JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

松井玲奈/遠藤憲一 W主演映画「gift」

2014年06月21日 05時45分58秒 | 映画/ビデオ/テレビ
松井玲奈さんの初出演にして初主演の映画「gift」が6月14日封切りになりました。これは「Mシネマ」という地域発信型の映画の第1段。愛知県内の映画館で限定公開され、評判が良ければ他のエリアにも展開されるというスタイルです。愛知で実績を上げなければどうにもならないので、ファンとしても微力ながら支援をしたいと思いました。

映画「gift」オフィシャルサイト
http://www.mmj-pro.co.jp/gift/


みなさんご存知の通り、玲奈さんは日々、ネットや新聞、雑誌にラジオにテレビに出続けています。総選挙の前後だけじゃなくて、ほぼ年中。それだけ売れている人なのに、ブログ2本にツイッター、Google+、モバイルメールでファンに対してこまめに情報発信されています。毎日なにかしらの情報が入ってくるということは、応援しているファンとして本当にありがたいことなんです。俺はCDも物販商品も買わず、当然握手会にも行かず、こないだの総選挙もモバイルサイトから投票した4票だけだから、こういう時くらい足を運んでせめてもの貢献ができればと思って。

なによりも、ずっと「芝居がしたい、役者になりたい」と言い続けていた玲奈さんの初映画、是が非でも観に行きたい。しかも初日とあって県内4館延べ6回、玲奈さん/遠藤憲一さん(エンケンさん)/監督の3人が舞台挨拶を行うらしい。

幸いなことに14日は1日空いており(というかこの日か15日しか空いてない)、日帰りで一番都合のいい「安城コロナシネマワールド 12時開演の部」に参戦することにしました。ピアでチケットを購入し、Kさんに近鉄の特急切符を工面していただいて(いつもありがとうございます)、準備はOK。

当日は朝7時前に甲子園口を出発し、鶴橋経由で10時前に名古屋着。JRの快速で安城まで行き、そこからブラブラ徒歩15分ほどでコロナワールド到着。敷地内の回転寿司で軽く腹ごしらえ。映画観る人は1,000円以上食べたら100円引きだそうで、ちょっと得した気分。「赤貝のヒモの握り」が香りもよく美味かったです。

開場まで少し時間があったから館内ウロウロしたりトイレ済ませたりしているうちに11時半となりました。席は前から5列目の左側ブロック、通路沿い。しかも玲奈さんやエンケンさんは向かってスクリーン左側から登場するので、なかなかの良席です。

開演までは映画のトレーラーが流れておりました。この間、観客は携帯のカメラチェックに余念がない。そうです、フォトセッションがあり、携帯/スマホに限って撮影が可能だったんです。映画を観て生玲奈さんや生エンケンさんのトークも聞けて、しかも撮影まで可能とは、なんてお得な。

印象的だったのが会場スタッフさんの緊張具合。責任者らしき方も時折「ふぅーっ」っと大きな息を吐いてらっしゃいました。そりゃそうだよなぁ、有名人が来場だもんなぁ。遠藤憲一だよ。そして松井玲奈だよ。AKBシングル選抜総選挙5位、地元愛知出身のスターだよ。しかもAKBの握手会で事故(ノコギリ)があってから間もないし尚更だ。それに玲奈さんの場合ヲタイコール教徒みたいなもんだから、万が一にも間違いがあったら本当に暴動が起きるわな(笑)

さて、そうこうしているうちに12時。名古屋で活躍中のお笑いコンビ・ヌーボーロマンさんが司会を務め、撮影のタイミングなどの注意点を前説。そして玲奈さんとエンケンさんと監督が登場。万雷の拍手。

スクリーン中央に3人並んで思ったのが、エンケンさんの衣装がシワシワだなぁ、と(笑)。いや、そういう生地なんだけどさ、とても目を奪われた(笑)。そして監督がとても若い(26歳)。

肝心の松井玲奈さんは・・・白い!めっちゃスタイルいい!細い!顔も頭もめちゃくちゃ小さい!首長い!爽やか!上品!清楚!(そして思ったより二の腕はしっかりしている!)、とヲタが思うであろうすべてのことを瞬間的に思ってしまった。

・・・こ、これがトップアイドルの実力か!!!

玲奈さんはもともとタッパが162cmあってテレビや雑誌でも大変見栄えがいいんですが、この日はさらに厚底ヒールを履いていたから身長と頭のサイズ比率が明らかにそこらへんの一般人と違っており、そのオーラと相まって、遠目(といっても10mほどの距離)からはとても大きな人に見えました。「エンケンって思ったより小さいんだな」って感じたんだけど、あとから調べたら182cmもあるんだって。

それにしてもエンケンさんと玲奈さんって本当の親子というか、歳の離れたカップル(笑)というか、とにかく「相棒感」がすごく出ていて、2人並んでてもすごくしっくりくるんだよね。美女と野獣じゃないけど、いいコンビだなぁって思う。この2人と比べてしまうと、さすがに監督は画的に地味でした。でも監督も結構身長があるから埋もれてはなかったねw

挨拶では、エンケンさんは「AKB48の遠藤憲一です」と初っ端から笑わせてくれましたよ。こんな明るくて面白い人だったとは知らなんだ。初めて見たのがJKT48で、そこから48グループを結構意識していて、こうやって玲奈ちゃんと一緒に仕事できることになって、みたいに仰ってました。随分玲奈さんを褒めてくれてました。ありがてぇ。今日から足向けて寝られない。

