れるように、これからも頑張って欲しいと思います。
再放送は2月2日金曜日の午前0時10分から放映されます。
まだご覧になられていないワンちゃん好きの方、
どうぞ録画などされてご覧になられて下さいませ。
ーby事務長ー

「子宝メッセージ AIH編」「子宝メッセージ タイミング療法編」はアメブロに投稿されています。
そちらも是非ご覧になられて下さい。





