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JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

サクラサク

2006年04月04日 22時35分31秒 | 雑感
教育でなく“脅育” 「日の丸・君が代」都教委が強制 (しんぶん赤旗)


特定アジアの国々とは異なり、日本では言論や行動の自由などが普通に保証されていますから、なにを言ってくれてもやってくれてもいいんですが、生徒への影響ってものがあるし、だいたい国家の土台を支えるべき教育の現場にある人たちがこういう考えでは、一般人としては不愉快に思うのが普通ではないかと。

近年における教育や学校、教師に対する不信感というのは、やはり文部科学省や教育委員会、日教組、先生たち自らが長年にわたって築き上げてきたものだと思います。教育ってのは本当に大切ですよね。積み重なって何十年後の国と人を形作っているんですから。

さて、

>もっとも大切なのは、生徒を主体とし、その親の気持ちを大事にし、
>みんなで感動的な卒業式にするということです。

ここまでわかっているのに、なぜ卒業式でトラブルを起こすんでしょうか。出席するから問題になるのであって、いっそのこと出席しなければ良いのに。

公立高校の教師って自由なんですね。公務員が国歌斉唱・国旗掲揚に反対できるんですよ。日本国の公務員ですよ。なんでこの人たちは公立学校の先生になったんだろう。

これ、民間企業だったらどうでしょうか?企業方針に反対しながら自分の意志で在職して仕事を続け、会社行事では騒ぎを起こすような社員(笑)。一般的に、今の職場が自分に馴染まないのであれば新たな働き場所を探して転職します。

もちろん先生の場合は一度辞めたらなかなか教育の現場に復帰することが難しいとは思うので、一概に比較はできないんですけどね。

学校というのはある意味、社会から非常に隔離された場所なんですよね。民間企業のオフィスにしても店舗にしても官公庁舎でも、多かれ少なかれ社会との接点があるのですが、学校の場合はほとんどそれがない。

そりゃ学校だって社会の一部ではあるけど、やっぱり特殊な場所ですよ。大学出ていきなり先生になって・・・これはもう、著しく社会との接点が少ないと言わざるを得ません。もちろん先生だってプライベートでは普通に社会の中で生活しているわけですが、いかんせん学校以外での勤務経験がある人はあまり多くない。つまり教える側にも偏った考えの人(もしくは社会一般の感覚から乖離した人)が多いのです。

人生経験が少ないうえに多感な子供たちです。それがどういう情報であれ、どんどん吸収しちゃいますよ。こんな先生が近くにいてナチュラルな発想なんて生まれてくるのかな。この先生達の存在が文字通りの反面教師になってくれたなら救いはあるんですが、感化されちゃうとそれこそ無意識のマインドコントロールってなことになりかねない。

まあ人間って、若いときは左翼思想に傾倒しがちなのが普通なのでこれといった問題ではないのかもしれませんが、大人になってもそれを引きずっちゃう子もいるわけで、それはやっぱり可哀想。

この先生たちは、もちろん「強制されること」に反対しているわけではないと思うんです(笑)。根本的に君が代・日の丸に反対なんでしょう。基本的に真面目だと思うんですよ。真面目であるがゆえに苦しんで、そして考えや思想が一度凝り固まっちゃうとそれを解きほぐすのは極めて困難になってしまう。

ただ大の大人である先生方の考え方の選択肢が狭いのは結構なんですが、多かれ少なかれ影響をうけてしまう生徒のそれが狭まってしまうことは、あってはならないと思うんです。

どんな組織にも社会にも、それなりの法や決まり、ルールというものがあって、それは特定多数に対して効力を持つものだから、どんなものであれ多分に「強制」的な意味合いは含まれているんですよ。仕方ないじゃないですか。しかも生徒にルール(校則)を押し付けるのは好きなくせに、自分は職務命令を遵守しない。

強制反対などと叫んでいる教師はまとめて矯正してほしい。それが共生への道です。自衛隊への体験入学なんていかがでしょうか(笑)


人間は犬や羊といった家畜じゃないんだし、だいたい今の世の中、ちょっとくらいの変人や非常識が求められてしかるべきかとは思います。しかしそれだってあくまでも一定の人格に基づいたものであって、土台や芯まで狂っていたらただの馬鹿者として片付けられてしまいます。


個人的な意見ですが、君が代の「君」という部分、それが「あなた」であっても「天皇」であっても、素晴らしいじゃないかと思います。だいたい君が代も日の丸も、軍国主義に結びつけるという発想がイマイチよくわからないんです。彼らの脳内変換は桜や菊さえも軍国主義の象徴に結び付けてしまいます。

俺なんて桜と菊といわれたら花札を連想しちゃいますけどね。正月にやると盛り上がるんだあれは(笑)

まあ日本の歴史に大きな戦争があったことは忘れてはいけないけど、そればかりに捉われて正しい歴史認識ができないのは発展性がないことです。なんやかんや言って、過去の軍国主義を一番引きずっているのは彼らなのかもしれない。日本の歴史は戦中しかないのか(笑)。

Wikipedia
 君が代 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%9B%E3%81%8C%E4%BB%A3
 日章旗 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%81%AE%E4%B8%B8


そういえば桜で思いだしましたが、昨日からの温かさもあってか、会社の近くの桜も七分咲きほどになりました。夕方から降り続いている雨が気になりますが、恐らく週末は絶好の花見日和となるんじゃないですかね。

桜の花を見るたびに、日本に生きていて良かったなぁと思います。春の陽気とも相まって、じつに幸せな気分になります。

外国だって、例えばアメリカ・ワシントンのポトマック公園などに桜が植樹されて花見の名所となっていますが(日本からの寄贈)、日本の場合はそれこそ全国いたるところで花見を楽しむことができますからね。あの道沿いにも、あの河川敷にも、あの山の中腹にだって。

しかしこんな見事に咲き誇る花って、なかなかないですよねぇ。ひとつひとつの花は可憐で決して派手でもないのにね。人間だって、1人々々は平凡でも大勢集まればもの凄い力が生まれます。どこの世界も同じようなもんなんですねぇ。

などとゴタクを並べずに、単純に花を楽しむのが一番ですね(笑)


参考 アメリカと日本の友情を深めた花

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