暴言注意報発令中。
警戒願います。
読者の不愉快な感情を誘発することがあります。

マスコミの使い方

2005-08-29 | 日本と世界
岐阜の市長が佐藤さんの握手を拒んだということがニュースになっている

これについては完全に佐藤さんの作戦勝ちだと思う
市長が自分を応援していないグループに属すことも承知で訪問し
上手に相手の握手拒否を「GET」できたことにより
新聞に大きく取り上げられることになり知名度も向上した

いつも思うのだけど頭の良い人はこういう外野の使い方がすごく上手である
普段の私もだが、ボケーっとしているとあっさりトラップにはまってしまう

握手ってったって

 納得の上での試合とかのフェアプレーには程遠い
 自民党の親分が反発する子分を落選させるために
 落下傘で縁もゆかりもない土地に落ちてきたネーチャンに
 それも小選挙区制で一人しか当選できない土地で


地元の自民党がちがちのオッサンが握手できるなんて思わないじゃん

あたしはどっちに同情する・怒るわけでもなんでもなくて
もうこういうの飽きてるだけっす
コメントするなら
マスコミ連れてってうまく「絵」をとれた彼女のただの作戦勝ちっ!


長野の田中さんの名刺を折った人は、やりすぎだと思った
あれは田中さんの支持と上げ担当管理職の支持を下げた
だけど田中さんが「住民税を払いたいところに払うため」と実際の生活の本拠地ではないところに住民票おいたりとか意味不明の行為を見ていると「?」になる

礼儀とかグループとか仁義とか国際標準とか、たしかに大切
だけど、それだけじゃなくて
その政治家が

 何を考えているか
 何ができるか
 何をしようとしているか


を見極めたい

政治家の選び方2

2005-08-26 | 日本と世界
先日の政治家の選び方

官公庁の会計係(←いいすぎ)にもできる政治

っと追加します

落下傘候補について思うコトなんですが
私は選挙権も被選挙権も以前のエントリの前者の見方をしています
また私には国というのは地域の集合体であると考えています
有事の際、国を守るのは全地域で共同で行わなくてはいけないと思うし
そううやってその責任を果たすのであれば、当然国際関係にも国内政治にも、地域から参加するべきだと考えます

直接民主主義ではなく代議士を選出し間接民主主義をとるのであれば
それこそ
地域での代議士はその地域の代表であり
その地域の意思を国政に持っていく人であるべきだと考えます

2世議員を擁護しているわけでもないし
ましてや造反組と総称される方々をヨイショするわけではありませんが
どうも私には落下傘候補というものにあまり賛同できません

 もちろん保守サイトと呼ばれるブログで意見を拝見したところ
 イギリスの選挙制度と比較しながら
 そのような形態もいいという理論を唱える方もいらっしゃいます


それはそれでそういう意見もあるかもとも思います
しかしながら今回のように党の意志に反する議員の元へ対抗候補を送るための落下傘で候補を擁立というやり方はあまり賛同できません

選挙は国民が国政に参加するとてもよい機会なのに
それを自民党が自党内の結束を強める
あぶりだしのように使用しているように感じてしまいます

 余談ですが
 公約を受けていなければ党からの金銭的機動力的支援もあてにできなく
 またメディアの露出機会も少なくなってしまうようですが
 それでも出馬する人はたいへんな覚悟だと思います
 ホリエモンもどんな公約をかかげているかは興味はあります
 自分でも落下傘はどうのこうのいいながら
 やはり公約が最終的な選択基準になるもかもしれませんけど(^^;

郵政民営化

2005-08-25 | 日本と世界
「公務員は楽だから」=郵政労組を批判-竹中担当相 (時事通信) - goo ニュース

なんか

税金で給与をもらっている公務員
国民に公共サービスを提供するためにはやはりお金が必要で
そのお金をやりくししてサービスを提供してくれているのが公務員
国会議員も大臣も税金で給与をもらい国の為に仕事をしている
そんな本人が「公務員」という言葉にネガティブイメージを与える
そして意図するしないにかかわらず
「楽をしている公務員」
というイメージを流布する
まるで郵政民営化にむけて人々の気持ちを印象操作してるようだ
どんな仕事だって楽なことも厳しいこともあるはずと思うけど
つーか、あんたも公務員じゃん

