来ました。今朝方4時前。
悪夢の3・11を思い出す、長い地震。
震源地は福島だったようですね。。。
津波の心配は無いようだったので安心しましたが、現地の方たちのご心労、いかほどかと思います。
私も、今までのちょいちょい地震も、「お」と体を構える程度には緊張してましたが、今日のはさすがに子供たちを抱えて外に出るべきか、と様子をうかがいました。
亜熱帯化している昨今も、このゆらゆら揺れる地震も、新たな生活環境として受け入れながら人間は精神的にも技術的にも進化していくのだろうと思います。
そう。人間は苦難を乗り越える生物なのだと思います。
ちょうど地震で起きる前、劇団時代のメンバーが夢に出てきてました。
ダメ出しに弱いヤツでした。(笑)
人間、誰でもダメ出しには弱いもんです。
たぶん、だめ出しに強かった女優郡は現在の教育論に近い方法で育てられたのではないかと推測します。
幼少期、たっぷり愛情を注がれ、見守られ、許されてきた人間は本当に強いのです。
「愛されてましたが、おかげで弱くなりました」というのは、本人の勘違いであることが多いです。
愛情の形が正しくないというか・・・
本当に良い形で守られ、愛されてきた子供たちは強靭な精神力と粘り強い挑戦力で、自分の求めるものに邁進していきます。
さて、劇団主宰当時まだ発展途上だった私は、まだこの真理を扱いきれていませんでした。
比較的多い、「ダメ出しに弱い俳優」達への助言が上手でなく、時に顔色を伺い、時に怒鳴り、時に追い詰め、時に放置し・・・
でも今なら明確に指導できます。
まだ続けている人も、また、別の道で頑張っている人も、ひとせの贈り物として受け取ってほしいなあと思います。
ダメ出しに弱いと起こる弊害
1.常に自分が緊張状態である。
初めての稽古であれ、練れてきた稽古であれ、常に自分の演じるときは緊張している。
とにかく何か言われたくない。
演出の目が離れる本番間近~本番に向けてやっと本領発揮できるという人は、この状態 でないかな?
2.演出の言う言葉の真意が汲み取れない。
やたら仲良くならないと聞けない、本当の意味での共同作業ができない、演出の言うな りロボットになっていく気がする。
3.成長率が悪い
4.うまいだけになっていく。(おもしろい俳優ではない)
などなど・・・
ダメ出しに強い人たちと比べて、なんとたくさんのものにアンテナを張らなくてはいけないか。無駄にエネルギーを使っています。
もったいないし、仕事が込んでくると持ちません。
で、対策法。
ダメ出しに弱い人たちは幼少期からやり直すことはできません。
だから、自分で、「そうか。自分はダメ出しに弱いのか。」と、気付くことが最初の一歩になります。
大体ダメ出しに弱い人は自分がそうだと気付いていません。
むしろすごいストレスに耐えて(ダメ出しを)聞いているので、自分が強いと思っていたりします。
もしくは演出と闘えている、と思っていたり。
演出と闘う、というのはそういう形ではないのですが、、、自己評価を上げたいので、分からないのです。
こう書くとピエロのように思われるかもしれませんが、そうではありません。
本当に大変なことなのです。
自分がダメ出しに弱いことに気付き、「わ~、ほんとだ、すげえ構えてるわ~www」と
怖がっている自分を見つけてあげて、そんなダメ出しに弱い自分を許してあげてほしいです。「誰でもそうだよ」と。
そうしたら。これができるようになったら。
色んな景色がいつの間にか変わっているはずです。
そして、痛みを知る、面白い俳優に大成長していくはずです。
全ての、ダメ出しに弱い人たちへ。
がんばれ。
悪夢の3・11を思い出す、長い地震。
震源地は福島だったようですね。。。
津波の心配は無いようだったので安心しましたが、現地の方たちのご心労、いかほどかと思います。
私も、今までのちょいちょい地震も、「お」と体を構える程度には緊張してましたが、今日のはさすがに子供たちを抱えて外に出るべきか、と様子をうかがいました。
亜熱帯化している昨今も、このゆらゆら揺れる地震も、新たな生活環境として受け入れながら人間は精神的にも技術的にも進化していくのだろうと思います。
そう。人間は苦難を乗り越える生物なのだと思います。
ちょうど地震で起きる前、劇団時代のメンバーが夢に出てきてました。
ダメ出しに弱いヤツでした。(笑)
人間、誰でもダメ出しには弱いもんです。
たぶん、だめ出しに強かった女優郡は現在の教育論に近い方法で育てられたのではないかと推測します。
幼少期、たっぷり愛情を注がれ、見守られ、許されてきた人間は本当に強いのです。
「愛されてましたが、おかげで弱くなりました」というのは、本人の勘違いであることが多いです。
愛情の形が正しくないというか・・・
本当に良い形で守られ、愛されてきた子供たちは強靭な精神力と粘り強い挑戦力で、自分の求めるものに邁進していきます。
さて、劇団主宰当時まだ発展途上だった私は、まだこの真理を扱いきれていませんでした。
比較的多い、「ダメ出しに弱い俳優」達への助言が上手でなく、時に顔色を伺い、時に怒鳴り、時に追い詰め、時に放置し・・・
でも今なら明確に指導できます。
まだ続けている人も、また、別の道で頑張っている人も、ひとせの贈り物として受け取ってほしいなあと思います。
ダメ出しに弱いと起こる弊害
1.常に自分が緊張状態である。
初めての稽古であれ、練れてきた稽古であれ、常に自分の演じるときは緊張している。
とにかく何か言われたくない。
演出の目が離れる本番間近~本番に向けてやっと本領発揮できるという人は、この状態 でないかな?
2.演出の言う言葉の真意が汲み取れない。
やたら仲良くならないと聞けない、本当の意味での共同作業ができない、演出の言うな りロボットになっていく気がする。
3.成長率が悪い
4.うまいだけになっていく。(おもしろい俳優ではない)
などなど・・・
ダメ出しに強い人たちと比べて、なんとたくさんのものにアンテナを張らなくてはいけないか。無駄にエネルギーを使っています。
もったいないし、仕事が込んでくると持ちません。
で、対策法。
ダメ出しに弱い人たちは幼少期からやり直すことはできません。
だから、自分で、「そうか。自分はダメ出しに弱いのか。」と、気付くことが最初の一歩になります。
大体ダメ出しに弱い人は自分がそうだと気付いていません。
むしろすごいストレスに耐えて(ダメ出しを)聞いているので、自分が強いと思っていたりします。
もしくは演出と闘えている、と思っていたり。
演出と闘う、というのはそういう形ではないのですが、、、自己評価を上げたいので、分からないのです。
こう書くとピエロのように思われるかもしれませんが、そうではありません。
本当に大変なことなのです。
自分がダメ出しに弱いことに気付き、「わ~、ほんとだ、すげえ構えてるわ~www」と
怖がっている自分を見つけてあげて、そんなダメ出しに弱い自分を許してあげてほしいです。「誰でもそうだよ」と。
そうしたら。これができるようになったら。
色んな景色がいつの間にか変わっているはずです。
そして、痛みを知る、面白い俳優に大成長していくはずです。
全ての、ダメ出しに弱い人たちへ。
がんばれ。