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とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
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子宮卵管造影法(HSG)について<不妊治療7>

2006年02月27日 | Weblog
本日は、「不妊治療の検査方法について」の第7弾としまして、「子宮卵管造影法(HSG)」について書かせて頂きます。

子宮頸管の入り口より造影剤を注入し、子宮腔・卵管の形状、通過性、癒着の有無をチェックする検査です。通常、月経終了日から周期9日目まで(低温期)に実施します。

子宮卵管造影(HSG)は痛みをともなう検査だと感じる方もいらっしゃるようですが、さほど痛い検査ではありません。
当院では痛みを最小限にするために痛み止め剤を使用してから行います。
また、卵管がちゃんと通っている方は痛みを感じることが少なく、逆につまりぎみだと造影剤を押し出す圧力などから痛みを感じることが多いようです。
痛みに対する個人差はありますが、検査中に感じる痛みの強さも、卵管が通っているかどうかのひとつの判断材料になります。

この検査は卵管のとおりをよくする治療もかねていますので、検査後の2~3周期は、妊娠しやすくなり、自然妊娠される方も少なくありません。この子宮卵管造影により、妊娠率向上に効果があると言われています 。
この検査は、造影剤を注入する当日のレントゲン検査と翌日のレントゲン検査の2日間を必要とします。
ーby事務長ー

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