こんばんは!
・・・・て、すっかり、すっかり、更新が滞っていました。
PCをMacに変えて初めての更新、という辺り、かなりヤバいですね。。。
段々突っ込み辛くなるようで、最初は「続きは~?」といじってくれた方も、何もないかのように
世間話に終止するように・・・ホントニスミマセン・・・
カタツムリの前進ですが、最後までがんばります。
さて、前回は、スタニスラフスキーの「9つの質問」の7まで一気に紹介しました。
残りの2つは
・私はそれを手に入れられないとどうなる?
・それを手に入れたらどうなる?
です。
実は最後の質問は9割、どんな登場人物も、同じ答えになるのではないかと思っています。
これで、質問は全てになります。
質問の答えは、「短く」「簡単に」書き出すことが望ましいです。
長い答えは実践に向きません。
例題として短いシチュエーションを用意します。
「前日、一番の親友が自分の恋人と手をつないで歩いているのを見た。自分は会社事務員で、怒りっぽい性格で、人付き合いは広くない」
これを、「駅のホームを歩く」という動作で表現するとしましょう。
短い情報
<性格>
怒りっぽい
孤独
<職業>
事務員
<私は何を欲している?>
友人
恋人
<それを得る為にどうする?>
わからない
<それが得られないとどうなる?>
苦しい。不幸せ。
<それが得られるとどうなる?>
幸せ。
動作(アクティビティ)は、「駅のホーム」を「歩く」ことです。
歩き方は、まず、「事務員」の歩き方でなくてはいけません。
「営業マン」「建築作業員」「看護師」みんな歩き方が違います。
それは生活習慣が違うからです。
椅子の生活の多い人の歩き方を研究してください。
そして、「孤独」を持って歩いてみましょう。
「孤独」だけを持つと、悲しい方向に流れる演者が多いのですが、このシチュエーションの人物は「怒りっぽい」のです。
「孤独」な分、「怒って」歩いたらどうなるでしょう?
答えは、実践した人にしか起こりませんが、
おそらく、このシチュエーションでメソッドした場合、「焦り」を感じながら歩くことになると思います。
自分に降り掛かった不幸に「怒り」ながら、どうなるか分からないまま歩くので。
例題のシチュエーションを読んだだけでは、「焦り」という答えは出てこないでしょうし、
実際、今一つの答えが分かって、このシチュエーションを「焦り」で演じようとすれば、おそらく失敗します。
なぜか。
(一つの)答えを演じることは、show(見せる行為)であり、Do(感じる行為)ではないからです。
大事なことは、情報を正確に読み取り、実際にそのシチュエーションに五感をダイブさせることです。
その答えまでのデベロッペが人を惹き付け、魅力的な演技を生み出します。
よく、いろんな演出家が、「昨日の演技をするな」とか、「演技を決めるな」というダメ出しをします。
これはまさに上記のことで、演者がほめられて答えを得たと勘違いし、同じ感情行程を演じた場合、
こういうダメ出しを食らいます。
例えば、例題のシチュエーションで、悔し涙が出て来たとします。
それを演出家や共演者が褒めた場合、演者は「泣く事」が良かったのだと勘違いし、
翌日同じシチュエーションで演じたときに、歩きながら泣こうと努力してしまうのです。
今日までのステップで紹介した本から得る情報、「スタニスラフスキー9つの質問」
は、例題のように、細切れの情報に下ごしらえし、
今までのウォーキングの遊びのように、アクティビティ(行動)に情報を乗せて行く形で使います。
この、情報をアクティビティに乗せる為の訓練(遊び)をまた次回紹介できたらと思います。
ではでは、
お久しぶりで失礼しました。
・・・・て、すっかり、すっかり、更新が滞っていました。
PCをMacに変えて初めての更新、という辺り、かなりヤバいですね。。。
段々突っ込み辛くなるようで、最初は「続きは~?」といじってくれた方も、何もないかのように
世間話に終止するように・・・ホントニスミマセン・・・
カタツムリの前進ですが、最後までがんばります。
さて、前回は、スタニスラフスキーの「9つの質問」の7まで一気に紹介しました。
残りの2つは
・私はそれを手に入れられないとどうなる?
・それを手に入れたらどうなる?
です。
実は最後の質問は9割、どんな登場人物も、同じ答えになるのではないかと思っています。
これで、質問は全てになります。
質問の答えは、「短く」「簡単に」書き出すことが望ましいです。
長い答えは実践に向きません。
例題として短いシチュエーションを用意します。
「前日、一番の親友が自分の恋人と手をつないで歩いているのを見た。自分は会社事務員で、怒りっぽい性格で、人付き合いは広くない」
これを、「駅のホームを歩く」という動作で表現するとしましょう。
短い情報
<性格>
怒りっぽい
孤独
<職業>
事務員
<私は何を欲している?>
友人
恋人
<それを得る為にどうする?>
わからない
<それが得られないとどうなる?>
苦しい。不幸せ。
<それが得られるとどうなる?>
幸せ。
動作(アクティビティ)は、「駅のホーム」を「歩く」ことです。
歩き方は、まず、「事務員」の歩き方でなくてはいけません。
「営業マン」「建築作業員」「看護師」みんな歩き方が違います。
それは生活習慣が違うからです。
椅子の生活の多い人の歩き方を研究してください。
そして、「孤独」を持って歩いてみましょう。
「孤独」だけを持つと、悲しい方向に流れる演者が多いのですが、このシチュエーションの人物は「怒りっぽい」のです。
「孤独」な分、「怒って」歩いたらどうなるでしょう?
答えは、実践した人にしか起こりませんが、
おそらく、このシチュエーションでメソッドした場合、「焦り」を感じながら歩くことになると思います。
自分に降り掛かった不幸に「怒り」ながら、どうなるか分からないまま歩くので。
例題のシチュエーションを読んだだけでは、「焦り」という答えは出てこないでしょうし、
実際、今一つの答えが分かって、このシチュエーションを「焦り」で演じようとすれば、おそらく失敗します。
なぜか。
(一つの)答えを演じることは、show(見せる行為)であり、Do(感じる行為)ではないからです。
大事なことは、情報を正確に読み取り、実際にそのシチュエーションに五感をダイブさせることです。
その答えまでのデベロッペが人を惹き付け、魅力的な演技を生み出します。
よく、いろんな演出家が、「昨日の演技をするな」とか、「演技を決めるな」というダメ出しをします。
これはまさに上記のことで、演者がほめられて答えを得たと勘違いし、同じ感情行程を演じた場合、
こういうダメ出しを食らいます。
例えば、例題のシチュエーションで、悔し涙が出て来たとします。
それを演出家や共演者が褒めた場合、演者は「泣く事」が良かったのだと勘違いし、
翌日同じシチュエーションで演じたときに、歩きながら泣こうと努力してしまうのです。
今日までのステップで紹介した本から得る情報、「スタニスラフスキー9つの質問」
は、例題のように、細切れの情報に下ごしらえし、
今までのウォーキングの遊びのように、アクティビティ(行動)に情報を乗せて行く形で使います。
この、情報をアクティビティに乗せる為の訓練(遊び)をまた次回紹介できたらと思います。
ではでは、
お久しぶりで失礼しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます