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中途半端な知識で適当ぶっこく無法地帯へようこそ( ^-^)ノ

迫り来る車、運転席は無人だった!?

2011-09-15 00:07:40 | 
 ……という事件を、大昔に二回目撃しました。

 運転席に誰も乗っていないのに、車が動く。
 つまり、制御不能なわけで、深刻な事故に発展しかねない大変危ない状況です。幸い、どちらもケガ人は出ませんでした。



 まず、一回目。

 場所は小学校の敷地内、体育館横の駐車場。その日は、そこの運動場で市民運動会が行われていました。

 私はその運動会で演奏をする役でしたが、時間が空いた為、体育館前のスロープ(壁側が高く、運動場側が低い)駐車場に停めた車の中で休んでいました。人手が多いので、車も満車。私は準備の段階から現地に居た為、空いている間に車を停められましたが、後は父兄の方々が代わる代わる停めてみえました。

 私の車の隣りは、無人の軽自動車でした。昔の規格ですから、ボディは小さく窓が大きい、車内が丸見えのタイプ。誰も乗っていないのは、ずっと知っていました。


 ――――それが突然、「ガタン!」と音がしたかと思うと、ゆっくり運動場に向かって走り出すではありませんか!!

 運動会ですから、周りは小さな子供さんだらけです。
 目の前の運動場には、競技を終えて一息つく子供、ママを探している子供、友達とキャッキャ笑っている子供、子供、また子供…………。

 そこへ、誰も乗っていない車がガタン、ゆらぁ~り、するする~~…………初速こそ遅いですが、短いとはいえスロープですからだんだん加速します。ブレーキを踏む人が誰も乗っていないのは、子供の目にも明らかです!!


 わーーー!! きゃーーー!! ママーーー!!!


 逃げ惑う子供たち。花火が開いた様に散り広がる叫び声。間近の子は顔面蒼白で突然競技を再開させられ、私は漫画のごとく顎を落として指一つ動かせずに視線を射抜く!!

 幸い、運動場に入ってしまう前に大木に遮られ、子供を轢くこともなく、車も変形を免れ、どしんと鳴った後にはどこも普段と変わらぬ日常の運動会風景が戻りました。


 御明察の通り、サイドブレーキが突然解除されてしまった為に、重力に従い自走してしまった事件。

 これは、サイドブレーキをちゃんとしっかり引いておけば起こらなかった事件かもしれませんし、或いは部品自体に問題があったのかもしれません。レンジを『P』に入れておけばまず起こらなかったでしょう。
 子供さんで賑わう場所という事で、より万全を期すならば、ハンドルを切った状態で駐車しておけば、子供の方へは近づかなかったでしょう。

 もちろん、隣りの車に当たってしまいますが、子供さんを轢いてしまう事を考えれば、塗装板金代ぐらい……。


 また、これは運動会シーズン(すなわち、秋ですね)で、さらに寒冷地でない岐阜市内だから注意が行かなかったのかもしれません。
 寒冷地の冬ですと、サイドブレーキを引きすぎたり、レンジを『P』に入れたまま長時間放置すると、凍結して戻らなくなるケースがある為、『N』レンジのまま、サイドブレーキも軽めにしか引かなかったりします。(ワイパーも寒冷地では凍りつくので上げてしまう習慣が強いです)

 こういった地方ですと、皆さんよくお分かりですので、ハンドルを切ってエンジンを切る方が多いんですよね。

「もし、うっかり走り出しても最悪の事態を回避する」

 この『保険』が重大事故を回避する場面は少なくないのかもしれませんね。


 ちなみに、今回の事件とは関係ないですが、信号の右折待ち、ありますよね。
 交通量が多くて、自分が右折したくても直進車が途切れない、そんな時に交差点真ん中近くで停止してますよね?

 あの場合は、逆にハンドルがまっすぐの状態で待つのがセオリーです。
 曲がりかけて止まって待っている間に、自分の後続車が突っ込んで来たらどういう挙動になるか。

 ハンドルが右向いていれば、オカマ掘られて右前に押し出され、対向直進車が回避不可能のまま高速度で衝突(しかもオフセット衝突)し、甚大な被害を受けられるでしょう。これは相手に取っても全く酷い災難です。しかもお互い死亡する可能性は結構高いシチュエーションですね。







 さて、そしてこれも大昔に遭遇した二回目の事件。

 こちらはコンビニ敷地内の駐車場、平地です。
 運転していた親御さんは店内へ買い物に行き、助手席の子供さんだけが車中に残されていました。


 私はその時、その車の後ろの方~~に停まって休憩していました。時刻は夜です。

 後ろがピカッと光ったと思ったら、滑るようにすす~~~っとこちらへ近づいてくるんですね。
 おかしいな、誰も運転席に居ないのにと思って警戒しますと、光が消えて今度は前へすすす~~~っ。

 またピカッ、後ろへすす~~~っ、消えて、前へすすす~~~っ。


 どうも、助手席の子供(まだ小学校中学年ぐらい?)が親の運転を見て覚え、自分で助手席からシフトレバーを操作していたようです。『R』に入れたり、『D』に入れたり面白がって動かしていたのでしょう。しかし、助手席からですのでもちろんブレーキペダルは踏めません。咄嗟の場合にサイドブレーキを引く知識もあったかどうか怪しいでしょう。

 これも、この時は誰にもどこにも接触せずに事無きを得ましたが、違う日にはどうなったか、想像だに恐ろしいです。

 もう、操作が出来そうな年齢になったら、子供さんをエンジンかかったままの車中に残さない。(眠っている場合は難しいと思いますので、エンジンを切っておく)サイドブレーキ(フットペダルタイプが理想)をしっかりかけておく。してはいけない、それは危ないと丁寧に普段からきつく言い聞かせておく。

 対処のしようはいろいろありますが、それも全て、事が起こってしまう前にしなければなりません!!





 もし、あなたのお子さんが、そんな車に轢かれてしまったら――――――あなたは、何を考えますか?








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