大きな世界の小さな部屋

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不良品の思い出 Aパート

2012年12月02日 09時17分56秒 | 玩具その他
これまで、私はTF等のレビューで不良品が有った時はその辺も触れてみました。その度に交換対応してもらっていた訳ですが、これまでを振り返ってみるとTF以外にも結構不良品を掴まされている事に気付きました。で、今回はその不良品の数々の思い出…の一部を振り返ってみようと思います。ただしTF以外で、そして今回は文字ネタオンリーになります。現存していないものだったり、私が少年だったころの思い出も含まれているので、その辺はご容赦下さい。そして、この事を今後の参考にでもして頂けると幸いです。

それではまず、私が人生で初めて経験した不良品のお話をします。

あの頃、私は小学生でした。
時は1988年、当時私がハマっていたものはバンダイの展開していたBB戦士シリーズ、そしてもう一つがタカラの展開していた“魔神英雄伝ワタル”でした。現在もバンダイのROBOT魂シリーズで本作のロボット“魔神”の新作フィギュアが発売されたりと、現在も根強い人気が有りCSでもちょくちょく再放送をしている人気作であります。あの頃、私は放送時間帯と塾の時間が重なっていたので、放送は殆ど見れなかったのですがその分ワタル商品の組み立てキット“プラクションシリーズ”を買い漁る事で、見れない事から生じる心の渇きを癒していたものです。え?ビデオ録画?出来なかったんですよ当時は。

で、プラクションシリーズで二番目に購入した魔神“ガッタイダー”で、運命の初不良品を掴まされました。その前にガッタイダーに付いてちょっとご解説。OPにも毎回登場するので印象にも残りやすく、中盤にて初登場した時に主役魔神“龍神丸”を葬り去った強敵でした。そしてその名の通り合体ギミックを備えていて、上半身となる魔神“ボーディ”、右足魔神“ライター”、左足魔神“レフター”で構成されています。合体ギミックは、まずボーディの両腕を伸ばし両足を折り畳み、ガッタイダーの足に変形させたライター&レフターをボーディの両足にブーツの様に履かせ、ボーディの頭部を左右に開いてガッタイダーの頭部を引き出します。

で、ここからが問題でして…。私の購入したガッタイダーには、ガッタイダー用の頭部が入っていなかったのですよ!?それでタカラにクレーム付けて、頭部パーツを送ってもらい事なきを得ました。届いた頭部パーツを見て分かったのですが、上記の通りプラクションシリーズは組み立てキット、頭部パーツ自体が丸々一つのランナーで、それが丸ごと入ってなかったのですね。パーツが届くまでの間、合体させても顔だけボーディ状態のガッタイダーを悲しい目で見つめながら、一日千秋の思いで待ち続けていたのを今でも覚えています。良く考えてみると我が人生で初めてのタカラへのクレームだったなぁ…。それから大人になり、復活したTFで何度もクレーム入れる羽目になるとは、夢にも思わなかったなぁ…。

プラクションは結構買ってましたけど、不良品が有ったのはこのガッタイダーだけでしたね。ただし第四階層ボス魔神“ギーガン”がそうなんですが、パーツ強度が足りずすぐにブッ壊れる、どう考えても設計ミスとしか思えないものも有りましたけど。具体的に言うと、ギーガンは長い尻尾が有りその先端がスイッチとなっていて、それを押すとロックが解除され口と両腕がスプリングで飛び出すギミックがあります。で、その尻尾のロックパーツがもうポキポキ折れる…。ロック自体が細く脆いので、いくら接着剤で止めても無駄!ただプラクションは、ガンダムみたいにパーツ単位での販売もやってましたから、このパーツだけで3~4回はタカラに申し込んで買ってました。でも流石に4回目でウンザリし、スプリングを抜いてギミック殺したっけなぁ…。ギーガンはモロ好みのデザインだったので、ギミック殺す時の無念さと言ったら。本来はこのギーガン不良品では無いのですが、まぁついでに。


続いて第二の不良品。

あれは私が高校生だった頃、当時の私は念願叶って漸く購入したセガのゲーム機“メガドライブ”を遊び呆ける日々でした。そんな中で、我が人生第二の不良品を掴まされたのです。時は1992年10月23日…今度は月日まではっきり記録に残っています。何故なら発売日に買ったものでしたから、不良品だと気付いた時のショックはそりゃあ大きかったのです。

メーカーは“マーバ”、タイトルは“機動警察パトレイバー 98式起動せよ!”でした。このゲーム、当時のゲーム誌でも画面が紹介されていたのですが、メガドライブなのにファミコン並みのショボすぎるグラフィックが当時のファンを愕然とさせていたのですが、我が家にはファミコンや他のゲーム機自体が無かったので、私はそんなに気にしてませんでした。他のゲームファンと違い、家に比較対象が無かったからでしょうね。でも全く気にならなかったと言うと嘘になり、他のメガドライブソフトに比べたらきったないグラフィックだなぁと思った程度です。

ゲーム中、後藤隊長とのチンチロリン勝負が出来ます。勝つと所持金が増え、負けると当然減ります。ゲームの設定では特車二課がクーデター一派に占拠されている、なのに何を呑気な事をしてるんだこいつらは…とのツッコミは抜きにして、勝利に勝利を重ね隊長から大金を巻き上げたと思いねぇ。で、大儲けしたのだからセーブしておいたのですよ。その状態で一度ゲーム終了、電源を落としたんですね。その夜、再びプレイ再開してみると…?なんとセーブデータがありません。おかしいと思い何度も中断データをロードしようにも、やっぱり出来ません。何事!?と困惑しても始まらないので、先程大儲けしたデータを諦め再び最初からプレイ開始。そしてセーブ→終了。もう一度電源を入れ直し再スタートしようとするも、やっぱりロードが出来ません。これもしかして、セーブそのものが出来てないんじゃ?でも電源さえ切らなければ、セーブデータのロードは出来るんですよね(今思うと、バックアップのバッテリーが最初っからカラッポだったのかもしれません)。でも当時の私はそんな知識が無かったので、メーカーに文句言ってソフト一式交換させました。当然でしょ?プラクションと違ってゲームソフト、お値段は文字通り一ケタ違います。現在はゲームソフトはディスク媒体が主流、時代の移り変わりによりソフトそのものにセーブデータが記録されることは無くなりましたが、今になって考えるとこのケースは、現代はもう起こり得ない時代の産物だったのだなぁと思う次第です。尚、ゲームの出来はゴミでした。

次回に続く。


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