JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

たまには音楽のことでも

2014年02月07日 01時05分27秒 | 映画/ビデオ/テレビ
書きたいことが山のようにあるけど、まあたまには音楽のことでも。今日はレス・ポール氏のことでも。

レス・ポール氏ほどネットで情報を集めにくいアーティストもなかなかいない。それは情報量が少ないんじゃなくって、レス・ポールで検索したら、本人よりもギター(言わずと知れたギブソンのレス・ポール)ばっかりヒットするからさ。

俺が初めて動くレス・ポール氏を観たのが、1991年にセビリアで開催された「Guitar Legends, Seville 1991」というコンサート。

Les Paul at the Guitar legends in Sevilla 18 19 11 1991 'Brazil' and 'How High The Moon'


学生時分にNHK-BSで放送されたのを録画(3倍速)したVHSをいまだに持っております。ちなみにこのコンサートは、1992年のセビリア万博の一環で行われたイベントで、開催されたのは前年の1991年10月。90分のショーが5回(5日?)で、ジャズな日とかロックな日とかブルースな日とか、毎回テーマが違っていました。

とにかく出演者が豪華だったんだけど、その中で印象深かったのが、スティーブ・ヴァイ、アルバート・コリンズ、パコ・デ・ルシア、そしてレス・ポール氏。特にレス・ポール氏はレジェンド中のレジェンドって感じでした。

この時レス・ポール氏は76歳で、さすがに運指とかはややおぼつかないところもあったんだけど、それでも「なんて楽しくて頭のいい人だろう!」と感動しました。なんちゅうか、頓智が効いているというか。特に2曲目の「How High The Moon」でのベースとのアドリブの掛け合いが最高に面白かった。決して老人の余興とかそんなのではないのよ(失礼な)。んでまたこのベーシストのGary Mazaroppiっていう人がバカウマでフレーズが神センス。なんかもう、終わった後に「ええもん見せてもらいましたなぁ」って気分になりました。ってか次の演者(ロビー・ロバートソン)が気の毒になるくらい。

※記憶が非常にあやふやなんですが、レス・ポール氏は’80年代に病気になってギターが弾けなくなり、リハビリして復帰したもののかつてほど指が動かなくなった云々、という話を何かの雑誌記事で読んだような・・・あれは記憶違いだったかなぁ。

そんなレス・ポール氏ですが、もともと曲芸的な速弾きなどが売りのテクニカルなギタリストだったらしく(いや、くれぐれも軽薄なギタリストってわけじゃないとは思うんですがw)、昔の動画(下記参照)を観たんだけど、これが本当に凄い。セビリアの時より3倍くらい速いぞ。最後の方はテープの早回し(※)かと思ったけど、どうもそうではなさそう(笑)

※実際にアルバムの速弾きなどではそういうことがあったらしいw

Les Paul LIVE - and magnificent!



なお、ギターの「ギブソン・レス・ポール・モデル」についての話は、ここでは割愛しましたのでご容赦ください。


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