ひとせのとびとび日記

仁瀬由深の個人ページです。

674年前の音色

2011年09月24日 20時51分59秒 | Weblog
古典ピアノというものを拝見しました。
正確にいうと、チェンバロ。

そこから発展していって、かのベートーベンのお弟子さんが弾いていたというピアノ、ショパンが愛用していたのと同型のピアノ、と、時代を追って見ることができました。
1800年代にはすでに登場していたという自動演奏のピアノも。驚くのは当時の演奏家たちの実際の演奏を再現できるということ!!!
演奏の通りに紙に穴を開けて記録されたものをセットするだけで、ペダル使いまで再現…!!!

すごすぎます。私のような機械音痴には、精巧なからくりはすでに魔法にしか見えませんΣ( ̄皿 ̄;;

案内のお姉さんのピアノテクニック、上品でちょっとお茶目なトークも興奮をよびました。

きれいなお姉さんは好きですか?
ええ、好きですとも!!(*`Д´)ノ!!!

ともかく、興奮興奮の連続でした。

単純にクラシックコンサートに興味が沸いてしまった(ひとせてきに)歴史的な1日でした。
ぷふー。ごちそうさま(*´∇`*)

ぶちうける。

2011年09月21日 19時14分17秒 | Weblog
こんばんは。数年ぶりの関東台風直撃ですね、、、、帰宅できない方、大変です。どうかお気をつけて・゜・(つД`)・゜・

タイトルは広島弁です。「めちゃくちゃ笑える」の意です。

娘がこの間の舞台 「もんぞもんぞ」の登場人物のモノマネをします。





ゴブリン串田さん が演じていた「アカシ」。

まさか。。。と思いましたが、やっぱりそうだったようです。
ばちウケました。やるな。。。むむ。

ビバ!観光地!

2011年09月19日 03時24分11秒 | Weblog
疲れはてて寝てしまい…こんな時間にアップする私、、、

今、次回作の舞台、富山に来てます。
すっごく急に、来れる便に便乗しました。
富山行きが決定してから30分で家を飛び出してました。
二人の子連れとしては、ミラクルじゃないでしょうか!?

まあ、、、そんな旅なので(^o^;)子供は出来ないことが多すぎて不満ブーブーです。
明日(今日?)雨が降らないことを祈ります!

あー。早く車の免許取らねば。こんな旅のときもレンタカーもできない。。。ぐはー。
広すぎますよ、富山…
あちこち無人で写真を撮りまくる挙動不審な子連れ…周りからはどう見えるんでしょうねえ?笑。


こんな色んなことも、作品ができれば全部吹っ飛んじゃうんだろうなあ(*´∇`*)

負けない、負けない!
負けないことが、勝つことだ♪


改めまして御礼申し上げます。

2011年09月15日 23時39分23秒 | Weblog
月曜日にひとせ書き下ろしの劇団ジャイアント・キリング公演、
「もんぞもんぞ」が無事終演しました。

613人の動員だったそうです。
小劇団としては急浮上ではないでしょうか。
「コリッチ」というサイトでも注目公演ランキング週間7位、注目劇団17位にランクインされてました。

よかったです。
ひたむきに取り組む若者たちです。
本当に、(ワザを)全部、差し上げたい。おうおう、持って行かんかい、ゴルァ!

あ!ひとせも若いですが!!!(声盛り気味)

それにしても、自分の本をほめていただけるというのは格別うれしいものです。
前回のジャイキリ公演「国家婚活支援法」に続いて、たくさん笑っていただけました。
コリッチはもちろん、出演者のブログにも、たくさん高評価が載っていて、鼻息が荒くなります。ストーカーのように探り歩いてますな(^^;)

出演者のみなさん、演出さん、スタッフの皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました!

そして、劇場に足をお運びくださったお客様、本当にありがとうございました!
これからももんぞもんぞ出演者と劇団ジャイアント・キリングを応援してやってください!

