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運命の神様は悪戯を楽しむ!?

2012-04-27 20:16:21 | 思考の散歩
 今日、お話する事は、随分前に書かせて頂いた考え方と同じなのですが、実際に今日の夕方に起こった出来事が例として打ってつけだと思いますので、地図を御覧頂きながら現場を御想像下さい(^-^;)






 場所はこちら、岐阜県庁よりちょーっと東にあります、岐阜県美術館のそばです。

 ちょいと用事で車を走らせておりまして、いつも通る道が時間的に混んでいるなと思い、普段余り使わないルートを選びました。





 [A]を走っています。最終的に[B]方向へ行きたいので、どこかで環状線に出なければなりません。

 普段使わないルートなので、特にここで曲がりたいという拘りはありませんでした。





 地図では分かりにくいですが、道の実際の広さとしてはだいたいの車が[C]方向へ曲がることになります。

 特に逆らう事も無く、自分もそちらへ左折。ところが正面の環状線には中央分離帯が見えます。

 そのまままっすぐ環状線に出てしまっては逆方向へ出る羽目になりますので、遠くを見ながら「それじゃ、[D]で曲がろう」と、見当をつけて右折します。


 しかし、[D]も中央分離帯に突き当たってしまいますので、左折せずさらに北進しました。





 んじゃここで曲がるか、という信号が赤だったので、混雑にウンザリしながら歩行者の動向を、見るともなく見ていたんです。

 するとその信号に歩いて近付くおばあさんが、[E]地点で折り畳み傘(日傘と思われる)を落とされたんです。

 袋をいくつかお持ちだったので、そこから傘が抜け落ちても気が付かれなかったのでしょう。


 私も凝視していたわけでもないので自信は無かったのですが、「奥さん! それ落とされませんでした?」と大声で呼んでみましたら、やはりその方の傘で間違い無かったようでした。


 お互いニヤニヤとアイコンタクトを交わして、そのまま私は[F]の通り、環状線で帰途に就いたわけなのですが、「これは凄い偶然だったな」と、運命じみた感覚を覚えたのです。





 いつも通りのルートは、この[G]です。いつもならば[E]は通らないわけですよね。

 そして、なんとなく気分的に通過しましたが、本当は手前に[H]というルートが存在しました。ここで曲がれば、環状線を北上出来るので曲がっても良かったんです。むしろ、流れとしてはここで曲がった方が自然なはずだと思います。通過したのは、『ほんの気分』でしかありません。


 そして、実は[C]の時点で少し迷って、まごついていました。タイムロスがちょこっとあったんですね。

 しかし、[E]の時点で私の車は先頭から二台目。タイムロスが無ければ、とっくに曲がっていますので、おばあさんが傘を落とされた頃には[F]の信号で止まっているか、もしくは目的の環状線に合流出来ていたと思われます。



 たったひとつ、この中でひとつだけボタンを掛け違えば、おばあさんの傘はそのまま持ち主に拾われる事は無かったことでしょう。運良く手にする事が出来たとしても、それは家に帰られてからもう一度道を辿られた場合のみ、或いは翌日現場を通ってまだそこにあったら、そしてそれに気付いたら、というかなり限定的な条件となります。



 つまり、私がたまたま[A]のルートを珍しく選んだのも、[C]で曲がった末にまごついたのも、[H]を気分的にスルーしたのも、運命の神様が気まぐれで私にその瞬間[E]で信号待ちをさせるために仕組んだシナリオだったのだ、と考えますと、なんだかうそ寒くなるやら、感動を覚えるやら、なにやら壮大な仕組みの一端を垣間見た心地になったわけです。




 皆さんも、こんな事ってありませんか?




 くすっ、と満足気に吹き出す声が聴こえたら、きっとその主は運命の神様でありましょうぞ^^





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