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ニコマスで活動していたお話 動画投稿編5

2011-09-15 20:52:45 | アイマス・ニコマス
 ニコニコ動画に投稿していたアイドルマスター動画を振り返ってみるこのコーナー。

 前回の四作目の後、三ヵ月以上のブランクを置いて投稿した五作目がこちら。


わんたP 高木順一朗社長追悼




 これは、アイドルマスターで初代765プロダクション社長を務められた、高木順一朗 氏に声を当てられた声優さん、徳丸完 氏の訃報を読んで、居ても立ってもいられず、衝動的に作った動画です。
 珍しくタイトルに何の捻りもない所に、当時の動揺の大きさが現れてしまいました。

 大好きな声優さんで、アイドルマスターの新作キャストから外れてみえましたが、また何かの絡みで出演される日を楽しみにしていましたのにとんだことになり、何も手に付かず、ただただ即興で動画をもくもくと作って投稿、そして翌日の東日本大震災が追い討ちになり、目の先が真っ暗の日々がそれ以後しばらく続きました。



 ところで、今作は実は、密かにそれまでの悲願を達成した構成でもありました。

 私は自分のノベルスマスター動画に於いて、元音楽家として当然シナリオと音楽の関係にはこだわりを持っておりました。
 昔のノベマスで、BGMがリピートされる時に違和感のある動画がちらほらありましたよね? 曲だけフェイドアウトして、また何事も無かったように再生が始まるシーン。あれ、どうしても私はダメなんですよ。なので、自分の作品ではリピートを使わずに済む作りにする事は、デビュー作以来ずっと心がけていました。

 そして、BGMは歌劇のように使いたかったのです。
 場面が盛り上がれば音楽も盛り上がり、悲しい展開では音楽も短調を奏でる。心臓が高鳴っていく展開では音楽もクレッシェンドして行き、ショックを受ける場面ではアタックの効いた音が現れる(効果音ではなく)。

 つまり、シナリオの表情と、音楽の表情を同時進行させるわけです。
 さすがに場面転換をする場合は、オペラでも次の曲へ進むわけですが、場面が変わらないシナリオならば、曲は一曲で使うのが理想でした。

 そう、初めて『一曲のみで構成されたノベマス』になったのが、この五作目だったのです。



 また、シナリオの抑揚のテンポは、音楽と一致するべきだという持論もありました。

 つまり、音楽がまだ盛り上がっていないのにシナリオが次の展開に移るのはシナリオの流れが性急であり、シナリオがまったりしたままなのに曲が高揚してくる場面はシナリオのテンションが間延びしている、と言う理論です。

 音楽に於いても、文章に於いても、それは表現として聴く者、読む者に対して自然な流れとして感じさせなければなりません。そこで、過去の大音楽家が書かれた楽曲のテンションの流れに、素人の私が書くシナリオを合わせるべきだと考えたわけです。この手法は、この作品以降も取り入れています。

 長調、短調、クレッシェンド、ディミニエンド、そういった曲想の変化を細々とチェックしながら、シナリオがそれに見合わない箇所は積極的に書き換える様になったのです。


 再生時間が短いのもあり、この回は開始から終了まで、一貫した流れに出来ました。悔いはないです。



 また、多くの視聴者の方々が、徳丸 氏に花を手向けて下さるが如く、徳丸さんへのメッセージをぽつり、ぽつりとコメントとして残していって下さり、私はまた改めて頬を濡らした作品でございました。本当に、感謝に堪えません。




 そして、また何人ものニコマスP達が、私と同様、追悼動画を投稿されました。


サテライトP 【徳丸完様】二人の社長【追悼動画】


765_16P 徳丸さん、ありがとうございました!!


ディアボロP 【アイドルマスター】 徳丸完さん追悼動画




 同志達にも、心からありがとうを。




 ちなみに、この五作目が初の四桁再生、しかもいきなり三千台という事で、自分ではかなり驚きました。
 徳丸さん、愛されてるんだなぁ…………と感慨深かったです。


 改めて、御冥福をお祈りせずには居られません――――――





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