大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

人工機械獣群 02

2012年05月20日 07時58分57秒 | 玩具その他
01


続いてご紹介するのは、2セット販売版の相方となった“ウネンラギア”。単品販売版では青でしたが、セット版は相方の
レオブレイズ同様にホワイトカラーとなっています。レオブレイズがブレードライガーがモチーフだったのに対し、ウネンラギ
アの方はジェノザウラーがモチーフの様です。しかし、ジェノザウラーは太めだったのに対しウネンラギアは細身なので、
レオブレイズ=廉価ブレードライガーの様にウネンラギア=廉価ジェノザウラーとして見るにはちょっと迫力不足。


このセット版は初期のみ販売され、当時は映像展開が無かったゾイドBLOXのCGムービーとプロモーション映像の収録さ
れたビデオテープが同梱されていました…当時はもうDVD媒体に移行していたものですが、BLOXではまだビデオテープ
だったのです。収録されているCGムービーではウネンラギアはレオブレイズの相方的に描かれており、最初は単品版カ
ラーだったものが途中でご覧のホワイトカラーに変化していました。


ご尊顔拝見…ホンット顔だけ見るとジェノザウラーそっくりでいい感じなんですけどねぇ…。
いや、違う。顔つき見るとジェノザウラーだけじゃなく、バーサークフューラーも入ってる。いやー気付きませんでした10年間。


ウネンラギアのパーツ構成はご覧の通りです。
頭部、両腕、胴体のBLOX×5、コクピット、腹部パーツ、両足、尻尾、あと手足を繋げる中継パーツとなっています。
ここでもう一回お詫びしておきます。
前回のレオブレイズ同様に、こちらのウネンラギアもコアBLOXを間違えてます。見なかった事にして下さい。


ウネンラギアの方も、手足の外装パーツを外す事が出来ます。しかしレオブレイズの物より小さいので、少し物足りない。


手足のパーツ分割はご覧の通りで、レオブレイズより少ないです。なんつーか、簡素な感じ。


特に腕が問題で、二脚式ゾイドなら当然両腕がフリーになる訳ですが、肘が固定でまっすぐ伸ばせないのは大問題だろう…。


レオブレイズと違い、目はキャノピー式では無く帝国ゾイドっぽく左右の目となっています。で、額のクリアパーツが両目と
繋がっており、そこから光を取り込んで目が光るギミックが有り。TFでやってるアレですね。


こちらも背中にコクピットブロックが有り、キャノピーが開閉します。しかしよく見ると、レオブレイズのコクピットとは
形状が異なります。


可動はまぁBLOXですから、便宜上フル可動を謳っております。が、上記の通り肘が固定なので、あまり爪を活かしたポー
ジングは出来ません。そしてただでさえ保持力が弱いのに、ウネンラギアは前傾姿勢の二脚式なので倒れやすいったら…。
まぁ腕が肩しか動かない上に倒れやすいので、あまり派手なポーズ付けようって気にもならないのですが、それはフル可
動を謳ったBLOXとしてどうなのよ???まさに本末転倒。
 

武装は牙“バイトファング”、これはレオブレイズにも有った武装ですね。まぁ単なる歯とは言え。そして鼻面にある小型
機銃ですが、こちらは特に名称は見当たりませんでした。ジェノザウラーから引き継いだ由緒正しい武器なので、何と
言うか手落ち感が。


そして腕にはストライクレーザークロー、形状こそ違いますがこちらもレオブレイズと同様の物。しかしその大きさはレオ
ブレイズよりもあるので、これを活かしたポージングが一切出来ないのが本当に勿体無い。


両腕にはAZハンドガン、レオブレイズには無かった銃器なのでこれは嬉しい所。よく見るとマガジンなんかも付いていて、
銃器としての説得力のある形状をしています。しかし、弾切れになった時、ウネンラギアのこの手でマガジン交換なんて
出来るんでしょうか?ただでさえゾイドの銃器って、体に装着する物で銃を手に持つゾイドなんていないのに。


脚部にも大きな爪が有り、多分これもストライクレーザークローとして使用できると思います。爪がデカいのは、多分デザ
インだけじゃ無く安定性を高める為だと思われます。まぁ、それでも倒れますけど。


尻尾も銃器になっていて、テイルアサルトライフルなる名称が与えられています。尻尾と言うより、ライフルの銃身がその
まま生えている様な感じなのが特徴。


そして肩パーツを外すと、そこにも凸ジョイントが。ウネンラギアの場合、これを使って外装パーツ接続を行っています。


レオブレイズ同様に凸ジョイントが付いていますが、こちらはそれよりも多い5つのジョイントが有ります。
レオブレイズと違い、ウネンラギアは他との拡張性に重きを置いているみたいです。


総評としては、BLOXの宿命ですがやはり関節保持力の弱さ、そして前傾姿勢の2脚式の2要素がお互いに足を引っ張り合い、遊びにくさに拍車を掛けている感じです。
加えて肘も固定で碌なポージングが出来ず、そもそも自立すらおぼつかないと、レオブレイズと比較すると、単体だとかなり厳しいです。面構えや爪と言った、かっこよさ
を演出するパーツは揃っているのに本当に惜しい。しかしレオブレイズに無かった“銃器”があるのは加点要素。まぁBLOXですから、ウネンラギアは単体よりパーツ取り
用と割り切った方が良いかと。っつーか、割り切らざるを得ません…かっこいいのに勿体無い。

次回に続きます。


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