5月29日、プレミア上映会がありました。
「日中韓共同・横浜開校150周年記念映画」。
主催の横浜アートプロジェクトさんで、うちの山浦がお世話になっております。
上映は横浜市開港記念会館。
歴史を思わせる素敵なたたずまいで(関東大震災と第二次世界大戦で何度か崩壊の危機を乗り越えつつ再建を繰り返したようですが)、思わずミーハーのように内装をシャメ。
さて、映画の方はオムニバスで、
中国からは
「Fish&Bird」 リ・ファンジュン監督
韓国からは
「聾魚と月」 キム・ヒョンジュン監督
日本からは
「桟橋」 渡辺紘文監督
中でも抜きん出て「Fish&Bird」は素晴らしかったです!!
監督はまだお若いようでしたが、その庶民的なものを美しいと感じる視点、ロケーションの選び方、普観と主観のコントラスト、俳優陣の細かい演技、セリフ一つ一つの選び方、、、
とにかく繊細!
気が滅入るような家族間の口には言い表せないような細かい葛藤を、港と海の風景、子役と主役の老人の関係性で和ませながら見せる感性は、末恐ろしい才能を感じました。
それでいて、青年独特の希望の視点を最後にしっかり織り込んできていました。
中国では国を挙げてこういう若い才能を支援するとか。
大物が育つわけです。
最後に作品中ウルトラマン?と思われるヒーロー人形が出てきますが、そこに関して字幕で「日本の円谷プロダクションのキャラクターに類似したものが出てきますが、なんら関係ありません」みたいな但し書きが出て、そこには思わず笑ってしまいました。
リ・ファンジュン監督・・・次作が楽しみです。
「日中韓共同・横浜開校150周年記念映画」。
主催の横浜アートプロジェクトさんで、うちの山浦がお世話になっております。
上映は横浜市開港記念会館。
歴史を思わせる素敵なたたずまいで(関東大震災と第二次世界大戦で何度か崩壊の危機を乗り越えつつ再建を繰り返したようですが)、思わずミーハーのように内装をシャメ。
さて、映画の方はオムニバスで、
中国からは
「Fish&Bird」 リ・ファンジュン監督
韓国からは
「聾魚と月」 キム・ヒョンジュン監督
日本からは
「桟橋」 渡辺紘文監督
中でも抜きん出て「Fish&Bird」は素晴らしかったです!!
監督はまだお若いようでしたが、その庶民的なものを美しいと感じる視点、ロケーションの選び方、普観と主観のコントラスト、俳優陣の細かい演技、セリフ一つ一つの選び方、、、
とにかく繊細!
気が滅入るような家族間の口には言い表せないような細かい葛藤を、港と海の風景、子役と主役の老人の関係性で和ませながら見せる感性は、末恐ろしい才能を感じました。
それでいて、青年独特の希望の視点を最後にしっかり織り込んできていました。
中国では国を挙げてこういう若い才能を支援するとか。
大物が育つわけです。
最後に作品中ウルトラマン?と思われるヒーロー人形が出てきますが、そこに関して字幕で「日本の円谷プロダクションのキャラクターに類似したものが出てきますが、なんら関係ありません」みたいな但し書きが出て、そこには思わず笑ってしまいました。
リ・ファンジュン監督・・・次作が楽しみです。