田舎に居ると普段よりもテレビを観るようになります。
今年初めて鳥人間コンテスト?を観ました。
飛距離を争う部門での今年の優勝は東北大学でした。
良かった。希望があった。ぐっときた。
鳥人間は機体の設計・作成もさることながら、パイロットの体力・気力、離陸時のアシストの呼吸、全てが大事な要素になることを初めて知りました。
優勝の東北大学のパイロットは「中村くん」でした。もっとちゃんと名前を調べて記事アップできればいいのですが、いかんせんネット環境が悪く…スミマセン(/´△`\)
とにかく彼が良かった。名言がいっぱいだった。
東北大学のフライトは風が強く、5キロ飛んだ時点で風に押し返され、約2キロ戻ってしまいました。着水時のスタートからの距離が記録になるので、どれだけ飛んだかは記録になりません。しかもそのときGPSと無線の不具合で中村君は操縦席で文字通り孤軍奮闘になってしまいました。飛び続けるのに自転車ペダルを踏み続けなければいけませんが、その負荷は長い坂を登り続けるようなものだそうです。
方向も分からなくなり、アシストの声も声援も届かないコックピットで中村くんの吐く言葉一つ一つは奇跡のような輝きを放っていました。
「くそー、GPSが無くちゃなんにも出来ないのか、俺は。」
「晴れ時々大荒れ。いいね。俺の人生。いい人生だよ。」
「悪いね。ヘボパイロットで。エンジンだけは一流ってとこ、見せてやるぜ。」
この時点で実質9キロのフライト。チームのメンバーも中村くんが体力以上の気力で飛んでることに気付いていて。偶然にも中村くんと同じ言葉で彼の状態を説明しました。
「フルパワーですね。限界越えてると思います。」
中村くん:「すげえー!信じらんねえ!フルパワーだ、俺。」
無事方向修正し、さらに10キロ、
中村くん:「東北大学だろ、〇〇〇〇(チーム名)だろ!!」
さらに15キロ、と飛距離を伸ばしていきますが、左足がつってしまい、右足だけで飛び続けました。
最後は咆哮しながら、限界の限界を破る闘争。チームの Tシャツの背中には「闘北」の文字。
東北の強さを見せてやる!負けてたまるか!!
痛いほど、彼らの気持ちが。
地元に希望を持って帰らずにいられるか。
そんな叫びが聞こえました。
最後、着水したコックピットから引き上げられた彼は息も絶え絶えでした。
その飛距離1800メートル以上。脅威。
その後ライバル校の去年の優勝校(確かつくば大学???)がフライトで着水する前、おでこに冷えぴたを貼った中村くんは
「(高度を)上げろー!!」
と応援してました。。。
どこまで素晴らしいんだ、中村くん。
感動をありがとう。
さあ、詳細データをググろうかな(*≧∀≦*)
今年初めて鳥人間コンテスト?を観ました。
飛距離を争う部門での今年の優勝は東北大学でした。
良かった。希望があった。ぐっときた。
鳥人間は機体の設計・作成もさることながら、パイロットの体力・気力、離陸時のアシストの呼吸、全てが大事な要素になることを初めて知りました。
優勝の東北大学のパイロットは「中村くん」でした。もっとちゃんと名前を調べて記事アップできればいいのですが、いかんせんネット環境が悪く…スミマセン(/´△`\)
とにかく彼が良かった。名言がいっぱいだった。
東北大学のフライトは風が強く、5キロ飛んだ時点で風に押し返され、約2キロ戻ってしまいました。着水時のスタートからの距離が記録になるので、どれだけ飛んだかは記録になりません。しかもそのときGPSと無線の不具合で中村君は操縦席で文字通り孤軍奮闘になってしまいました。飛び続けるのに自転車ペダルを踏み続けなければいけませんが、その負荷は長い坂を登り続けるようなものだそうです。
方向も分からなくなり、アシストの声も声援も届かないコックピットで中村くんの吐く言葉一つ一つは奇跡のような輝きを放っていました。
「くそー、GPSが無くちゃなんにも出来ないのか、俺は。」
「晴れ時々大荒れ。いいね。俺の人生。いい人生だよ。」
「悪いね。ヘボパイロットで。エンジンだけは一流ってとこ、見せてやるぜ。」
この時点で実質9キロのフライト。チームのメンバーも中村くんが体力以上の気力で飛んでることに気付いていて。偶然にも中村くんと同じ言葉で彼の状態を説明しました。
「フルパワーですね。限界越えてると思います。」
中村くん:「すげえー!信じらんねえ!フルパワーだ、俺。」
無事方向修正し、さらに10キロ、
中村くん:「東北大学だろ、〇〇〇〇(チーム名)だろ!!」
さらに15キロ、と飛距離を伸ばしていきますが、左足がつってしまい、右足だけで飛び続けました。
最後は咆哮しながら、限界の限界を破る闘争。チームの Tシャツの背中には「闘北」の文字。
東北の強さを見せてやる!負けてたまるか!!
痛いほど、彼らの気持ちが。
地元に希望を持って帰らずにいられるか。
そんな叫びが聞こえました。
最後、着水したコックピットから引き上げられた彼は息も絶え絶えでした。
その飛距離1800メートル以上。脅威。
その後ライバル校の去年の優勝校(確かつくば大学???)がフライトで着水する前、おでこに冷えぴたを貼った中村くんは
「(高度を)上げろー!!」
と応援してました。。。
どこまで素晴らしいんだ、中村くん。
感動をありがとう。
さあ、詳細データをググろうかな(*≧∀≦*)