ひとせのとびとび日記

仁瀬由深の個人ページです。

うれしいお知らせ

2010年06月19日 23時23分09秒 | Weblog
朗読劇「報恩」の売上金の一部が日本ミャンマー交流協会さんの手で、実際の形になりました。
ミャンマーの孤児たちの教科書代になったようです。
よく「学校を建てた」という話は聞きますが、実際には教師の補充やノート・鉛筆の支給、教科書の普及などがされないために機能不全に陥る学校が少なくないと聞いたことがあります。
建てっぱなしになってしまうこともあるそうです。。。
チャリティなどの活動は持続可能なものでないと、と考えた場合、やはり「人材育成」=教育を成し遂げることがチャリティの真髄なのだと痛感します。(交流協会は人材育成を真剣に行っていらっしゃいます)

ひとせはかつて20代前半のころ、漠然とアフリカに本当に必要なのは、アフリカを救おうという志を持った、アフリカ人なのだと思ったことがあり。
さらに当時オードリーヘップバーンがアフリカで慈善活動をしていることに共感し、あこがれました。
そういった下地が恩師の指導で根を張り、今のalifeの活動につながっているのだと思います。

そして、今日は直接出来る人材育成をやってきました。
そう、ワークショップ。

タバコを止めてから集中力がアップしたため、稽古中の休憩がぐわっと減りました。
なので、4時間の稽古で休憩はたぶん多くても15分ほどです。
見る、しゃべる、考える、のノンストップ。
終わると軽く空っぽになっています。
でも、この時間になるとフォローの足りなかった俳優さんのことが気になって眠れなくなってきます。。。
本当にきめ細かな指導はワークショップ後のマンツーマンのディスカッションで出来るのですが、最近は芸の世界も淡白になってきているのか、数年前ほど熱烈に何かを求められることは少なくなってきました。
そんな中で、今日はなんと大阪からの参加者がいました。
「はぁとぶりっじ」の中島弘泰さん。
今朝バスで到着、ワークショップ後は観劇して夜行バスで帰るとか。
大阪といえば森直将君。
聞いてみたらやっぱり知ってました。
いいね、大阪。
熱い。

負けるな東京。

で、とどのつまり、

今日は午前中は娘の幼稚園のお遊戯会で。
500人弱ほどの父母の前で無心に一生懸命踊り、歌い、台詞を吐く園児たちになんだか心打たれ。
人間は生まれてたった三年で、「表現」という芸術を楽しむことができるのです。
いえ、息子を見ていれば生まれて数ヶ月ですでに呼びかけたり、怒ったり、喜びを伝えたり、と表現しているのです。

このすばらしき生きる芸術たち。
私は生きている間にどれだけ人材育成に携われるのでしょうか。

願わくば一人でも多く。
なるたけ広く。
意義深く。

ありますよう・・・

日本ミャンマー交流協会の皆様、報恩を見る会を動かしてくださった先輩、
本当にありがとうございました。
この場を借りて深く御礼申し上げます。


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2 コメント

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ミャンマー支援 (ht8640)
2010-06-26 10:22:41
仁瀬さん
教育の支援は大切です。
しかしハードの入れ物を作ればよいと言う物ではありません
学校に行けない子供をどうするかの方が、
今のミャンマーでは必要です。
私は91人の子供たちを学校に行くために支援しています。
1年間の経費は一人わずか2500円です。
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ミャンマー支援 (ひとせ)
2010-06-26 22:56:30
こんばんは。
ht8640さんはどちらかの団体の方でしょうか・・・?
ミャンマーは多角的に問題も希望も抱える国だと感じています。
私のお世話になっている日本ミャンマー交流協会では大きい学生さんのお世話をされています。(大学生)
あと、医療支援として、現地のお医者さんたちの育成をされています。
今回は孤児で小さい子供、お寺でお世話になっている子供たち(コーエンとか)の手助けという形で今回のような寄付の形にしていただきました。

ht8640さんの活動もすばらしいですね!
ミャンマーの子供たちは優秀だと聞きます。
きっと学校でたくさんのことを吸収してくれると思います。
実際、私がお会いする人たちは勤勉で、優秀な方たちでいつも感心します。
91人の子供たちが大きく育ちますよう・・・
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