玲奈さんは結構しっかりしたことを無難に仰っていたと思うんですが、見とれていたのでほとんど覚えていない(笑)。えーっと、言葉が心と体に染み込んだけど頭には残っていない、うん、そんな感じ。覚えている限りでは、この映画にかける意気込みや、嬉しさや感謝の気持ちなどを語ってらっしゃいました。あと玲奈さんが現場に来ると雨か雪になるとか突っ込まれていて(玲奈さんの雨女っぷりは皆知っているので館内爆笑)、監督が薄着で寒そうだったとか、でも撮影の時はとても効果的で、また晴れてほしいところはきれいに晴れたとか、なんかそんな感じでした。あとエンケンさんの素が見えるシーンがあるとか。最後に、全国にこの映画を広げていきたいので宣伝お願いします、みたいなことも言ってたかな。うろ覚えでスイマセン。

監督の撮影裏話は、省略。他の方のブログとかツイッターとか見てください(笑)

挨拶と撮影裏話が終わって3人は一度舞台袖に戻り、フォトセッションの説明の後に再登場。客席に視線を送り(右、中央、左、後席)、手を振ったりして和やかにセッションが進みました。わかっていたこととはいえ、スマホのカメラじゃきつい。だけど玲奈さん白くて衣装も淡い色だったから、ピントはよく合った(笑)。最後は深々とお礼をして颯爽と去って行かれました。

ネット上の玲奈さんの異名のひとつに「栄の白い悪魔」というのがありますが(もちろん褒め言葉ですよ)、俺が見た玲奈さんは、むしろ女神感が半端なかったなぁ。まあ、そりゃそうだよな、舞台あいさつでゲキカラ要素が出るわけもなくw

そして間もなくして上映開始。舞台挨拶時には良席と思ったんですが、5列目はスクリーンに近すぎて見にくかったかな。

映画については書きたいことはたくさんあるんだけど、簡単な感想としては、以下の通りです。

■アイドル映画というレベルではない。ひとつの佳作として誰が見ても損はしない。予算が少なかったと思うんだけど、音楽もなかなか効果的でした。
■家族とか友人とか、人のつながりをあらためて考えさせられました。
■玲奈さんの演技はこれまでのドラマなどより格段に上。役柄もピッタリ。
■エンケンさんは流石の貫録。借金取りの人はややオーバーアクションだけど、ムカつき度はなかなかのもの。とりあえずチュッパチャプスがなにかとかわいそうな扱い(笑)
■ストーリーは部分的に多少ご都合主義的なところもあるけれど、ドキュメンタリー映画でもないのでまったくの許容範囲。
■前半は笑えるシーンもあり。あからさまに笑えるところもあるけど、意外とクスッとするところも多い。
■後半は「gift」の意味が明かされて以降は泣き所が多い。基本的に玲奈さんが涙ぐむようなシーンは観客的にも泣けるシーン。個人的にグッと来たのは病○の○○室シーンとか、夕○のシーンとか。
■玲奈さんもエンケンも、身内の愛情に恵まれない人生を過ごしてきた役柄なんですが、その2人が心通わせて、徐々に心も穏やかになってくるのが心地いい。言葉や表情、特に目が優しくなっていくんだよね。
■え、まさかこれで終わるの?と思ったら、ちゃんと落としどころがあって救われる。
■制作費が少ないせいもあってか、恐らく機材もそこまで高級なものを使っていないであろうから、お世辞にも画質がきれいではないんだけど(汚いってわけでもないよ)、それが逆にこの映画とマッチしているかな。


他にも・・・ああ、書きたいことが山のようにあるんだけど、ネタバレになるから。。。しかし玲奈さんファンなら観て絶対に損はしないし、そうでない人にもぜひ見て頂きたい。

ただし、俺は基本的にB級映画専門だから、こういうちゃんとした映画を見慣れていなくて(笑)、というか映画館にもあまり行く人種ではないんです。映画館で最後に観た作品は「ババアゾーン」ですよ。画太郎ですぜ。だから「私って映画が好きなの」というような人が観たらどういう感想になるのかまでは保証できません。でもとても良い作品だったと思う。

ネットの映画評を見たら、アンチらしき者どもが「セリフが棒読み」とかテキトーなこと書いていて、お前ら本当に観たのかよと言いたくなるけど、棒読みどころか感情入りまくりの演技ですよ。あえて1点注文を付けるとしたら、これまでもそうだったんだけど、滑舌かな。これはもう少し改善の余地ありかと思う。ただ、そこまで気になるというものでもないですよ。細かい話をすれば、ってことね。

結論として、初めての映画出演、それもW主役ってのがこの作品で本当に良かったと思う。あと、エンケンさんには本当に感謝することしきりです。

愛知県内・近隣の皆さん、またはほかエリアの皆さんも時間と予算が捻出して、ぜひ映画「gift」をご覧になってください。愛知で評判が良ければ、また一定以上の興行成績を残すことが出来れば、それ以外の地域での上映に弾みがつきます。個人的にはまず東京で上映されて欲しい。玲奈さんは舞台挨拶併せて2日間で24本(!)もの取材をこなし、日々ブログやTwitter、Google+で宣伝を続けていらっしゃいます。ほんと必死なんですよ。ご本人もファンもめちゃくちゃ宣伝頑張ってるんです。どうか観に行ってください。損はさせません。なんでも、他エリア展開に向けて、今週末の興行成績が非常に重要になってくるらしいです。どうかよろしくお願いします。


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