あ、そういえば、年末ごとに住居を国外に登録すれば住民税を払わなくてもいいみたいな話をどっかの大学で話された方がいたと聞いたことがありますが、竹中さん、あなたじゃなかったでしたっけ(真偽不明)

郵政といっても事業は
郵便事業のほかに郵便貯金や簡易保険、はたまた国債の販売まである
しかしよく議題にのぼるのは郵便事業
民業と比較される(遅い、愛想がないetc)批判される
でも、郵貯やその他のサービスはあまり話題にのぼらないのも不思議な話

日本の国庫は火の車だというけど郵政はまだ黒字らしいし
ちょっとわからないけど、それってこの火の車の国庫に少なくとも負荷はかけてないってことなんだよね?
だれかわかりやすいお話聞かせてください

日本の借金である国債を買い支えているのも国民だったりする日本で
その郵便貯金と国債のあたりも、銀行や証券会社に一任するの?

っつーか、いま、まだ、景気も安定していないときに民営化を推進するメリットは?

さらに言うと、日本各地にちらばるかんぽ施設も悪の権化のように言われるけど
さんざん建設されたのは小泉さんが郵政大臣だった頃では?
(変人と○○と△△の首相の椅子争いの直前だったよーな気が)
小泉さんが郵政大臣だったころには「かんぽ施設大賛成!」だったのでは?

そしてこうやってでてくるマスコミ情報
 大臣のコメントで公務員は楽だから、とか
 どっかの府役所の腐敗とか
郵政事業を民営化したからといってそれが治るのか
もっと反対!賛成!だけじゃなくて国民にわかりやすく説明できる議員はおらんのか

まだ納得できないから私は民営化には賛成できない
もっと学ばなくてはいけないと思う
内容に関してあまり議論が尽くされていないと感じるのは私だけ?
そんな中、印象操作ばかりマスコミから流れてくると
つい身構えてしまう自分がいる

在外投票

2005-08-24 | 日本と世界
欧州で暮らしていたとき、在外投票のチャンスがあった
その街(首都)まで特急で4~5時間かかりある意味旅行と同じ状態だけど
それでも、投票のチャンスが開かれていることが嬉しかった

 3ヶ月以上国外に滞在する人は大使館か領事館に在留届の登録をする。
 その時に同時に選挙台帳への登録もするのだ。
 そして公館投票か郵送の投票が可能となる

しかし現実として在外投票は衆議院も参議院も比例代表選出議員選挙に限られている
また、帰国して(住民登録されて)から3ヶ月は選挙権がない

これからの時代、仕事なり研修なり海外で半年くらいの仕事をする機会はいろいろあると思う

日本は2重国籍を認めていないし
どこにいようが日本人は日本人
海外からでの国政に参加できる機会や
帰国しても国内の引越しのように投票できる機会、
こっちのほうが在留外国人の参政権より先に議論されるべきでは?と考える

川柳と民営化

2005-08-24 | 日常ネタ
今日の面白かった川柳
(シティリビングより)

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「民営化? わたしの結婚 もーええか…」(ニックネーム:くーにゃん)
※結婚法案が否決となり、彼と私は解散に…。イケメンの立候補お待ちしております。

遅ればせながらホワイトバンド

2005-08-23 | 日本と世界
週末、八重洲ブックセンター行ったときにレジ横にあったホワイトバンド
TV見ないんで、新聞ななめ読みの情報とWEBニュースしかソースがないので
こんなけ っ た い な も のがそこまで流行っているのを知りませんでした orz

ほっとけない世界の貧しさ、って 3 0 0 円
有名人もやってる白い腕輪

ドラえもんダイヤルや国際赤十字、ユニセフに足長おじさん基金などの
昔からある地味ーな募金活動をとびこえて広まってるという偽?慈善活動
どうやらヤフオクにも1000円とか出品されてるようですが
(その差額の700円はどこの貧しい人の手に入るのでしょうか)

 誰かの助けになりたい
 なにかできることをしたい
 わけあたえたい

その気持ちは大切なことだと本当に思うし
そんな気持ちがあるから

 電車で席を譲ったり
 落し物を届けたり
 誰かを手伝ったりする

そんな日常のいろんなことをスッコーンと飛び越えて
商用ベースに乗っかった消耗品(アクセサリー)
300円でみんなといっしょに貧困の撲滅
みんなとおそろいのホワイトバンド
キャンペーンの去ったあとはただのゴミですか?

