近畿総合・感想日記 その2

9月2日（日）
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

朝7時半に起床し、テレ朝で「メレと愉快な仲間たち（通称「獣拳戦隊ゲキレンジャー」）」を見ました。内容は狼男が暴れ廻り、巨大戦マニアのハエが動き回り、最後のおいしいところをメレが持っていくというものでした。キーワードは「まいったぜ」と「なんてこった」。両方とも棒読みするのが正しいようです。なおゲキレンジャー側はゲレ、ゲイ、ゲブ、ゲバの4人に加え、来週からはヒゲジャージが加入し5人体制になることが判明（ゲチョだそうです）。

そのあと風呂を済ませてから世界陸上の女子マラソンを見ました。暑さ対策とはいえ朝7時にスタートしてそこから40km以上走るって、俺的には拷問以外のなにものでもないような気がします。いったい選手たちは何時に起きて試合に臨んだんでしょうね。過酷ですなぁ。試合は土佐選手が銅メダル！男子マラソン団体の金メダル、車椅子1,500mの副島選手の銀メダルに続く日本勢3人目のメダル獲得です。おめでとう！

それにしても、ちょっと盛り上がらなかったですよね、今回の世界陸上。。。閉会式は見ていないけど、菊水丸がなにやら歌って思いっきりしらけたそうですが、大阪特有の「まあええでっしゃろ感覚」を国際舞台に持ち出さないで頂きたいと思います。日本勢の不振によって入場者数も伸び悩んだようですが、これについては国際陸連や報道陣からも厳しい意見が相次いだそうで、大阪市はTBS＆広告代理店ともども深く反省していただきたいと思います。

でもホント、オリンピック開催地に決定しなくて良かったね。現在の大阪市の企画力と運営力では全世界に恥をさらすところだったと思います。

閑話休題。

チェックアウトをして「銀色のマーカー（細）」を探しつつぶらぶら歩きながら府立体育館まで行くつもりでしたが、予想外に距離があり途中でバスに。体育館に着いて中に入るとマーヴェサポたちがサイド側のスタンドの一角に陣取っていたのでその上段に席を構えました。昨日の出来を見る限り東レには苦戦すると思い、今日はみんなで声を合わせて応援しようと計画していたのです。もちろん滝井の大応援団に対抗するという意味合いもありました。

この日は名古屋以東のリエサポさんたち3人が合流。心強い限りです。

続いて幕を張ろうと会場を見渡すと、コートエンド側にT君のリエとアイの縦幕が張られており、その横が空いていました。そこで幕を持って行ったら、滝井の生徒さんも幕を張りたがっていました。

俺　「並べて張れるかなぁ。どれくらい幅があんの？」
生　「これくらいです」（と腕を目いっぱい広げる）
俺　「あー結構広いね」
生　「JTの幕ですよね？」
俺　「そう」
生　「こっちに応援席もらってるんで、一緒に張るのはちょっと・・・」
俺　「あ、そう。じゃあいいよ」

ということでその場所は生徒さんに譲りました。別に俺が大人だからではありません。その子がスレてなくてとてもかわいかったからです（笑）

というわけで、他のサポとも協議の上、MFCのマーヴェ幕と俺のリエ幕は手持ちにし、リエが決めるたびにみんなで上げることになりました。ナイスアイディア！

最近、マーヴェの選手幕が増えてきていますが、作ったばかりだと「手持ちなんてとんでもない！他人の手垢などもってのほか！」と思う人もいらっしゃることでしょう。でも今回、俺は逆に嬉しかったです、みんながリエの幕を上げてくれるなんて。いつもの濃いぃみなさまがた、ありがとうございます！（笑）

で、先ほど生徒さんに譲った場所なんですが、いつまで経っても幕が張られないんですよ。おかしいな、と思っていたら、逆エンドに滝井応援団が集結！あ、さっきの生徒さんは間違えていたんやな！謀りおったか、許さん！でもかわいらしかったから結局許しちゃうｗ


［対大阪国際滝井高校戦］

練習開始。そしてここで困ったことが。T君の張った縦幕、長いので下1/3くらいが暖簾のように壁からぶら下がっていたんですが、スパイク練習やサーブ練習中に、幕にボールが当たる当たる。「あーリエが～！」「アイが～！」・・・なんちゅう場所に張ってん！とツッコミを入れられていました（笑）

さてそんなこんなで試合開始。卜部選手は出てませんでしたね。セッターはあの堀口選手でした。その滝井に対しマーヴェはもちろん一切手抜きせず余裕で第1セットを獲りました。しかし続く第2セット、序盤からいわゆる「マーヴェクオリティ」が発動し、あれよあれよと5点差くらいに差が開いてしまいます。

ちなみに第1セット途中でちょっとした事件が。アイの縦幕が突然落下したのです！係員が急いで回収！ちょっとTくん、ちゃんとガムテ貼っときなよ！もうダメダメですｗｗｗ

そんなこんなで応援は盛り上がり、応援団長R君のタンバリンに合わせて座ったままワーワー声を出し、リエが得点すればみんなで横断幕を掲げました。立っていると楽なんですが、ほとんど座っていたので発声がとても疲れました。それにしても正面に座っていたアリーナの観客並びに大会関係者のみなさまは「あの幕を手持ちにしている集団は何じゃ！？」と思われたことでしょう（笑）