私も次回作、さらに楽しい時間をお過ごしいただけるよう、誠心誠意がんばってまいります。

最後に、、、友人を始め、東北の方々の心の復興を深く、深く、ご祈念申し上げます。


<もんぞもんぞ パンフレットより>

寂しさが生み出す激しさ

3.11から半年しか経っていないのが嘘のようです。
このトンネルは長い。
耳を覆いたくなるような悲惨な話や、心が打ち震えるような命や復興の話が流星のように次々とわが身に降り注いできます。

ジャイアント・キリングさんからの依頼があって最初に考えていた話は、自分の中ではまったく日の目を見ないものになってしまいました。その後の話し合いで「復興に関われる話にしましょう」ということになってからも、いくつか話を考えては違和感を感じてご破算にしてしまいました。

どうしたら東北の方たちの心に寄り添うものが作れるか。

負けてたまっか。東北魂。豊かで、粘り強い東北の人たちの心。
その心から生まれた物の怪たちの話はどうだろう。現在を生きる、人と物の怪のロマンチックでオモロな世界。
人の心の隙間から生まれた物の怪たちは激しいエネルギーで生きる私たちの背中を押します。

泣いていいんだ、笑っていいんだ。
生きよう、力の限り。
東北の心から世界に発信される、生へのメッセージ。

そんな作品に成長してもらいたいと心から願います。
作中の東北弁については、その広範囲と奥深さから、地域を特定したものではありません。意図を汲んでいただけたら幸いです。

最後に、この作品の執筆のチャンスを下さったジャイアント・キリングさんに感謝申し上げます。
ありがとうございました。

2011.9月 仁瀬由深

ラーメンと芸術

2011年09月12日 21時25分32秒 | Weblog
先日某つけめんやに入りました。
普通のラーメンも置いてますが、やはりつけめんが売りのようです。

太めん。こってりつけ汁。
うん、いいね、王道だね。
王道だよ。
…王道のはずだよ…??

店構えはおしゃれ。店員さんはみんな感じが良い。
あまつさえ、厨房の中心的店員さんは背も高いイケメンだ。

それなのに。それなのに、なぜにこんなにこのつけめんは不味いんだ。

同じ王道でも「空海」とは雲泥の差だ。ああ。空海食いてえ。
それでも残すのが悔しく、食べ続けました。すると初体験。不思議な疑問が沸いて来ました。

そもそもなぜに小麦粉をこんな形にしてしまったのか。豚もさぞ悔しかろう。時間と手間をかけてこんなスープになってしまった。
作った人は美味しいラーメンを作る方法を知ったと思い、更に研究を重ねてこの完成形を作り上げたのでしょう。
方向性は間違ってないのに。

芸術も同じことなのでしょう。
音楽でもヒットする音律を作るつもりが、なんか違う。とか、漫画も絵やストーリーは良いのに面白くない。とか。
もちろん演劇も。
観ていて「なんでこの舞台設定にしたのか」とか、「なぜにこの登場人物が出てくるのか」といった素材に疑問を持たれたらそれは不味いものだということ。

結局、間違いに気付かず思い込みで追及すると陥る部分だと思います。
ある意味、傲慢なのでしょう。

美味しいラーメンが食べたい。
美味しい作品しか出したくない。

嫌われても総すかんを食らっても笑顔で曲げない信条です。

それが師に育てていただいた恩というものです。

と、ガンコ親父になりつつ。

結局ラーメンは平らげました。ごちそうさま。おいしくなかった。
感じの良い店員さん、、、ごめんね。

舞台コメディ「もんぞもんぞ」上演中です。

2011年09月10日 22時21分38秒 | Weblog
下北沢劇地下リバティで上演中のコメディ「もんぞもんぞ」が連日盛況のようです。
一昨日は初日ということで、ゲネからずっと張り付かせてもらいました。
つくづくやな脚本家だ・・・(;´Д`)

あれこれ注文つけて小うるさくしても尊重してもらえるのは、ジャイキリさんの度量の深さです。感謝~ヽ(*´▽)ノ♪

ごろんと客席でちょっと横になってトウタイ(照明器具)のガチャガチャぶら下がった天井を見ていると、「ああ、やっぱりここが好きだなあ」と再確認しました。

歳と共に生きられる空間や居場所は増えたけれど、私はここで死にたい。なんて。思いました。

というわけでね。本番中でありながら昨日も今日も現場に行けないでいるとマンジリとしてきます。今日の地震は大丈夫だったのかな、とか。。。

でもね。無事故と大成功を祈るしかないわけで。
出演者には一人残らず輝いてほしいです。
お客様に愛されてほしいです。
そして、影に日向になりながら作品を完成させてくれた演出さんは、最大の称賛を得て欲しいです。
もちろん舞台美術さん、舞台監督さん、照明さん、音響さん、スタッフさんにはただただ感謝。。。

そしてお客様にはキラキラ空間を最大に楽しんで もらいたいです。



東北のこころから生まれた作品、「もんぞもんぞ」。

残り3回公演、一人でも多くの人にお届けできますよう!

すでにご来場いただいている方たち、本当にありがとうございました!
今後とも劇団ジャイアント・キリングをよろしくお願いします♪