FIGURE SKATINGとおいらの日々(・∀・)φ

フィギュアスケート応援ブログ。女子シングル中心に更新。滞りがちですが生きてます。

織田+マキシム+モロゾフ

2009-08-07 23:49:43 | フィギュアスケート全般
織田ブログによれば、新SPはマキシムの死の舞踏だそうだ

これはイーラを思い出しますな!(・∀・)
あれはよかった・・・
おいらマキシムあまり好きじゃないんだけどw


織田がモロゾフの作るSPを滑るのはこれが初めてですね

モロゾフはFSよりSPの方が上手だと思うからこれはすごく楽しみ

FSがチャップリンメドレーで、どうやら面白い感じになりそうなのでSP殿バランスもよ下げ(^ω^ )
あとは我が殿がモロモロしいSP(しかもマキシム)をどれだけ滑りこなしてくれるか・・・


そう、モロプロは味付けが命


ここで言う味付けとは、スケーター本人がつける味のこと

どっちかってーと、振付師に大事なのは、発想力よりも洞察力だと思う
その人に合ったものを選び取って、その人の良さを引き出してあげる力
この人には何が似合うかな?とよりベターな方を選んであげる能力

だから、滑る選手のいいところがたくさん見えて、その合間にちょこっと
「ああ、あの人らしいコレオだな」という瞬間が垣間見えたりする
旬の野菜をおいしい料理にするために、どの調味料にしようかなと考える感じかな?


・・と、思っていましたが、モロプロはそうではないよねw


モロプロは、ひたすらモロゾフの決めた味
すでに完成された料理にもかまわずモロゾフの味をぶっかける(笑)
カレーにしょうゆをぶっかけるとか、そいう感じですね


モロゾフがいい!と思った振付をどの選手であろうとひたすら練りこむ
モロゾフがいい!と思った曲のパートをひたすらつなげる


東に怠けた選手あれば、行って「Just Do it !!」と顔を撫でさせ

西に疲れた選手あれば、行ってさらに疲れるまで顔を撫でさせ

南に不調の選手あれば、行ってこわがらなくてもいいと顔を撫でさせ

北に選手の希望の音楽があれば、つまらないからやめろといい顔を撫でさす・・


     



だめじゃんと思うでしょ
ところがですよ

思い出してみてほしい


一部の選手たちがこのモロ味のモロモロしいモロプロを非常によく踊ったことを!

この数年間でも荒川静香、高橋大輔、安藤美姫、と言ったら代表作はモロプロ
ちょっと懐かしいところまでさかのぼっても、クワンやヤグディンがいるし
ボーン&クラーツもそうだし、他にもたくさんモロプロを素晴らしい作品にした選手たちがいる


みんな最後の最後の味付けは自分でした人たち
その最後の関門を突破すれば、素晴らしい演技になることは間違いない
それがモロプロ


名前がコールされて、リンクに立つ時に自分の味をモロ味に加えられるかどうか


昨シーズン、成績的には世界でもトップレベルと言っていいぐらいの活躍をした織田
だけど残念ながらモロゾフのフリーを自分のものにして滑れたことは一度もなかったように感じた
みんなあの味に勝つにはちょっと時間がかかった
織田も今シーズンの終盤までは悪戦苦闘するかもしれない

自分との戦いのほかに、モロ味との戦いも加わるけど、モロナリの真価を見せてくれることを期待している

頑張れモロナリ



   バナナ味がいいよおおお!!!