烏鷺鳩(うろく)

切手・鉱物・文学。好きな事楽しい事についてのブログ

楽しい恐竜グッズの世界 ~その1~

2019-06-08 | 恐竜グッズ


雑貨屋さん、お菓子屋さん、本屋さん、文房具屋さん、スーパー。
インターネットに雑誌。
買い物の際にふと気づくと探しているものがある。そう、恐竜の姿。
「どこかに潜んではいないか」と視線をめぐらせる。
必要なものを探していても、「この商品、恐竜バージョンないかな」と必ず探してしまう。
そんな私がここ最近手に入れたもの、見つけて気に入ったものをご紹介する、新コーナーである。


まずはこちら!




そう、恐竜グッズの王道といえば、「フィギュア」である。
一口にフィギュアといっても色々ある。デフォルメしたデザインの恐竜、特徴だけを捉えたやんわりした雰囲気のフィギュア、最新の研究を反映し忠実にその姿・骨格を再現したフィギュア。
その中でも、こちら、プロトケラトプスとヴェロキラプトルの「格闘恐竜化石」のフィギュアは異彩を放っている。
「神流町恐竜センター」で一つずつ手作業で制作されている。その点も珍しいと思うのだが、これ、化石自体が発見された状態で保存されている、産状化石の一種なのである。その状態を忠実に再現し、一部復元を加えている。
以前、神流町恐竜センターを訪れた際、このフィギュア制作コーナーがガラス越しに見学できたのだ。
こちら、オンラインショップで購入できるのだが、長らく品切れであった。久しぶりにサイトを見てみたら、なんと在庫があったのである。即購入。箱から出してじっくり眺めてみる。





プロトケラトプスがヴェロキラプトルの足を咥えている様子も目を惹くが、椎骨の一つ一つが細かくも美しく表現されており、感動する。



後ろ側も手を抜いていない。腕と脚をよく見ると橈骨と尺骨、頸骨と腓骨もきちんと再現されている。



ヴェロキラプトルの尾椎に注目して頂きたい。長い尾の上下に細長い骨が並んでいるのが分かるだろう。これは椎骨の一つ一つから関節突起が伸長し、それが互いに交差することで堅牢な尾を形成しているのだ(『恐竜学入門』p.186)。デイノニクスなどにも見られる特徴である。

これはどんなに見ても見飽きない位よくできている!それに、この塗装もリアルな感じがしていいじゃないか!


さて、お次は有名なフェヴァリット社の一品。



トリケラトプスのキーホルダーである!ちょっとリアルなデザインに一目惚れ。
取り出して見ると、こんな感じである。



こちら、フィギュアが取り外せるようになっている。土台が付いているからそこにはめるとフィギュアを飾れるようになっているのだ。一粒で二度美味しい!



なかなかかっこいいじゃないか!


続いては食品。まずはハリボーのダイナソーグミである。



こちらはもう何度もリピートしちゃっている一品。右はハリボーを購入したらもらったオリジナルノートである。



かわいらしい恐竜がお目見目。おなじみトリケラトプスにステゴサウルス。アパトサウルスっぽいのに、ティラノサウルスっぽいやつ。プテラノドンもいる。写真には出ていないが、ノドサウルス類っぽいのも出てきた!!これは楽しい。お味はフルーツ味。青リンゴにイチゴ、スイカっぽいあじもあり、レモンにオレンジも。止まらなくなる食感と味である!!

最後にもらい物。



おっとっとの恐竜バージョンである!!こちらはまだもったいなくて食べいないのだが、どうやら野菜の形のおっとっとに恐竜おっとっとが紛れ込んでいるらしい!!こんどじっくりひとつずつ味わい、恐竜を見つけながら楽しみたいと思う。


そういえば、私は恐竜切手収集家なのだけど、切手もある意味恐竜グッズだな、と今更気づいた次第。

これからもこちらのコーナーで、楽しい恐竜グッズをどんどん探してご紹介してみたい。今後も乞うご期待!!



【参考文献】
・『恐竜学入門』 Fastovsky, Weishampel 著、真鍋真 監訳、藤原慎一・松本涼子 訳 (東京化学同人、2015年1月30日)