ひとせのとびとび日記

仁瀬由深の個人ページです。

舞台について真面目に考える。。。

2005年03月23日 23時52分25秒 | Weblog
先週は小劇場二本、中間(?シアターVだから中間と見て良いかしら?)一本、
観て参りましたが、単純にラストまで楽しめる物って非常に少ないなあ、と改めて思いました。
最初の40分~一時間は楽しく観れるのですが、中だるみを挟んだ後、復活してくる
作品は少ないように思います。(スタートダッシュも効かないものもありますが。

もしかしたら映画もそうなのかも知れませんが、「小劇場演劇」と言われるものには
特にそういう側面が顕著な気がします。

音楽のように酔わせるものでは無いし、ミュージカルやダンスほどには目を楽しませないし、
映画ほど時空間を飛ばず、マジックほど驚かせず、絵画ようにマイペースに楽しめるものでも
無い。
ともかく「芝居」は「共感」でも「笑い」でも「圧倒」でも何でも良い、巻き込まなければ
ならない芸術なのだなあ、とつくづく感じる今日この頃です。