大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

「超速変形」って名前、確かに嘘は言って無い。 その3 Bパート

2013年02月01日 00時24分38秒 | 玩具その他
Aパート


ビークルモードはもちろん日産GT-R、ガワ変形ではありますが、ガワの分割線がそれほど目立たなく設計されてい
るのがジャイロゼッターの特徴であります。そう言えば、TFでもオルタニティでGT-Rがありましたな。


フロント部とロボットモード胸部を比較してみると、似ている形状ですが明らかに別パーツ
なのが分かります。でもGT-Rのエンブレムは共通なのが面白い所。


テール部を見てみると、ロボットモードの腰に有ったダミーパーツ同様に赤いライトが四つ。
やっぱりあれダミーパーツだったんですね。


尚、ナイトブレードはビークルモードだと余剰パーツになります。まぁ、ジャイロゼッターですからそこまでは期待して
ません。アギトツインは武器そのものが小さかったから、ビークルモードでも収納が出来たんだし。


今度は超速変形です。フロント部とテール部のジョイントを外し、ガワを本体から外します。


これが本体…首がかなり無理矢理収めてるって感じですが、よく見ると単にガワ内部に体を折り畳んだだけで無く、
細かい所が色々と変形しています。


後輪付近の、ガワと本体のジョイントを外します。


次に底から見て、ガワ内部に入っている本体を中心にあるアームに沿って、丸ごと起こします。


そのままアームを移動させ、中央のジョイントに固定します。


次にテール部を模したダミーパーツを起こし、それと同時に腰を180度回転させ定位置に合わせます。


今度は足の変形に入ります。折り畳まれていた膝二重関節を伸ばし、先端から爪先を引き出します。


今度は後輪中央に有るジョイントを外します…これは膝を伸ばす前にやっても構いません。


後輪を内部に収納します。爪先を出した事により生じる空洞、そこに後輪を折り畳む感じですね。ライバードもタイヤ
を移動させていましたが、GT-Rはちゃんとした変形で処理しているのが好印象。


下半身の変形が完了したので、直立状態を撮影。
まぁジャイロゼッターですから、変形行程が少なめなのでもう大体出来ています。


側面から見て、ガワジョイントを外し中に格納されていたロボット両腕を引き出します。
タイヤを中心に、下に引っ張り出す感じです。


腕を下げたら上腕ロール軸に沿って180度回転させ、ガワを真下に90度倒し定位置に合わせます。
ここから先は、撮影の都合でガワを外して進めます。


無理矢理ではありますが内部に倒れていたロボット頭部、これを根元ジョイントごと持ち上げて顔を前方に向けて、
ロボット本体の変形は完了です。



最後に、ナイトブレードを持たせましょう。続いて今度は残ったガワの変形を。


最初にひん剥いたガワ、これを裏返します。もう見たまんまですね。


そのままボンネットとテール部を内側に180度折り曲げ、シールドの完成です。シールドらしい
形状になっていますが、やはりGT-Rがデフォでシールド持ってる機体故に気を使ったのでしょうか?


そして手に持たせ、背中にガワを再び取り付けて変形完了。
GT-Rは、ジャイロゼッターシリーズにしては全体的にバランスの良い仕上がりですね。


シュンスケ:誰であろうと、この俺の前を走る事は許されないッ!

総評としては、評価の高さも頷ける仕上がり。変形もアギトツインに負けない位しっかりと変形しているし、可動はほぼ文句無しどころか、膝にも二重関節が有るのでこの辺はむしろ下手なTFをも上回っています。前にも書きましたが、“ガワ変形の利点はデザインの再現しやすさと可動域の確保しやすさ、それを追求した設計”こそ、本来ジャイロゼッターの目指すべきだった方向性であり、それをまともに“ほぼ”体現出来たのは現時点ではこのGT-Rのみ。

しかし詰めの甘さがバンダイらしさで、ナイトブレードをABSにし軽量化したけど、それでも腕関節が支えきれない。肩幅が不自然に狭く、せっかく作った脇関節が宝の持ち腐れ。そしてGT-Rのデザイン的特徴であった“肩のフィンが無い”と、致命的でこそありませんが気になる欠点も。だから、上記の通り「“ほぼ”体現出来た」と書いたのですよ。

ジャイロゼッターシリーズの中では強くお勧めできる一品ではありますが、最初にこれを買ってしまうと他の製品でガッカリしてしまう可能性が高いので、お勧めしたいと同時に迂闊に進めにくい負の側面も持っています。他の機体を買うつもりが無いなら即買い。


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