寺さんは「おいおい、あれうちのチームのファンだよ、勘弁してくれよ～」とか思っていたかもしれませんｗ

でもそんなの関係ねぇ！！！　はい、たっかっきー！

うわぁ痛い！イタイイタイ痛い！！！痛すぎ！


・・・みなさん、何度もいいますが、私は自己犠牲の精神の元、わざと書いているのですよ。


で、まあ最後は両チームの地力の差が出てマーヴェが逆転＆逃げ切りますが、25-21と、高校生相手にあまり誉められた点数ではありませんでした。これはいかん！東レ戦はもっと声援を送らなければ！

と気持ちを新たにしましたが、戦い済んでお腹が空いたのでとりあえずカツ丼でも食いに行こうかということになり、8人位でうどん兼丼モノ屋に行きました。しかし満員だったので、仕方なしに近くのラーメン屋に。昔ながらの素朴な味でした。


［対東レアローズ戦］

そして腹も膨れたところでいよいよ決勝戦、東レアローズ戦です。この試合はタンバリンが太鼓に替わり、応援がパワーアップしました。

そしてアリーナ最前列に座ったT君がオリジナルのリエシャツをずっと胸の前に掲げており、得点のたびに幕とリンクして上げ下げするという荒業で魅せました。T君ＧＪ！！！

マーヴェの選手たちは、先の滝井戦を見ている限り若干の不安があったのですがあっさりと2セットを連取。続く第3セットは中盤まで先行されていたのですがそこから逆転して見事なストレート勝ち！やりました！初タイトルです！

応援席はあまりにも盛り上がりすぎて、ついにJTの応援歌「いま 君は闘う」のサビまでみんなで歌いました。

そんな我々を横目に、会場は速やかに表彰式へと突入（笑）。優勝の表彰でまた盛り上がり、そして個人賞の発表です。


「最優秀選手賞、高木理江選手」


キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━ !!!!!


リエは「え、あたし！？」みたいなそぶりでしたが、一度大きく肩で息をついたので、内心とても嬉しく、充実感と達成感に溢れていたんだと思います。

リエの受賞は妥当でしょう。マーヴェは全員バレーで戦ったわけですし、それをまとめていたのは間違いなくキャプテンのリエです。攻守の要＆精神的支柱であり続けたと思います。

おめでとうございます！！！

その後、チームみんなで記念撮影に。ところがリエの様子が変です。トロフィーを何度も確認して、結局大会関係者に返却してしまいました。

（後日広島で聞いたところによると、トロフィーの日付が違っていたそうです）


とまあそんなこんなでヤングマーヴェの近総は有終の美で幕を閉じました。本当におめでとう！お疲れ様でした！


ちなみに大会を通じて各選手はコンスタントに活躍をされたと感じましたが、一方でやはりセンターの打数が少ないかな？と思いました。サイドの調子が抜群なので問題はありませんでしたが、これは今後の課題かと思われます。またリザーブ選手の出場があまりにも少なかったので、もう少し活躍の場を与えてほしかった、と思いました。

一方で、昨リーグでレギュラーチームがそうであったように、ヤングチームもサマー予選＆今回の近総の勝利で東レに対する苦手意識を払拭できたと思います。また対東レ戦に限らず、他の3試合でも何かと学ぶことは多かったと思います。大きな財産をつかみ取り、また幾つかの課題を与えられた大会であったと思います。

東レの選手については、西脇選手は相変わらずの実力で、次リーグでもあのブロードには苦しめられるのだろうな、と思いました。また決定率はさほど高くなかったのですが、高田選手のアタックは敵ながら見ていて気持ちよかったですね。


さて優勝したこともあってか出待ちでは和やかムードが漂い、ファンがサインや写真を求め、選手もそれに応じていました。俺も久しぶりにサインを頂くことにしました。

これ↓



ヲタソード！！！


写真ではわかりにくいんですが、脇差ではなく太刀です。優勝したらサイン頂くぞ！と朝から宣言していました＞仲間内で

さすがに刀を取り出した時はリエは若干引き気味のようでした（そりゃそうだろ）。周りには結構ウケていたんですけどねぇ。しかし模造品とはいえ、こんなものにサインするのは初めてだったと思います。サインを頂いた後、冗談で「抜いて構えてみて頂けます？」と尋ねたら「まだ捕まりたくはないので」みたいなことを仰ってました。ん？これはリエ一流のギャグなのか、それともまさかホンモノと思ってらっしゃるのでしょうか。「リエちゃん、これ、刃は付いてないからね」と言ったら、「え、あ、ええ」と良くわからない反応が返ってきましたｗ

そのあとリエファンが集まって横断幕を掲げ（NさんのとSRFさんの2枚）、俺は刀を頭上に掲げてみんなでリエコールして手を振るという、相変わらず痛さを通り越した見送りにも関わらず笑顔で手を振ってくださった高木選手は本当に素晴らしいと思いました。いつもスイマセン（笑）。バスの中で他の選手に冷やかされていないかと思うと、心配で夜も眠れません。


今回も多くのマーヴェファン／サポ／ヲタのみなさんと一緒に応援ができ、とても嬉しかったです。みなさんお世話になりました、ありがとうございました！