大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

人工機械獣群 04

2012年05月24日 07時42分30秒 | 玩具その他

今回ご紹介するのは、ゾイドBLOXより“モサスレッジ”。レオブレイズ(哺乳類)、ウネンラギア(恐竜)と続き、第三弾
となったモサスレッジも恐竜モチーフですね。しかし陸生から水生にする事で、ウネンラギアとの差別化を図っています。


バックビュー。
泳ぐタイプの水生恐竜=足が無いので、腹這い以外には出来ません。だから、ポージングの自由度はかなり低めです。


ご尊顔拝見…口の突き出たワニの様な顔つきが特徴。
モチーフとなった水生恐竜“モササウルス”は、モサスレッジ同様に“足鰭の付いたワニ”の様な姿の水生肉食恐竜で、
水生恐竜では一番好きな種類です。しかし、水生恐竜モチーフって言うと十中八九エラスモサウルスとかの首長竜系
で、モササウルスや同じ水生恐竜のイクチオサウルス(分類上は“魚竜”)等はガン無視されるのが普通でした。だから、
モサスレッジがモササウルスモチーフなのが私には嬉しかったのです。でも、イクチオサウルスは今後もモチーフにはな
らんだろうなぁ…見た目がサメっぽいし、だったらサメの方が分かりやすいし。


前二種とBLOX使用数も少なく、手足が可動部ゼロの足鰭なので、構造は非常に単純。パーツ数も少ないので、前二種
と比べるとやや割高感が。


前足に当たる鰭、鰭そのものは一体成型ですがその上にある火器は別パーツになっていて、そこだけは外せます。
後ろ足部分の鰭は一体成型で、付け根以外は無可動です。


こちらもコクピットブロックは背中に、キャノピーに背鰭を思わせるギザギザが付いていたり、後部に設定名“イオンブー
スター”が付いていたりと、これまでのものとは大きく違います。特にブースターは、カスタマイズに役立ちそうです。


パーツ数が少ないので可動はちょっと…っつーかかなり苦手。こんな風に泳いでるっぽいポーズは出来ますけど…。


上から見ると、体をくねらせる事は出来ますが足鰭の可動部が根元のボールジョイントしか無い、しかも手足が無いので
走ったり腕を振り上げる等のポージングは一切不可!泳ぐか噛み付く位しか出来ないです…これはモササウルスってモ
チーフが原因で、仮に鰭の可動部を増やした所で結果は同じでしょう。まぁモササウルスに限らず、サメとかでも同じにな
るでしょうね。


では武装のご説明を。こちらにも牙“バイトファング”があります。これが結構尖っていて、指が当たるとチクチクします。
そして口がデカいので、他の物以上に指が当たりやすいですね。頬の部分に何やらありますが、これはライトです。


前鰭には“魚雷ポッド”、さっき別パーツだったあれですね。大きさは中くらい、見た目も地味でいささか頼りない。
あくまで補助的な武装で、メインはバイトファングなんでしょうきっと。


“テイルソー”、前二種も尻尾は武器でしたが、モサスレッジはチェーンソーになっているようです。剣、銃の次はチェー
ンソーですか。でもチェーンソーって一か所に長い時間当てて削り取るものですから、モサスレッジみたいなスピードで
攻めるタイプが持ってて役に立つんでしょうか?きっと単体では尾鰭として使っていて、他のBLOXと合体した時用なん
でしょうね。


総評としては…やはりモササウルスってモチーフに無理が有ったのか。出来は決して悪くは無く、モササウルスで出来る事は全てやってると思います。そして、尻尾を
チェーンソーにしたり肩に魚雷ポッド付けたりと、ゾイドとしての味付けも抜かり無し。しかしやっぱりプレイバリューが低いのは…やはりモチーフがモササウルスである
事が全ての原因かと。モササウルスは好きですが、このモサスレッジを弄ってみて、何故モササウルスがモチーフに使われないのかがよく分かりました。モササウル
スは貴重なので、私は大事にしてやりたいです。


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