弱者には優しそうですが地球環境には優しくなさそうです

日常の気持や優しさをあたりまえのように表現できず
商業ベースのキャンペーンでちょっと自分を納得

貧困がお金だけで解決されたらだれも苦労しないってのは暴言ですか?

人知れず地味に活動するものは
瞬間的な脚光は浴びないけれど
そういうものこそ。

検証

2005-08-22 | 日本と世界
ちょっと調べ物をしていたらこんなサイトに会いました

関東大震災における虐殺された朝鮮人は何人?

一個人によるできる範囲での検証です

逆に考えてここまでの検証をされない通説が流布されてしまうことが恐ろしい
まず自分で考えることそしてわからなければ調べること
前日のエントリと同じことをなんですが
自分でも努めていきたいと考えます

温暖化?氷河期?

2005-08-21 | 本と雑誌
子供の頃は氷河期が来るといわれていた

 1971年
 …これからの50年間に、人間による汚染の可能性は、6倍から8倍に増加すると見積もられる(中略)混濁度は、現在の4倍になろう。その場合、われわれの計算によると、全球気温は3.5度も下がることになる。数年に亘って地球表面の平均気温がこれほど大きく低下することは、氷河時代への引き金となるのに十分なものだと確信される…
 1971年7月9日号「サイエンス」スティーブン・H・シュナイダー

 1974年
 家の光協会「冷えていく地球」根本順吉(元・気象庁予報官)

 1976年頃
 1968年と比べて1974年は(北極の氷原は)異常に広がっている
 1971年から1972年にかけてのたった1年間に、北極の氷原と氷海が約12%も拡大
 講談社「気象資源」中村政雄

成長してまわりをみわたすとこんな理論が

 1989年
 ネスコ「熱くなる地球」根本順吉

 1990年
 ダイヤモンド社「地球温暖化の時代」スティーブン・H・シュナイダー

 1996年
 北極海の氷も、1978~87年の10年間に約2%減少したことが最近確かめられました
 かもがわ出版「しのびよる地球温暖化」CASA編

だからといってどちらの説も否定しているわけではない
大切なのは
イデオロギーにひっぱられないようにすること
できるだけ自分で考えること
元の情報源=ソースにあたること

ここの情報だってやらせかも知れんよ?

トヨタの前で環境問題を街頭演説する市民団体の
ア イ ド リ ン グ し っ ぱ な し の 車 :-)
と同じレベルで環境を語るのはイヤだって思うし

ビザの話

2005-08-18 | 日本と世界
もう10年近く前のお話

欧州で、中国の工場から品質管理の勉強の為で出張してきた女性の技術者に会った。
週末に何人かでランチをしたとき、彼女は短期滞在ビザで苦労した話をしてくれた。

聞きながら、たぶん、大使館同士のビザの手続きだと思っていたら
一番大変だったのは工場長の承認を得ることだったという。
Invitation Letterを受け入れ先(つまり欧州の会社)から発行してもらうのは問題なかったのに
工場を管理している偉い人からLetter of Recommendationをもらうためにいろいろなものが必要だったというのである。

「何人かの上司に十分なお金を払わなくてはいけないから」

具体的には、出張の可能性がある時点から上司たちに
 なるべく贈り物をしたり
 お金を用意したり
 機嫌をそこねないようにして
彼女の工員としてのPersonal History(履歴)をきれいなもの(直訳:そう表現していた)にしてもらう必要があるとのこと
そしてPersonal Historyは上司や工場長の一存でなんとでもなってしまうものらしい

当時の自分にはかなり驚きの事実だった

今は中国はかなり開けていると言うし
彼女のいた工場が特別だったのかもしれないが
ビザやパスポートを偽造してまで来日する人たちの背景には
こんなものもあるのかもしれない

本物はダレ?

2005-08-17 | 日本と世界
「水曜集会の元慰安婦女性は偽者」 軍事評論家の随筆が波紋

軍事評論家の池萬元(チ・マンウォン)氏が、毎週水曜日、ソウル・鍾路(チョンノ)区の日本大使館前で行われている「水曜集会」に参加している元挺身隊の女性たちに対し”偽者”であると主張し、波紋を広げている。
(以下略)

昨日再放送していたCNNの番組の出演者も(ry
あえて「出演者」と呼ばせていただきたい