おはようございます。ヘッドスパ・頭皮ケアリッツです。
東洋医学について何度か書いてきましたが、いわゆる西洋医学との違いをもう一度整理してみます。
東洋医学
…別名を中医学と言い、中国で起こった伝統医学を指す言葉です。広い意味ではアジア全体の伝統医療を示す言葉でもあり、チベット医学やインドのアーユルヴェーダなどもこれにあたります。具体的には鍼灸や按摩、薬草療法などがあります。薬草療法はのちに漢方として確立されます。
西洋医学
…いわゆる医学と言ったときにイメージするのはこちらの方ではないでしょうか。人体の解剖から出発したもので、現在は遺伝子の研究も進んでいます。戦争や疫病の流行が起こるたびに医療は進歩しつづけてきました。解剖による研究で、外傷や感染症を治す医療であるため、外的な要因による症状に向いています。
ちなみに、マッサージと按摩の違いはなんでしょうか?
一般に服や布の上からさするのが按摩、素肌の上からさせるのがマッサージです。マッサージの場合はオイル等を使う場合が多いですね。
よく東洋医学だと思われがちなものに足つぼのマッサージがありますが、これは東洋医学とはあまり関係のないものです。20世紀にアメリカの理学療法士が作った「リフレクソロジー」がイギリスなどで流行し、「英国式リフレクソロジー」となりました。ツボ押しにより行われますが、これは東洋医学のツボとはまた違うものです。
そして、東洋医学を理解するうえで知っておきたいのが【五行説】というもの。
宇宙にあるすべてのものを、“木”、“火”、“土”、“金”、“水”という5つの要素にわけるものです。木は植物の芽吹き、火は燃える炎、土は大地、金は金属、水は湧き出る水を表します。
“木”、“火”、“土”、“金”、“水”の順で、『生む、生まれる』の関係にあると考えるものを『五行相生説(ごぎょうそうせいせつ)』と言います。また、特定の要素同士が対立し、勝ち負けがあるものを『五行相克説(ごぎょうそうこくせつ)』と言います。東洋医学では、これら5つの要素を病気の原因や治療方針を決める土台にすることがあります。
さらに、五臓(肝、心、脾、肺、腎)を中心に、その臓腑と強く結びついている他の臓腑や部位、人間の感情や動作、食物などを分類したものを五行式体表を言います。
▲人間の五臓を中心に識別したもので、一番左に五行があります。これを横に見ていくと、関係が深い季節や体の部位、それぞれの臓腑が弱ってしまう原因や症状を一覧にしたものです。 一番右側に季節がありますよ。
詳しい見方についてはまた今度書いていこうと思います。東洋医学についての理解が少し深まるかもしれませんね。またぜひご覧ください。
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