つながる

切手は結構いろんな趣味とリンクするのかもしれない。

鉄道、自動車、スポーツ、動物、読書、映画、漫画・・・。

私に関して言えば、恐竜、鉱物、文学。

切手収集は廃れた、と言われている。昔の記念切手が額面割れしたりしてるし。しかし、

昔ながらのコアな切手ファンというのは、案外たくさんいるのかもしれない。

初日印を集めたり、戦前の切手をリコンストラクション（シートを再現する）したり、

戦前切手を収集したり。国別で現在までの切手をコンプリートしたり。

王道とも言える集め方をしてる人達には、なぜか私は尊敬の念を感じる。

自分の収集方法に首尾一貫性が乏しいからかもしれない。



最近では「切手女子」と呼ばれる人々が増えてきているらしい。

「切手女子」とは、

「かわいい切手を集め、それを手紙や葉書に貼って実際に使用する」（※ネット調べ）

のだそうだ。健全な切手愛好ではないか。

となると私は「切手女子」ではない。

「面白いと思う切手を無秩序に集め、死蔵する」

からである。死蔵である。まあ、楽しいからいいや。



切手を集めていると、普段では決して目にする事のない国々の名前に出会ったりする。

国民所得の低い小さな国々が切手で外貨を稼いだりするからである。

そうした、日常では決して知る事の無かった国々を新しく知り、興味を持つ事ができる

というのも、切手の楽しみの一つだろうなあと感じるわけだ。


思わぬ所で別の趣味と切手のトピックがつながったり、

切手を探しに行って大先輩の収集家にお話を聞く機会を得たり、

知らなかった国についての知識を得たり、

いろんな事と切手はつながる。