中野ブロードウェイの地下に、とっても素敵なカフェがある。
色の洪水、というよりも、「色の共存」である。
赤と黄色が仲良く同居。
紫とピンクが寄り添っている。
黄色と緑が肩を組んで。
そして金と銀がみんなを優しく見守っている。
そんな色達の共存、ユートピアの空間が、「カフェ ペロリンガ」である。
こんなにたくさんの色に囲まれていても、落ち着かないどころか、とっても落ち着く。
色とりどりの素敵な家具や雑貨は、オーナーさんが集めたもの。
どれも喧嘩せずに仲良く共存しているのが素敵なのである。
この席に座って、カラフルなソーダを飲んでいると、穏やかな気分になってくる。
真っ白な熊が見守ってくれている。
こちらの名物、「ペロタン」こと、美味しいチーズケーキである。今日はチョコレート・ペロタンの日であった。
下のタルト部分がビターで、レアチーズケーキ部分は濃厚なチョコレートの香り。大人の味わいである。一口一口、じっくり噛みしめながら、味わう。チーズの酸味とチョコの苦味、そしてその両方が繰り出す奥深い甘みのデュエットが、口いっぱいに広がる。この味、忘れない。
というのも、6月30日でこの空間とはお別れなのである。
オーナーの「のんたす」さんが体調を崩され、お母様の具合も悪いということで、カフェの営業が難しくなってしまったということである。
残念だけど、体が大事。そして家族が大事。介護となるとどうしても介護者が無理をするというケースが多い。昔、私自身も経験したのだけど、自分自身の生活とのバランスを保つのがとても難しいのだ。
のんたすさんには、くれぐれもご自身のお体を大切に、新しい生活を頑張ってください。
空間だけではない。訪れる度、店員さんの笑顔にもとっても元気づけられたのだ。
実は彼女、「けいとのまほうつかい」なのである。いつも素敵な色遣いのファッションと、かわいいヘアアクセサリーをつけてたわけだ。
彼女は、ばあばらさん。「みどろや」というブランドで、毛糸のエクステを手作りされている、アーティストだったのだ。帰る時にお話をして、かわいい名刺とステッカーを頂いた!
ばあばらさんの作品、色遣いが素敵で、とっても好き!! いつか、そういうアクセサリーを身につけてみたいものだ。
中野ブロードウェイに行くたびに楽しみにしていた「カフェ ペロリンガ」。もうこの空間は無くなってしまうけど、のんたすさんは、また違った形でペロリンガの復活を計画されているようである。
気長に、ゆっくり楽しみにしていますから!
さよなら、ペロリンガ!
そして、ありがとう、ペロリンガ!
なんとお店のことだけでなく私のことまで書いていただいて…ありがとうございます!!!
オーナーもまたいつかあのカラフルな家具たちを使って何かやると思うので楽しみに気長に待っていただけると嬉しいです!
またどこかでお会いできますように…(^^)
オーナーさんが何かやってくださるとのこと。楽しみに待っていますよ!
ばあばらさんにも、またいつかお会いしたいです。展示会など、機会があったらお邪魔したいです!!
それでは、またどこかでお会いしましょう!