TBS放送のコント王者決定戦「キングオブコント2018」は初出場のハナコが優勝した。
得点をつけて順位を決める番組だから仕方ないが「ファイナル進出しなかったから」「優勝できなかったから」面白くない、ってことは全くなかった。
それぞれのコンビに多種多様な笑いがある。
番組全体をひとつのお笑いライブとすれば、笑いに緩急をつけた素晴らしいエンターテイメントになっていると思う。
メタルのライブでもヘヴィで疾走するゴリゴリな曲ばかりでは面白くないのと同じだ。
一番面白かったのが得点通り、チョコレートプラネットの「誰だ？どこだ？何なんだ？教えろ！」
他では、わらふぢなるお「コンビニ」、さらば青春の光「予備校」、マヂカルラブリー「ループ」等が面白く、点数は低かったがGAGの居酒屋ネタも好きだった。
さらば青春の光は2012年初出場で決勝に進出し、以降は2018年までの7年間で6回の決勝進出・・・これは凄い！
今回も「これまでで一番いいネタを2本用意しました」と自信を覗かせていたが、1本しか披露できなかった。
ファイナリストのネタ3本が期待外れだっただけに、安定した「さら青」の2本目を観たかった気がする。
残念ながら優勝したハナコは1本目も2本目もあまり笑えなかった。
自分のセンスのなさに愕然とした（笑）
最近はめっきりテレビを観ないせいか？はたまた年のせいか？お笑いの情報に疎いのです。
ま、お笑い自体は好きなので、YouTubeで拾ってきた動画を擦り切れる位(レコードじゃないですが)観て、笑いが枯れるまでまたりしてます。
どうしょうもないのですが、笑いのツボって皆さん違う訳でして・・・自分のツボった動画をカミさんに幾ら観せても「いや、そこじゃ無いのよね〜〜！」と、一蹴されとります。（他にも色々・笑）
偶に腹の底から笑うって、心身共に必要な事かも知れません。
独身の頃はかなり意識しました。
ラーメンと同じでお笑いの好みも個々によって様々(例えが小っちゃいかな！？)。
得点をつける審査員も難しいものです。
今回、上位に入ったコンビは「笑う準備をしてる観客」に流されず、本当に面白いネタを追求して欲しいです。