ぎゃあ。ついに休んじまいましたな。
まあ、忙しすぎました。昨日は。(と言い訳)
それにしても、左手人差し指炎症(患って長い)、中指重度あかぎれ、右手親指スライサー負傷。
私の手は何かに狙われている。書くなってか?やめるもんか(笑)
と、一人戦いモード。
さて!役の書き出しはできましたでしょうか!?
もし、今とくに取り掛かる本が無い場合は、チェーホフやシェイクスピアでお試しください。完成度の高い本ほど、これからのメソッドの取り組みがびったりと当てはまります。
二ール・サイモンなんかもいいかもしれません。
あと、翻訳本の場合、書かれている国や州の文化・風習についてもある程度知っておく必要があります。
われわれは極東の島国に生活してますので・・・舞台になっている国に生活したことがある方はみんなより進んで稽古が始められますね!
では、書き出した情報を整理していきましょう。
まずは<性格>について。
性格にまつわるものを分類し、たて分けていきます。
ノート(横書きが前提です)を立て半分で境界し、左側を「内」右側を「外」とします。
「内」には、「本当の性格」
「外」には、その内側を、「その人物が外に向けてどう見せているか」
を書きます。
注意しなければいけないのは、「外」は「他人からどう見られているか」ではなく、「他人にどう見せているか」を書かなければいけません。
その役を主観で捉えるために、一般論や「どう見えるか」ということをこの段階で議論してはいけません。
たとえば、
内側「暗い」のを→外側「明るく」見せている。
これは分かりやすいし、実際に居る人が多いのではないでしょうか。
内側「怖がり」のを→「強気」に見せていたり。
反意語にならない場合もあります。
内側「寂しい」のを→「明るく」見せている。場合とか。
この分析をどう生かすかというと・・・
たとえば
内側「怖がり」のを→「強気」の場合。
怖いと感じている時ほど強気を装う。その役が怖がれば怖がるほど虚勢を張り、はははと笑ったり、妙に怒ったりする。
これが、お客様に見え見えでもいいのです。台本上、お客様を裏切るような描かれ方をしてなければ。最後の最後まで本当の性格が分からないように書いてある場合もあります。
それは効果上そうなっているので、台本の意図をしっかり読み取っていきましょう。
大事なことは左脳を使って読み込んでいる段階で、情報におぼれないことです。
どうすればおぼれないか。
よく陥りがちなのは、「役者のエゴ」でおぼれることです。
自分が好きな性格ではない、(お客様に)見せたい自分の姿と違う行動や性格だ、自分には到底理解できない価値観を持っている、という場合、無意識に台本の情報を曲げて解釈しようとします。
自分と違って当たり前なのです。理解できなくて当然です。他人を演じるのですから。
「役と(本当の)自分の距離を知れ」とよく著名な演出家が言います。
また、「おのれを知れ」とも。
自分の俳優としてのエゴ、人間としてのエゴを静かに見つめ、役が自分にとってどのくらいの位置にいるのか見極めましょう。
そうすれば、役になるのにどのくらい苦しむのか見積もりできますw
「(役を)セレクトできる俳優になれ」と、レベルの高いことを仰る演出家もいますが、駆け出しや売り込み中の俳優さんにはそんなこと恐れ多くてできませんよね。笑。
脱線しましたが、情報をまず「性格」の「内」「外」に分けてください。
内、外がことごとく一緒のキャラクターもいると思います。
それはその人物が「単純」な性格として描かれているのでしょう。
この「内」「外」ができたら、次のステップに進みます。
今日はここまで♪
まあ、忙しすぎました。昨日は。(と言い訳)
それにしても、左手人差し指炎症(患って長い)、中指重度あかぎれ、右手親指スライサー負傷。
私の手は何かに狙われている。書くなってか?やめるもんか(笑)
と、一人戦いモード。
さて!役の書き出しはできましたでしょうか!?
もし、今とくに取り掛かる本が無い場合は、チェーホフやシェイクスピアでお試しください。完成度の高い本ほど、これからのメソッドの取り組みがびったりと当てはまります。
二ール・サイモンなんかもいいかもしれません。
あと、翻訳本の場合、書かれている国や州の文化・風習についてもある程度知っておく必要があります。
われわれは極東の島国に生活してますので・・・舞台になっている国に生活したことがある方はみんなより進んで稽古が始められますね!
では、書き出した情報を整理していきましょう。
まずは<性格>について。
性格にまつわるものを分類し、たて分けていきます。
ノート(横書きが前提です)を立て半分で境界し、左側を「内」右側を「外」とします。
「内」には、「本当の性格」
「外」には、その内側を、「その人物が外に向けてどう見せているか」
を書きます。
注意しなければいけないのは、「外」は「他人からどう見られているか」ではなく、「他人にどう見せているか」を書かなければいけません。
その役を主観で捉えるために、一般論や「どう見えるか」ということをこの段階で議論してはいけません。
たとえば、
内側「暗い」のを→外側「明るく」見せている。
これは分かりやすいし、実際に居る人が多いのではないでしょうか。
内側「怖がり」のを→「強気」に見せていたり。
反意語にならない場合もあります。
内側「寂しい」のを→「明るく」見せている。場合とか。
この分析をどう生かすかというと・・・
たとえば
内側「怖がり」のを→「強気」の場合。
怖いと感じている時ほど強気を装う。その役が怖がれば怖がるほど虚勢を張り、はははと笑ったり、妙に怒ったりする。
これが、お客様に見え見えでもいいのです。台本上、お客様を裏切るような描かれ方をしてなければ。最後の最後まで本当の性格が分からないように書いてある場合もあります。
それは効果上そうなっているので、台本の意図をしっかり読み取っていきましょう。
大事なことは左脳を使って読み込んでいる段階で、情報におぼれないことです。
どうすればおぼれないか。
よく陥りがちなのは、「役者のエゴ」でおぼれることです。
自分が好きな性格ではない、(お客様に)見せたい自分の姿と違う行動や性格だ、自分には到底理解できない価値観を持っている、という場合、無意識に台本の情報を曲げて解釈しようとします。
自分と違って当たり前なのです。理解できなくて当然です。他人を演じるのですから。
「役と(本当の)自分の距離を知れ」とよく著名な演出家が言います。
また、「おのれを知れ」とも。
自分の俳優としてのエゴ、人間としてのエゴを静かに見つめ、役が自分にとってどのくらいの位置にいるのか見極めましょう。
そうすれば、役になるのにどのくらい苦しむのか見積もりできますw
「(役を)セレクトできる俳優になれ」と、レベルの高いことを仰る演出家もいますが、駆け出しや売り込み中の俳優さんにはそんなこと恐れ多くてできませんよね。笑。
脱線しましたが、情報をまず「性格」の「内」「外」に分けてください。
内、外がことごとく一緒のキャラクターもいると思います。
それはその人物が「単純」な性格として描かれているのでしょう。
この「内」「外」ができたら、次のステップに進みます。
今日はここまで♪