ひとせのとびとび日記

仁瀬由深の個人ページです。

言葉の教育

2009年04月20日 21時30分36秒 | Weblog
娘が「バカなのか~♪」と歌っていました。

思わずぎょっとして、「誰がそんな歌、歌ってるの??」と聞いたら、「バカボン~」と娘。
先日たまたま見た衛星放送の「天才バカボン」の再放送中、バカボンのパパが歌っていたようです。

「バカなんて、言っちゃダメ!」
・・・と、言ってしまってから考えました。
「バカ」という言葉は造詣が深すぎます。
色んな意味を含むし、ニュアンスで心を探りあったり、感じあったりするときにも使われます。
そういう感覚は小さなときから言ったり言われたり、傷ついたり傷つけたりする中で獲得するもので・・・
でも、まだよく意味の分からない内から振り回す言葉でもない・・・

どう教えていいか困り・・・

結局、「まだバカ、と言う言葉を使うのはちょっと待って。もう少しお姉ちゃんになってからにしようね」という子供には理不尽な教え方になってしまいました。

娘は不思議がって「はずかしいことばだから?」と聞いてきましたが、「聞いて嫌な思いをする人もいるし、難しい言葉だから、まだ使わないで」と、いう説明しかできず。
かといって、意味が分からず振り回して、無邪気に同級生とかを傷つけたり、仲間はずれの意識(好みの区別)が生まれたときに、不用意に悪意の種をまく事になってはいけないし。。。

いよいよこれから育児の難しい段階に入るのかもしれませんね~。(長いなあ~)